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お母さん(130字)


私が3歳の頃、自分で歩くのは嫌だった。
歩くのに飽きたら、「抱っこして」
と、お母さんに、いつも願っていた。
お母さんは、3歳の私に「もう、赤ちゃんじゃ無いのよ」
と、優しく言ってくれた。


五十年経った今、私も母に「赤ちゃんじゃ無いのよ!」
と、想いを込めて、言っている。

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