雑記「逆噴射小説大賞に挑戦してみよう」

ダイハードテイルズより、面白そうな企画が出た。逆噴射小説大賞。冒頭400文字で「続きを読みたい」と思わせたら勝ちというルールだ。

面白そう。なにより400文字というところがいい。多分、ネット小説において冒頭400文字で読者を掴めなかったら、それまでなのだろう。特に私のような者は、その事実を直視するべきだ。親切なリアル友人たちと違い、画面の向こうの読者たちは最後まで読んではくれない。「この後面白くなるんだよ! もうちょっと読んでよぅ」と泣いて叫んでも誰にも聞こえないのだ。

企画は10月いっぱいで、一人何本でも出してよい(一日一本)みたいなので、何本か出してみよう。今頭の中で形になりそうなコンセプトは二つ。ラストの完結までプロットを書いて、それの冒頭を投稿する。

目標は四本。週に一本出す。いけるか? 分からん。
だが燃えてきた。

逆噴射さんの文章はいつも私の心に燃料を投下する。胸が熱くなって、わくわくして、やらなきゃという気持ちにさせてくれて、物語を作りだした初めの気持ちを思い出させてくれる。創作は楽しいもので、物語を作ることも、伴う痛みも苦しみも正しいことなのだと教えてくれる。

映画を見るたびに、小説や漫画を読むたびに、好きな音楽を聴くたびに、面白い物語に出会うたびに、「ああ面白かった!」で終わらず、「私もこんな物語を作りたい!」という気持ちが沸き上がる。その気持ちからはどうやっても逃れられない。

逃れられないなら、書くしかないのだ。ほかにやりようはない。

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