子どもの「お年玉」使う派?貯める派?

みなさんは、子どもの頃、お年玉を使う派でしたか?貯める派でしたか?

今日は子どもたちが「お年玉」をもらうこのタイミングだからこそのお年玉の使い方について、現状の我が家の考えをまとめます。


無駄使いはダメだと思っていた幼少期

私は貯める派の子どもでした。
小学生の頃、お金を数えるのが好きだった私。
父からもらった長財布にお金を入れて、どのくらい貯まったかお札を数えて喜んでいました。さらに大学生以降は、500円玉貯金をしたり、自然と「貯めること=無駄使いしない」ことが「良いこと」と考えていました。

令和のお金は、貯めれば良い??

しかし時代は令和。
10年20年先に、お金の価値がどうなっているかわからないし、お金を「貯める」ことももちろん大切ですが、「使い方」を考えることが、お金の教育の一つになっていると感じています。

私はお金の「貯め方」は知っているけど、使い方や、さらに増やし方は習わないまま大人になった。なので、これからの変化の激しい時代に生きていく子どもたちには、「貯め方」に加え、「使い方」「増やし方」も伝えていきたいと考えています。

お年玉で「使い方」を伝えるには

そんな中、昨年同様、お年玉シーズンに「使い方」を少しずつ伝えていけたらと思い、試行錯誤をしています。

2年前は、お年玉を握りしめておもちゃ屋さんへGo。
昨年は、買いに行ったけど欲しいものが売り切れでネットでポチ。

毎年子どもたちの年齢に合わせて、それぞれの「ワクワクの使い方」を見せてもらい、親にとっても面白いなと気付きが広がっています。

今年:準備はゲームから

まずお年玉を渡す前の12月に、学研が出している「おかいものゲーム」を子どもたちと一緒にはじめました。

お金の種類、使い方、計算が、ゲームの中で学べるので、8歳の長女にとっては日々の算数で学んでいることと知っているお金のことと「お買い物」が繋がる感覚、5歳の次女にとってはお金の種類や計算にふれて興味がわく感覚、が育めたらラッキーと思っていました。

結果として、お金を使う楽しさ、お金が減る悲しさを経験。
普段飲み物を買ったりお菓子を買ったりする時に、以前より「値段」に興味を持つようになりました。

最近は、親も電子マネーでピッとして終わりになることが多いので、「値段」や財布の中のお札やコインに興味を示す機会が少なくなりました。意識しないと子どものお金の興味を引き出せないことを、感じました。

お年玉で「使う楽しさ」を体験する

そしていよいよ2024年がスタート!

それぞれ、「〇〇円もらった!」とお年玉を握りしめ、ワクワクの買い物タイム。

あれが欲しい
これが欲しい

見るものすべてが欲しくなる中で、売り場をぐるぐる何周も回りながら、欲しいものを決めていきます。

8歳の長女は、家にあるシリーズを増やしたいとイメトレしながら迷う
5歳の次女は、あれも欲しい、これも欲しい、と発散
2歳の長男は、ブーブー、ガッタンゴットン、と好きなものにまっしぐら

子どもそれぞれの年齢や個性が花開き、正直親としてはどうやって収束するか悩みましたが、子どもそれぞれと話をして、最終的にはそれぞれの意思決定を尊重してなんとか着地。

それぞれ現時点でワクワクするものが買えたようで、良かったです。

理想のお金の使い方とは?

子どもがもう少し大きくなったら、「年俸制」を意識してお金の管理をそれぞれが主体的にして欲しいと思っています。

「年俸制」は加藤浩次さんが実践されているとのことで話題になっていて、良いなと思っています。

とは言え、まだ8歳・5歳・2歳の我が家は、親の出る場面も多いのが実情。いくら使って良いのか、何にどのくらいかけて良いのか、など、正解がないことなので、親としては「難しい」と感じることもあります。

しかし、将来子どもたちが、楽しくお金を使えるようになって欲しいと思うので、どのようなお金の使い方をしたら良さそうか、親も子どもも家族みんなで試行錯誤していきたいと思います。


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