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早稲田の町中華「宝美楼」話しは大盛り上がりで長くなる

 話しは長くなる。「町中華で飲ろうぜ」で玉袋筋太郎が粽を食べていた早稲田「宝美楼」に1ヶ月ほど前に行ったら、粽は品切れ。「次に作った時に来るよ」と3個分を前払いした。2週に一度くらいで木曜日に作るそうで、ふだんは作って1時間くらいで完売するそうだ。マメに女将が連絡をくれたのだが、その次の機会は作る大将が病気になったり、その次の機会は僕が用事ができたりして、延び延びになっていた。また今週作ることになったそうで、1ヶ月強経ってから取りに行った。




 行ってみたら老夫婦お二人で切り盛りしているお店。大将がホール係で、調理は女将。手をケガして料理が作れなかったのは大将ではなく女将だった。家族で夜食べるために持ち帰りで粽を受け取った。その後で玉袋筋太郎に倣って瓶ビール。これが俗に言う「大人の633」で大瓶。お通しが出てくるような気の利いたお店ではないので、しばらく瓶ビールをグビグビ。オーダーは、これまた玉袋筋太郎に倣って「ビーフン」。なかなか旨い。先ずはノーマルに、次に辣油をかけて、次に酢をかけて、そして醤油をかけて味変。
 食べ進むうちに女将や大将が話しかけて来た。「町中華で飲ろうぜ」の撮影状況を大将に訊くと「スタッフ人数は5人くらい」「3回撮影に来て、玉袋筋太郎は1回だけ来た」とのこと。「孤独のグルメ」はバス2台仕立てて100人で来るそうだから比較にならない。それが地上波とBSの差だ。しかし制作魂では負けていない。スタッフは粽作りの光景が撮りたかったようだ。1回に60個作るそうだ。スタッフは飲み食いせずに撮るそうだが、玉袋筋太郎が食べ物はスタッフに勧めるそうだ。玉袋筋太郎は持ち上げ上手。さすがの芸人魂で宝美楼の良い部分をアピールしてくれる。それがきっかけで続々とマスコミが来るようになったが、後は断った。ご夫婦はもうどちらかが倒れれば廃業とのこと。末永く連れ添って欲しい。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13061811/


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