一目惚れでも、タイプでもないのになぜかマッチしたQPさんとわたし。関係が深まるに連れて、どんどん相性の良さが確かになっています。

【ご存知ない方：↓QPさんはマッチングサイトでみつけました#30〜#38】

コアな価値観が合致しているために、いっしょにいて心地よい関係が続いています。好きなジャンルは違ってもわたしに劣らずの音楽好きな彼。わたしの余っていた電子オルガンを彼の家のリビングに運びこんだので今では彼の家でも演奏を楽しめます。家で生演奏が聴けるなんてと、とても喜んで聴いてくれます。

最近の彼にとっては二人のワインタイムが何よりハッピーな時間だそうです。飲みながらいっしょに映画を見て、感想を話しあううちに何が好きで、何に対してどう感じるのかなど理解が深まりよいコミュニケーションタイムとなってます。

知れば知るほど、会話を続ければ続けるほど、彼の考え方や誠実さがわかり安心できます。双方がギビングタイプなので、意見の相違でもめることはありません。マッチングサイトでこんなに良い掘出しものを当てるなんて！！と感謝の日々です。

そうそう、初めての彼との旅、バハマから帰ったころにミルクさんが懐かしの映画『マディソン郡の橋』を記事にしていらっしゃいました。

ミルクさんの記事を読みながら懐かしくなり、QPさんと観たい、感想が知りたいと思いました。彼に観たことあるか聞くと、タイトルは知っているけど映画を観たことはないというのでいっしょに観ました。

ストーリーはたった4日間の大人の不倫を描いた映画です。

わたしがこれを観たのは30代のころで、当時は映画の前に本も読みました。あれから時が過ぎ今や主人公たちと近い年齢になりました。昔見たときは不倫された夫が気の毒でなりませんでしたが、今回はそこ気になりませんでした。😆わたしも成熟したものです。

それどころか、あのご亭主ならいくら人がよくても、ついメラメラとよろめいてしまったフランチェスカの感情に共感すら覚えます。

ロマンチックガイQPさんも不倫はよくないといいつつ、大人の恋愛にうっとりしながら、キンケードにかなり感情移入しちゃって、好きなのに別れなければいけない切なさに涙していました。

この映画のシーン、二人がいっしょにバスタブに浸かっているときの表情と、雨の中でフランチェスカを黙って見つめるキンケードの苦しそうな顔がとても印象的です。

初めて観た当時は、出会ったばかりの二人がいっしょに風呂？という成り行きを不自然に感じたのに、今は美しいと思えるのも観るタイミングなのでしょう。

映画をいっしょに観ることでいろんな会話が生まれます。

お風呂のシーンが気に入っているわたしは、

yahoi  「こんなふうに誰かと一緒にお風呂に入ったことある？」（ Have you ever taken a bath with someone like this?）

QP 「ないさ、一度も」（No no!!  never. ）

風呂文化のある日本で育ったわたしにとって、「夫婦でお風呂」はいたって自然なことですけど、朝シャワーがライフスタイルだった彼にとっては、2度の彼の結婚生活で一度もそんなチャンスはなかったそうです。

映画を見てそんな会話をしたことがきっかけで、その後QPさんは風呂好きになりました。つまり、ミルク(candy@)さんのおかげです。😂

４月に行ったカンクンの旅ではバルコニーにバスタブがあるお部屋でした。最初は恥ずかしがっていたQPさんも、波音を聞きながら夜空を眺めてドリンク片手にバスタイムを楽しみました。二人で語り合いながらのゆったりバスタイムを堪能する気持ち良さを知り、すっかり風呂の虜になってしまったのです。今ではバスルームのリノベーションまで考えはじめているぐらいです。

スポーツ好きな彼とまったく疎いわたしと、合わない趣味もありますが、お互い刺激しあって、ふたりが楽しめることをみつけて、いっしょに生まれ変わっていくのは楽しいことです。

わたしたちだけのスタイルで、いっしょにいる時間がより心地よく、より信頼が深まるようなシアワセ時間を育むことは新たなわたしのチャレンジになりつつあります。

このごろのQPさん、残りの人生ずっとわたしといっしょにいたいと、きっぱり言い切ります。仕事しているときに「会いたくて恋しくなる」時間までシアワセだそうです。わたしもQPさんとならずっといっしょにいられる気がしています。

昨年の今ごろはお互いの存在すら知らなかったというのに、人との巡り合わせってミラクルです。

アラ還カップルのわたしたちは、人生の山あり谷ありを乗り越えてきましたから、思い遣りと理解力は熟成しきっています。お互いへのレスペクトや愛情に疑念がないので、信頼関係を築くことは若い頃よりずっと簡単かもしれないと感じています。

アラ還・没イチオンナのセカンドライフ、「勝手にやってろ！！」と思われていると思いますが、初回からずっと見守ってくれている人たちに感謝を込めてのレポートなので、引き続き🐽❤️ストーリー懲りずにご笑覧下さ〜い。