雑記「良い悪役のことを考える」

私は悪役が書けない。いつもしょぼい小物になる。私の書く悪役には何が足りないか考えてみた。

強烈な目的意識
もう一人の主人公と言えるほど、達成したい目的がある。主人公と違うのは、それがどんな目的でも良いということ。あの女が欲しい!とか、あいつぶっ殺してやる!とか、大義も正義もいらない

圧倒的な強さ
権力、暴力、とにかく強い。強ければ強いほどいい。ただし主人公が倒すときに説得力がいるので、強すぎると難しくなる。

悪さ
悪い奴。死にかけの老人に唾を吐き、女子供を踏みにじる。もう片方の正義とか、そんなことを考えることのできない圧倒的な嫌な奴。こいつが死んだとき、可哀そうとか一切思われないようなやつ。反省とかしないし、主人公が手を差し伸べてきても絶対に裏切ってくる。


悪さが足りないなぁ。完全な悪人を書けない……。うーん。


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