見出し画像

【0009】〇〇(駅)ダッシュ。

〇〇駅ダッシュという言葉、ご存じでしょうか。電車の乗換駅、特に大きなターミナル駅で、乗ってきた電車を下りてから、乗り換える電車のホームまで走ることを呼ぶようです。私の行動範囲では、北千住ダッシュ、新越谷ダッシュ(南越谷ダッシュ)といった辺りがあります。あと新松戸駅も、場合によってはダッシュがありそうな気がします。

北千住ダッシュは比較的短距離、いや乗り換える路線によっては中距離になるかもしれません。新越谷ダッシュは長距離ですし階段があるので過酷ですね。いや北千住駅も地下から3階までとか駆け上る場合には、それなりというか、かなり過酷そうです。

大手町駅は乗り換えの距離が長いのでダッシュというよりは早歩きしている方が多い気がします。実際「大手町ダッシュ」、「大手町駅ダッシュ」で検索したら、それらしいものはヒットしませんでした。大手町から東京駅までの徒歩移動の紹介はありました。もっとも終電間際だとダッシュすることもあるのかもしれません。夜の空いている連絡通路を疾走する、格好良いのか悪いのか。一杯というかいっぱい(沢山)飲んだあとのダッシュだと、たとえ電車に間に合ったとしても酔いが回って気持ち悪くなりそうです。

このところ朝の通勤通学時間帯のラッシュアワーが戻ってきた感じがします。COVID-19対応での遠隔勤務や時差通勤などがなくなって、今まで通りの日常に戻ったのは悪くないことだと思います。それとともに、特に朝の時間帯の人々、特に通勤の方の忙しさも戻ってきたというか、何となくこれまで以上という感じもしています。

北千住駅の地下鉄千代田線と、東武線や地下鉄日比谷線の間の連絡通路は駅の南側と北側にあります。北側の通路は中央に柱があり道路でいうところの中央分離帯のようになっています。通路が広いこともあってか、左側通行がしっかりと守られています。またあまり走っている方は見かけません。

駅の南側の連絡通路はフェンスで仕切られています。もちろん左側通行になっているのですが、朝の時間帯は千代田線方向に向かう方の数が多く、通路幅も狭いこともあってか、追い越し車線よろしく反対側にはみ出して、そして走ってダッシュというか追い越している方も結構、おられます。まぁ交通量が多いので仕方ないのかなぁと思いつつも、反対側も小走りの方も多い訳で、正面衝突しないかとか不安になることがあります。

千代田線ホームに駆け下りて上り列車に乗り遅れまいと駆け込む方が、エスカレーターに向かう人の列とクロスする形になっているのですが、こちらも正面衝突しないか、結構、見ていてヒヤヒヤします。自分もぶつからないように、いつでも急ブレーキが掛けられるように身構えて足早に歩いています。右折車と直進車がぶつからないように、いや右折者と直進者がぶつからないようにという感じですね。

狭い日本、そんなに急いでどこ行くのという交通標語がありましたね。遅刻したって良いじゃないという大らかさというか寛容さは、ポストCOVID-19の新常態にはないのかもしれません。まぁそれが日本人らしいといったところでしょうか。

2023年12月13日(水)記

記事が面白いと思ったら、サポートしていただければ嬉しく思います。 いわゆる投げ銭です。 いただいたサポートは、取材費用として使わせていただきます。