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映画の話『交換ウソ日記』

予定がポッカリ空いた日が、映画の会員デーでして。 滅多にあたらないチャンスなので、絶対何か観よう!と思って、上映スケジュールを調べて。 はい。決定。 私の疲れた心は今、青春ラブストーリーを欲している。 というわけで、観てまいりました。 『交換ウソ日記』 ネタバレが入りますので、観る予定がある人は、読まないでくださいね。 ストーリーは王道です。 ある日、移動教室の机の中に、自分宛だと「思われる」告白のメッセージを受け取る主人公の女の子、桜田ひよりちゃん。 自分へのものだ

    • 映画の話『怪物』

      何とも言えない好みの空気を醸し出すドラマ脚本家を調べると坂元裕二さんであることが多くて。 キャラクターごとに話し方とか、間合いとか、動きの速さとか、いろんなところに面白かったり、哀しかったりの感情を呼び起こされて、その世界観にハマってしまうものを作ってくれる。 そんなわけで。 カンヌで受賞したこともありますし。 観てまいりました。 『怪物』 ネタバレが入るかと思いますので、これから観る方は読まないでまず映画館にいってらっしゃい! おおまかな感想としては、 是枝監督×坂元

      • 映画の話『わたしの幸せな結婚』

        観ようとは思っていたけれど、「大丈夫かなぁ・・・」という不安もあった。 結論。 「もう一回観たい」 というわけで。 観てまいりました『わたしの幸せな結婚』 スノ担ではない大人が観て楽しいかどうかはさておき。 明治大正あたりかな?を思わせる時代背景。 封印を解かれた異形の者と戦う異能といわれる能力者。 政略結婚という形で出会った冷酷無慈悲と噂される異能の力を持つ軍人と不遇な運命を歩んできた孤独なヒロイン。 次第に本気で惹かれあう二人を待ち受けるのは・・・ みたいな設定が好み

        • 映画の話『エゴイスト』

          鈴木亮平、宮沢氷魚のラブストーリーと聞き、公式サイトを見た時の「!!!」という気持ち。 で。 観てまいりました。 鈴木亮平は、ほんとすごいね。 という気持ちがまず第一の感想。 この体格、このお顔立ちで、この役をあんな風に演じられると、もう迫力というか、説得力というか。 正直、これがリアルなのかどうかはわからないのだけど。 家の中でひとり歌いながら踊るシーンが、なんだか「踏ん張って生きている人だなぁ」と思ったり。 実家に帰った時の外見も内面も武装しているシーンについても。

        映画の話『交換ウソ日記』

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          映画の話『そして僕は途方に暮れる』

          藤ヶ谷くんが、その撮影の過酷さに、続編の話があっても断りたいという話を何度かテレビで見かけて興味はあった。 その後、「そして僕は途方に暮れる」が、本当に、懐かしい大澤誉志幸のあの『そして僕は途方に暮れる』なのだ、とわかって、「あ、観よう」と思った。 何故だろう。 申し訳ないけれど、特に大澤ファンだったわけではない。 でも、きっと何かある、という期待が生まれたから。 前田のあっちゃんが、藤ヶ谷くんの疲弊ぶりを「小鹿のようにゲッソリしていた」と表していたコメントも見て、ますます

          映画の話『そして僕は途方に暮れる』

          映画の話『ラーゲリより愛を込めて』

          難しいことは書きません。 書けません。 というか、結構かまえて劇場に行ったんですよ。 重くて難しい話なのだろう、と。 友達は「しばらく気持ちが落ちて食欲湧かなかった」 と言っていたので、観ること自体を迷っていました。 結論。 愛の話でした。 戦争の悲惨さを伝える作品は、他にもあると思います。 日本人なら、日本において、 どのように「その日」がやって来て、 「その日」の後をどうやってもがいてきたか・・・ ただ、日本以外で起きていた日本人の戦争、 「終戦」を迎えてもなお

          映画の話『ラーゲリより愛を込めて』

          映画の話『月の満ち欠け』

          アイドル映画じゃなくて、主人公でもなく、 でも重要キャストで、めめが出る。 「これは見なくては」と何ヶ月も公開を待っていました。 主に大泉洋さんとの宣伝活動も、いつも面白くて、 公開の日を指折り数えて待っていました。 結論。 私は好きですよ。 好きですけど、何か大切なものを描き忘れていませんか?と。 ラストのまとめかたが「画」ありき、すぎやしませんか?と。 残念ながら、ほんのあと一歩、 ストーリーとして納得がいかないので、入り込めませんでした。 途中までは、思った以上に

          映画の話『月の満ち欠け』

          ドラマの話2022年夏2

          先日、夏ドラマ感想の途中経過を書きましたが、とりあえず夏クール括りのドラマがすべて終わったと思われるので、追記です。 前回書いた「みなと商事コインランドリー」は、途中、二人の距離が離れてしまう間がちょっと中だるみな感じがして、ちょっとテンションが下がってしまったのですが、最後はハッピーエンドで良かったです。 2人とも、この髪型がいいです。 これまでや、これからの作品の姿を見ますが、最高に似合っているのは今作なのではないかと思ってしまうくらい、自然で素敵でした。 「六本木ク

