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くまの森珈琲~矢巾町で珈琲を~

「矢巾に新しくできた美味しい珈琲があるんだって?」
この言葉を最近よく聞きく。聞かれた時に私は必ず
「はい、くまの森珈琲さんですね。
   とても香りが際立つ珈琲ですよ」
と商品をご紹介します。

5月に新登場した「矢巾ぶれんど」

母と娘の二人三脚


矢巾町白沢 熊野神社のふもとで母娘の二人で起業。
白沢は母の実家で昨年亡くなった祖母が住んでいた。
母は矢巾町では名が知られている??伊藤広子さん。
(やはラヂにも出演し、司会などの仕事もする方です)
娘さんはまだ小さいお子さん2人を子育て中の北村万那さん。

焙煎機に向かう娘の万那さん

衝撃をうけた珈琲


そんな二人がどうして珈琲焙煎を始めたのか?
元々お母さんの広子さんが大の珈琲好きで
推しの珈琲を北海道から定期便で取り寄せるくらいだった。
たまたまその珈琲を飲んだ娘の万那さんが
「こんなに珈琲って美味しいんだ!」
と衝撃を受けた事から始まる。

以前は医療事務の仕事をしていた万那さん。
普段の何気ない母 広子さんとの会話から
「矢巾町に目立った特産品があまりないね~」
「だったら珈琲を作るのはどう?」
”ほっと一息つける” ”幸せを感じてほしい”
  そんな珈琲を矢巾町で!
という思いから焙煎方法を万那さんが学び始める。

行動的な万那さんは、焙煎の勉強を一から始め
東京で開催されるセミナーなどにも参加した。
勉強すればするほど、前に学んだ事がくつがえされ
珈琲は奥が深いと思いしらさせる。
そんな中でも様々な人と出会い刺激を受けた。
八幡平の「ペンションアーベント倶楽部」もそのひとつで
スペシャルティの珈琲の師匠でもある。

自宅の焙煎場の様子

珈琲豆と子育て

焙煎は室温・湿度でいつも通りの味にできなかったりと苦労も多い。
豆が 緑→黄→茶色に変化すると話してくれた。
まるで子供を育てるかのようである。
まだ小さなお子さんを育てながらの起業は大変だろうと容易に想像できる。しかし珈琲焙煎が忙しい子育ての良い気分転換になっているとにこやかな表情で話してくれた。
くまの森珈琲のドリップを飲もうとすると気が付く事がある。
フィルターが大きく、カップにかけやすい。
という事は失敗せずに安心してお湯を注げる!
(他のドリップ珈琲だとこうはいかなく、失敗する経験が多いのは私だけだろうか??)
忙しい時間に少しでも入れやすく美味しい珈琲を‼ というママだからこそのこだわりのフィルターであるとわかった。

大きいカップにも安定してかけれるフィルター

夢は矢巾町のふるさと納税返礼品に


母娘二人三脚で歩み始めた くまの森珈琲
イベントにも出店し始め、目の前で自分が焙煎した珈琲を
沢山の人に今後も飲んでもらいたいと思っている。
また定期的に出店できるようになれば…とも語っていた。

先日のイベントにて。母:広子さんと佐竹アナウンサー



夢は矢巾町のふるさと納税返礼品になること。
また、5月に新ブレンド「矢巾ぶれんど」を発売し
今後は矢巾町らしいブレンドを作る事だという。
夢は近い未来現実になると確信している。

こだわりぬいた豆をみているだけで幸せな気分に


                       文:ほそやまきこ

 

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