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『私達に取材させてください!#3』888Yummy!編

みなさん、こんにちは!カダルスタッフの藤原です。
『私達にインタビューさせてください!』矢巾町100人インタビュー企画の第3弾です。

今回は888Yummy!さんを訪れました。


1.店主・藤原 瑞代さんについて


岩手県盛岡市出身。以前より矢巾町とは縁があり、何度か足を運ぶ機会がありました。飲食店に勤務しており、いずれはご自身の店舗を構えることを目標にしていました。そんな中で、矢巾町の活動交流センター「やはぱーく」でテナント出店者を募集している発見。施設の一角にカフェをオープンしました。


▼瑞代さんにとっての矢巾町

子供の頃からお墓参りに時々訪れていた矢巾町を訪れていた瑞代さん。のどかで静かで、田んぼや畑が広がり自然豊かで、どことなくほっとするようなまちだなという印象を強く持っていたそうです。
今となっては、すっかり『便利なまち』に変わりました。用事が矢巾町だけで済むというコンパクトシティ。教育機関や医療機関が整い、スーパーは選べるほどの店舗の多さ。お目当てのものがなかったとしても、はしごできてしまう。まさに「暮らしやすいまち」だそうです。


2.888Yummy!(ヤミー)について


▼888Yummy!(ヤミー)名前の由来は?

お店を創業するにあたって大切なのが名前決め。どうしようかと一人で考え始めた時、まずは「8」という縁起の良い数字を使いたいなとふっと思った瑞代さん。「8」を紙にぐるぐると書いていたら、888って「ヤハバ」って読めるじゃん!!これは大発見!!
そしてもう一つ加えた店名の「Yummy」yummy(ヤミー)は英語で「おいしい」という意味があります。「この矢巾町で、おいしいを提供するカフェがしたい!」という、店主瑞代さんの思いが強く込められた店名「888Yummy!」はこうして誕生しました。

▼矢巾町活動拠点センター内にカフェを作った理由は?

まずは、カフェ運営において一番のポイントとなりうる「集客」の点で利点があること。公共施設という人が集まる場所に作ることで、施設利用者の目に留まり、実際に利用してもらったり、口コミが広がりやすいという点に魅力を感じたそうです。
さらにコストの面。お店を一軒立てるよりも、公共施設の一角を借りた方が圧倒的にコストを抑えることができるため、初期費用を抑えることができたというメリットもありました。


▼メニュー決めはお客様からの声から

瑞代さんはパンやお菓子作りを得意にしています。創業当時は、これらと飲み物をメインにしてメニューを作ったのですが、「ぜひランチも食べてみたい!」というお客様の声から、メニューの幅を広げました。

レジ横には種類豊富なスイーツが・・・誘惑に負けそうです。


カダルのスタッフ藤原が気になっているのは、金土曜日限定の海鮮丼!矢巾町内のおしゃれなカフェで、本格的な海鮮丼がいただけるなんて・・・!
曜日によってメニューが変わることに注意!Instagramで要チェックです。


取材帰りに、アップルパイとバナナブレットを購入。後日、コーヒーのお供にいただこうかと思ったのですが、無意識でアップルパイに手が・・・あまりの美味しさに、その流れでバナナブレッドまでいただいてしまったのです(笑)もっと買ってくるべきたっだ、と後悔。そのくらい美味しいのです。

アップルパイは5月からリニューアルしました。どうやら、生クリーム+自家製塩キャラメルが足されたそう。これは行かなくては!


3.苦労はもちろんある、でも仕事が嫌になることない


▼たくさんの仲間とつくる「温かい場」

苦労のひとつに集客の問題があります。上記で公共施設の一角だと集客しやすいのではと考えましたが、そもそもやはぱーくを知らない人は、どんな施設であるのか知ることからスタートです。さらに、同店は施設の1階奥の方。かなり人目に付きづらい場所にあります。

そこで、パッと目に付く見た目にするために取り入れたのがのぼり。
窓から見えるようにするために、花巻市にある田舎laboさんにお願いをして、鮮やかな黄色が目を引くのぼりをかけました。

↓田舎laboさんHP


さらに店内で目を引くのが、黒板や手書きのボード。
やはぱーくの大きな黒板。ここに描かれている絵と数字は瑞代さんの友人が、そしてメッセージは瑞代さんが描いているという、共同作品です。絵を描いてくれている友人は、元はと言えば「友達の友達」。今は黒板の絵を描いたり、店内での小物販売コーナーに作品を出してくれたりしているのだそうです。

この場から広がる仲間のつながりや温かさが、店内の至る所から伝わってきますね。

ヤミーさんの情報が大きな黒板いっぱい、色鮮やかに溢れています。
店前のボード。メニューが可愛らしく手書きで書かれています。


▼お店を気にかけ、言葉で伝えてくれる人のありがたさ

お客さんとのコミュニケーションを積極的に取っている瑞代さん。店内をこうすればもっと利用がしやすい、メニューでこんなものを食べてみたい・・・お客さんの「あったらいいな」の声は聞き逃しません。

そして、人に恵まれていると実感しているようです。仕事関係で付き合いのある人は、元同店のお客さんであった人もいらしゃいます。人が人を連れてきてくれる。人との繋がりを大切にし、さらに新しい出会いを求めて、イベント出店にも積極的に参加しています。

4.スタッフ・橋本さんについて


スタッフの橋本さんは、同店の創業当時からのオープニングスタッフです。オープンから約4年半、瑞代さんと共に同店の発展に携わってきました。

▼888Yummy!との出会い

子どもの進学をきっかけに矢巾町に生活拠点を移した橋本さん。そんな中で、同店のスタッフ募集の求人を見つけます。飲食店は全く未経験でありましたが、新しい職種へチャレンジすることを決意しました。

▼日々の仕事で心がけていること
上記にあるとおり飲食店は未経験。お客さんに見られているという緊張感、特にも気をつけることは衛生面。美味しく安全に口にするものを提供する必要があります。家での家事とは別物であることに細心の注意を払って、日々の仕事に取り組んでいるようです。


瑞代さんは、いっそうオシャレな店づくりをしていきたいと語ります。888Yummy!オリジナルの商品づくりにもチャレンジしていきたいそう。
近辺には岩手医科大学や不来方高等学校があり、ぜひとも学生さんや若い層のお客さんがいらしてくれたら嬉しいとのことでした。

矢巾町の中心部にある施設「やはぱーく」内のカフェ888Yummy!
美味しい飲み物や地元の食材を積極的に取り入れたメニューを提供し、ほっと一息つくことができる居場所を提供してくれる場所。お客さんとのコミュニケーションを大切にするスタッフがいる、心温まるカフェにみなさんも足を運んでみてくださいね。


取材にご協力いただいた、888Yummy!のみなさま、ありがとうございました。


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