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志望動機は聞きません!採用担当者として面接で意識していること。

こんにちは。リブセンスのやがわんです。

就職活動、転職活動の両方を経験してきました。
どちらも振り返ってみると、各企業の志望動機をエントリーシートの提出、または1次面接までにノートに何度も書き直しながら作った記憶が思い出されます。

現在はリブセンスで採用担当として面接をする機会があるのですが、私の面接では基本、志望動機は聞きません。

面接は企業側、面接を受ける側の両者にとって、ミスマッチがないか確認する場だと考えているからです。

現在、志望動機を聞かない企業様が増えてきたように思います。
この質問をする・しないの背景は様々な意見があると思いますが、今回は、やがわん個人の理由や意見を書きます。

まず、面接は限られた時間です。その人の中身を知るために1分1秒使いたいです。

そのために、あえてしない質問を決めています。それはwillを聞くこと。

「将来、どんなことをしたいですか?」
「リブセンスで、何がしたいですか?」

新卒、第二新卒の面接では基本聞かないです。
社会という舞台をこれから知っていくという状況の中で、判断材料なしでそのような質問をするのは、あまりにも酷な質問だと思っているから。
(一方で豊富なキャリアを経験されてきた方には必ずお伺いしています。それがリブセンスで叶う場なのかを確認するためです。)

これを意識している理由は将来やりたいことは、(自分の能力関係なく)無限に出てきそうだから。

それよりも過去、いつ、どういう時に、どんな意思決定をしてきたのか、なぜその意思決定をしたのか。その時に感じた感情や価値観を知りたいです。

その人にとって、「働く意味」「働くことを通じて実現したいこと」「活躍する環境」を過去の体験から紐解きます。

十人十色という言葉があるように、一人ひとり個性があるわけで、そのオリジナルな個性は過去の実体験から出来上がっているわけです。
その延長線上にwillがあると考えているので、それであれば過去の実体験からその人の中身を知った方がより理解が深まると考えています。

なので私の面接は自己紹介メインに話を進めます。
また最近、面接中に会社と求人の説明もするようにしました。

相手のことを知らない状況で「さあ、話しましょう!」と言われても、何話せば良いのか分からないですし、困ってしまいますよね(笑)

面接は、ただ選考するための時間ではなく相互理解のための時間だと思っているので、「私のこと」「会社のこと」「仕事のこと」の3つははじめにお話することにしています。

この行動をする背景として、志望度を高める責任は会社側にあると考えているからです。

本来であれば、会社からのメッセージを何らかの経由で受け取った人が「この会社、私のことを求めている!」と思ってエントリーしてもらうことが美しい採用の形だと考えています。
そのために採用広報というポジションが存在するわけです。

現在はリブセンスの採用広報担当として活動をしているので、一つの成功パターンとしてこのような採用が出来る状態を目指したいと思っています。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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