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ウェイン・ショーター私論

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先日惜しくも亡くなったウェイン・ショーターのスタイル、奏法、時代別の音楽について書いてみます。
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ウェイン・ショーター:無重力の世界(原題:Zero Gravity)を観る

 2023年8月25日、存命であれば90歳の誕生日に、ウェインショーターの評伝映画、「無重力の世…

ウェイン・ショーター私論【その5】: まとめ:改めてショーターの演奏スタイルにつ…

 惜しくも先日亡くなったジャズサックス奏者/作編曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)…

ウェイン・ショーター私論【その4】: 集大成としてのカルテット活動(2000-10年代)

 惜しくも先日亡くなったジャズサックス奏者/作編曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)…

ウェイン・ショーター私論【その3補足】:1980-90年代のアドリブソロ

 昨日、その3で80-90年代について書いてみたが、アルバム中心で、ライブのアドリブソロにつ…

ウェイン・ショーター私論【その3】: ソロ活動の本格化(1980-90年代)

 惜しくも先日亡くなったジャズサックス奏者/作編曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)…

ウェイン・ショーター私論【その2】: Weather Reportとその周辺(1970年代) 

 惜しくも先日亡くなったジャズサックス奏者/作編曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)…

ウェイン・ショーター私論【その1】: デビューからマイルスバンドまで(1960年代) 

 惜しくも先日亡くなったジャズサックス奏者/作編曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の演奏スタイルについて、私の思うところを書き始めたら妙に長くなったので、何回かに分けてみたいと思います。文章はまだ最後まで至ってないのだが、オチはどうなることやら。  ウェイン・ショーターは、ジャズ史に残る偉人であり、ジョーヘン同様「スタイリスト」すなわち、非常にユニークな自分のスタイルを確立している人、というポジションなはずなのだが、サックスの演奏スタイルという意味でい