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ゴジラ ー1.0 やっぱりいい!

 昨年11月に映画館に何度も通い、色んな楽しみ方をした、個人的に邦画最高峰の作品が、アマプラで見られるようになりました。

 映画館ではできなかった、巻き戻してリプレイや一時停止して細かい場所のチェックができるようになったので、また違った見方で作品を鑑賞できるのは、とても嬉しい限りです。

 鼻息荒く、まるで現場で一緒に苦労してるみたいに没入(VRゴーグル使用!)していたら、なんとこんな時間(5/5 1:02)に!!
 
 やっべー。今日、なんもしてないや。
 まあ、こんな日もたまにはいいかも。

 と、いう訳で、SF好きで小説もSFが多い八神夜宵の考察(感想)です!

 


        ※※※ ここからネタバレあり ※※※

① 子役

 今回、映画館で聞き取れなかった子役のセリフを完全に聞くことができました。泣きの演技とか、あんな幼い(撮影時、2歳のようです)のにすごいなーとは思ってたんですが、セリフも完璧でしたね。

 神木さん、浜辺さんとの絡みも、安藤サクラさんとの絡みも、完璧にこなしてますよ、この子。

 永谷咲笑(ながたに さえ)さん、という役者さんです。
 将来が、本当に楽しみ。

 周囲の役者さん(移ってないスタッフさんも)が、裏で膨大なコミュニケーション取ったんだと思いますよ。2歳児にあそこまでの演技させるためには、相当量、信頼度稼ぐ必要があったと思います。

② ゴジラの熱線
 
 背びれが尾の方から、ズゴン、ズゴンと飛び出て来て、全部飛び出たら、撃鉄が落ちるようにカシャっと引き込まれ、ゴジラがスーッと息を吸って、吐き出す。

 この、プロセスがいい。
 銀座のシーンなんか、今日だけで20回くらい観た。
 「熱線」と言いつつ、実は「光弾」なんですよね、あれ。エネルギーが膨大だから、彗星の尾のような「線」に見えるんだと思いました。

 これ考えた人、天才だわ。

③ 局地戦闘機「震電」
 
 「戦後のどさくさで」残っていた、当時日本軍の最新兵器。
 まあ普通に考えて、軍関係者がそれこそ「戦後のどさくさ」でどこかに売り飛ばしでそうなもんですが、そこは映画なんで、きちんと残ってます。

 で、燃料タンクと機銃2門落として、25番と50番の爆弾積み込んだ上に、脱出装置まで組み込みました。

 減らした
 タンク・・・500kg 30mm機銃・・・2門で140kg
 
 増やした
 50番爆弾・・・約500kg、25番爆弾・・・約250kg
 脱出装置(同時期米軍のもの)・・・300kg
 
 単純計算ですが、重量が400kg以上増えてます。おそらく、まともには飛び上がれません。

 さらに、25番は機体の中心線ではなく、右側(操縦席から見て)にオフセットしてありますから、バランスはめちゃくちゃ。

 そして何より、震電は「エンデ型前翼機」です。敷島が乗っていた零戦とは、操縦ニュアンスが全然、違います。
 おそらく、機種転換訓練を半年は行わないとダメなくらい全然違います。

 そもそも震電は高高空戦闘に特化して作られてるので、作中の高度での操縦は、かなり繊細なタッチを必要としたはずです。

 敷島はぶっつけ本番で乗りこなしてます。
 神です。
 整備の橘さん達も神ですが。

 私は映画にこの機体を選んだ方の、浪漫に、強く感謝したい。
 震電はジオン軍にとってのゲルググに等しい存在。
 曰く「ロールアウトがあと少し早ければ、戦局は変わっていた」
 はずの戦闘機。
 
 米軍のBシリーズには、悪魔のような存在になるはずだった。
 もしかしたら、東京大空襲も、広島や長崎の悲劇も、防げたかも知れない。

 でも、そうはならなかった。
 その機体に、脚光を浴びせて、現代に蘇らせてくれた。 
 (タミヤ模型のプラモがバカ売れした)

 ありがとう!

④ その他
 海神(わだつみ)作戦のこととか、作戦に従事した元海軍の方々、民間企業の方々にも、語り尽くせぬ思いはあるんですが、長くなったので今日はこの辺で終わりにします。

 もしかしたら、いつか続き書くかも。

 それでは今日はこの辺で。
 じゃわっとさんばばん!


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