          ドラマの話2022年夏2

          ドラマの話2022夏

          最近、自分、腐り属性なのではないかという自覚がちらりと芽生えております。 筋肉と筋肉がぶつかり合うような男くさいのは別世界で、あくまでも少女マンガ好きな女子が、きゃぁきゃあ騒ぐ感じの狙いまくった計算ありありなBLドラマにまんまとハマっていくのが快感です。 とはいえ、狙っているのがわかっていても、「いやぁぁぁぁ!」と叫べるものと、「あー。はい。」で終わっちゃう差ってなんでしょうね。 役者さんの視線なんじゃないかなーと思ったりします。 みんな計算してその表情するんでしょうよ、で

          ドラマの話2022夏

          映画の話『今夜、世界からこの恋が消えても』

          ちょっと悩みましたが、やっぱり行っちゃいました。 『今夜、世界からこの恋が消えても』 1人で来ている人は少なかったかな。 でも、集団で来る若者層ではなくて、若者でも二人組の友達同士、カップル、50代くらいの夫婦もいましたね。 結構人は入っていました。 一言感想でまとめると、 「映画館までは行かないけれど、もう何回か観たい」です。 あの大きなスクリーンで見るみっちーと莉子ちゃんの美しさ格別なので、こういうものが好物な人は、是非一度は劇場で。 ネタバレが含まれちゃうと思うので

          映画の話『今夜、世界からこの恋が消えても』

          映画の話『ベイビーブローカー』

          タイトルと予告CMで言っていた「衝撃と感動」から、諸々想像して鑑賞してまいりました。 韓国だし。是枝監督だし。 かなり期待して出かけました。 ネタバレまではいきませんが、観終わった人向けです。 これから観る予定の人は読まない方がよいかと思います。 結論から言うと。 ミステリー要素は無かったです。 あると言えばあるけれど、「だよね。」くらいのものです。 衝撃は受けませんでした。 それよりも、家族とは・・・な話です。 『万引き家族』の方が濃度はあったと思います。 これはこ

          映画の話『ベイビーブローカー』

          映画の話 『流浪の月』

          『流浪の月』を観てきました。 原作ファンであること、横浜流星くんが「あんな役」をどう表現するのかが鑑賞の動機です。 原作を読んでいる、という側からの感想としては。 まずは、 「これ、今だったり、いきなり過去だったりするけれど、読んでいない人、混乱して集中できなくなっていない?」 という点。 逆に、知らないからこそ、繋がった時の「そういうこと!!!」という快楽ポイントもあるかと思うので、逆に「知らずに観たかったかも」とも思います。 次に、 「ああ・・・あそこの場面を入れない

          映画の話 『流浪の月』

          お願い…

          もう、アクロとか贅沢言わないよ。 (ほんとは言いたいけど。) だから、せめて、踊ってくれ。 口パクするにしても、もう少しうまくやっておくれよ。 (ほんとは、もう少し、歌も頑張ってほしいけど。) 楽しみだったんだよ。 今週は、今日を支えに働いたんだよ。 なんだか、どんどん遠くなるなぁ。

          お願い…

          失いたくない気持ち

          ありきたりな話ですが。 自分の中に「推し」ができると、毎日の景色とか、気持ちに色がつく。 ブーン・・・と低空飛行で毎日同じような高さ(低さ?)で進んでいた日々が、上がり下がりしながらも、それは上がる途中での「下がり」な部分なだけで、全体的には右肩上がり。 1日、1週間、1ヶ月、数か月、1年・・・ 「推し」を中心にスケジュールが頭の中で展開され。 そこを目標に、指折り数えながら、それまでの日々が頑張れるし、待っている間のワクワク感でエネルギーが補充されていく。 エンタメって大

          失いたくない気持ち

          2021秋ドラマ 感想

          今更ですが、記録的にも残しておきたいので書いちゃいます。 今回は、クリスマスシーズン前のクールですから、やはり期待は高まっておりました。 途中で離脱したものもいくつかありますが、最終回まで完走しきってなお面白かったと思えたのが「美しい彼」でした。 同時期に、「消えた初恋」という、爽やかBLラブコメがありましたが、 こっちはもう別腹なので。 一日に何度も見返した回もありました。 バレー部最高!みたいな感想もあったり。 それとはまた違って、「美しい彼」は、別方面からのアプ

          2021秋ドラマ 感想

          映画の話『白蛇 縁起』プラスアルファ

          「Hello Hello」と「縁」。 SnowManのこの2曲を聴いて、どっちがインパクトがあったかといえば、「縁」だった。 曲が映像の一部と公開された時、迷わずに「観に行こう」と思った。 ハニレモは、前回も書きましたが、照れやら罪悪感があって、行っていいのかしらと結構悩んだけれど、これは即決だった。 そんなわけで、躊躇なく観てまいりました、『白蛇 縁起』。 白蛇の感想というより、佐久間の感想になっています。 予告で観ていた一部分では、まず何はともあれ、「佐久間だ」のイン

          映画の話『白蛇 縁起』プラスアルファ