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フリースタイルリブレを使って食事負荷検査をしています「暁現象と朝ごはん」

2型糖尿病の家人は、暁現象という「何も食べていないのに明け方に血糖が上昇する」という悲しい状況が起こります

フリースタイルリブレを使って、日内グルコース値をチェックした時の7日間の就寝時と起床時の血糖をグラフにしてみました


いずれも、就寝時より起床時の血糖が高くなっています
夜間に水は飲むことはあっても、血糖を上げるような飲食物は口にしていません
それなのに、明け方近くなると、寝ているだけなのにジワジワと血糖値は上がっていくのです・・・悲しすぎますね

でも、しかたないんです
食べ物だけで血糖値が決まるわけではないので・・・
寝ている間にも、体の中では血糖コントロールに作用するホルモンも分泌されるし、糖新生を行う肝臓も働いています

「血糖を下げる物質はインスリンだけだが、上げる物質は複数ある」と教わったので理解はできるのですが、朝ごはんの前に何も食べていない状態で血糖が20くらい高くなってしまうのは理不尽で、家人は「俺のからだ、どうなってんのー」と心穏やかではありません

夜間から午前中にかけて血糖値が上昇するのは、生理的反応でもあります
私だって調べれば、明け方近くに血糖値は上昇しているはず・・・
ただ、家人の場合、血糖を正常域に保つ能力が低くなっていますから、暁現象の上がり幅が大きいのでしょう

今までに、家人はフリースタイルリブレを使って食事負荷検査を2週間単位で6回行っています

毎回、食事内容を変えながら食事負荷を行って、分かったことは、

  1. お米やパンより、果物のほうが食後血糖の上昇が早く、かつ、下がりも早い

  2. ヨーグルトを摂取した後20分してから朝食を取ったほうが血糖上昇ピークが低い

  3. 総糖質が30g未満だと、食後血糖ピーク値が低く、かつ、血糖の戻りが早い

我が家の朝ごはんは、ご飯と味噌汁スタイルからバナナと味噌汁スタイルに変わり、その後アダムスキー腸活を取り入れ、食物分類「ファスト」と「ニュートラル」を組み合わせた今の食事に落ち着いています

データ的には、バナナと味噌汁スタイルの時がHbA1cの値は一番良かったのですが、腸活によって血糖コントロール能力が回復しないかな~?と言う淡い期待を抱きつつ、毎日食べている朝ごはんはこんな感じです

食べる順番と糖質量

2.

3.

4.

5.

しめて、合計糖質量は、21.9g

3番目に食べているものは、果物をバナナに替えたり、「ニュートラル」の茄子や玉ねぎを加えたりもしますが、他は毎日ルーティーンで食べています

3番目に食べるものを糖質20g未満にすれば、「一食糖質30g未満」になるので、この方法にしてから、カーボカウントが楽になりました
( ^ω^)・・・

アダムスキー腸活の良いところは、軽い食事制約があるおかげで食事が簡略化していくことだと私は思っています

朝ごはんを「ファスト」と決めたおかげで、選ぶ食材が限られてくるのですから、食物分類を覚えてしまえばあとは楽ちんです!!

暁現象が起こる家人の起床時血糖は立派な糖尿病・・・
薬を飲みたくないので、食事と運動を頑張って、HbA1c 7.0未満を維持できているのですから、それも立派なものだと思う今日この頃です

それでは、また時々データ報告致します( ^ω^)・・・

以前のデータは、こちらです



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