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あの夏の日(140字の小説)

呑み干したラムネの瓶を太陽にかざすと
紺色に染まる空。
夏の暑い日差しが一瞬薄れ、
清涼をもたらす。
風鈴を思わせるビー玉の音色。
涼しげに、僕の心を癒してくれた
少年の頃の想い出の一コマ

セピア色に染まら無い、
色褪せ無い美しい想い出

その時君と一緒に飲んだ
あのラムネの味を、僕は決して忘れないよ

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