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目標「サブスリー」の弊害と、中強度の距離走の高い効果


さいたまマラソンで自己ベストを更新できました

過去4年間は、どんなに一生懸命やっても、3時間3分のタイムを、3時間0分と、3分しか縮めることができませんでしたが、ここ1年で9分縮めることができました。
3時間切り(サブスリー)という目標を作ってしまったせいで、4年間、全く成長できないプラトーに陥ったのだと感じます。

目標という言葉と認知の呪縛は、かなり強固に世界観を固定化する気がします。そこがゴールになって、そのゴールを「ギリギリ達成できる自分」というものが生まれてしまいます。

数字的な目標を作ることで、成功する人もいますが、私は売上目標とか将来の目標とか、作らない方が良いタイプだと確信しました。

中強度の距離走が、すごく効果的

1年で9分縮まったのは、この中強度の距離走のお陰です。
今までのどんな練習より、効果的な練習だと感じます。
詳しくはウェルビーイングの池上さんの動画を見てください

今まで岩本信者として、15キロの3段ビルドアップに4年以上励んできましたが、私にはあまり効果がなかったです。今でもサブスリー設定はこなせませんし。

中強度の距離走ですが、今の私は週3回くらい15−20キロの距離を、キロ4:25付近でこなすと言う感じです。時計は見ません。あくまでも、毎日続けても良いかなと思える体感強度で。

この「早めのジョグ」のおかげで、毎回30キロくらいで攣っていた脚が、攣らなくなりました。マラソンペース付近で力を抜いて走れるようになったことで、筋肉への負担が減って、サブスリーペースでの筋持久力がついた状態になったのだと思います。

マラソンは、「いかに省エネで走れるか」という観点が大切なんだなと、実感しました。

中強度の距離走はストレスが少ないので、1000×10本のインターバルのような、「今日はやりたくないな」という憂鬱が少ないです。
その分、達成感も少ないかもしれませんが、故障も減って、ここ一年はすごく快適に走り続けられています。
そして何より、なんだか知らないうちに、早くなれました。

まだの方は、ぜひぜひ試してみて下さい!