相葉くん主演ドラマ『和田家の男たち』が面白いです。
私の住んでいる地域では探偵！ナイトスクープの後（深夜12:15から）なので、とてもリアルタイム視聴はできないんですが、翌日土曜日の夕飯時に見るのにちょうど良いです。

私の思うおもしろポイント
①家族三人の会話が愉快
②現実と現実じゃない世界の塩梅が丁度良い
③主役のキャラクターが魅力的

とにかく三人の会話シーンが楽しいです。脚本の良さももちろんあると思いますが、この三人ならではのテンポ感が最高。
段田さんのしゃべりは聞き取りやすく、相葉くんのリアクションは表情豊かで、佐々木蔵之介は顔が口ほどにものを言う。内容はくだらなくても語り口の良さだけで笑ってしまいます。

コロナ化の現実を反映した舞台設定で、現実に起こった事件をモデルにしたと思われる出来事も次々に起こります。ですが、もちろんすべてフィクションです。これらをドラマのテーマそのものにしてしまうと「いやらしい」と感じてしまいそうなのを、あくまで日本で生活していたら当然出くわす日常の範囲で描いているのが丁度良いなと感じます。

最後に、相葉くんの演じている主人公・和田優のキャラクターがとても魅力的です。
優しいだけでもなく、お人よしというほどでもなく、器用そうに見えるけどデキる人って感じでもなくて、心は弱そう。毎回見ている最中に「彼は一体何を考えているのだろう？？」と、そう自然に思わされている時点で脚本の意図にハマっているのかなという気もします。

ここに書かれてる放送前コメントで相葉くんが「裁縫はやったことないから練習しました」と言っているのがなんとも愛らしかったです。
他の二人の分を読んでも、なんかドラマの役そのままって感じなのが不思議…。