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隠遁生活その後 まとめ

しばらく間があいてしまった。

もうコロナで隠遁していたことなど昨年度のことのようだが、隔離期間により果たせなかった予定、具体的には病院や帰省の振り替えで怒涛の日々であった。なぜ小学校の検診ウィークに重なったコロナ罹患よ……

コロナ罹患の最後のほうは、次男に鼻水以外の症状もなく、生活における隔離もいい加減になってしまったのだけれども、夫と子どもたちは律儀にマスクをして生活をし、アルコールでドアの取っ手をふいたりペーパータオルの使用は行いつつ、次男はリビングにおもちゃのテントを設立し、そこに小さい机を持ち込んで自主的にそこで食事をしていた。

食事のあと、掃除に邪魔だなと思い、誰もいないと思ってテントをぐいぐい押したら中から「あーん」というかわいい声が聞こえたのも懐かしい……あれ先月の話なの……去年じゃないの……

私はというと、次男がまだ症状がなかったころに食べ残しも食べていたし(というか次男が私の大人用ごはんを味見するのが好きなのだ、上の二人が偏食すぎて、好き嫌いなく食べるならいっかと大目に見ていた)、横で寝てたし、お風呂だって一緒、仕上げ磨きだってやってたし、ウイルスを鬼のように浴びているので、あきらめてマスクはほぼなしで次男と同室ですごしていた。

すると予想通り喉が痛くなり、これは唾も呑み込めないとかいう噂のアレがくるんだな……と溶連菌の感染を思い出しながらアマゾンで龍角散タブレットをポチッとし。
絶対陽性だと思って受けたPCRは陰性。その後、隔離期間があけてすぐに区の無料のところで受けたPCRも陰性。

でも喉の痛いのは続き、咳が出て、一度などは吐くことを覚悟してごみ箱を抱えたくらいの咳で……でもPCRでは陰性。なんでやねん。
結局一番症状をひっぱったのは私だった。陰性だったけど。陰性だからコロナじゃないけど! なんでやねん!!(2回目)

でもいまはほとんど落ち着き、関西にも2年半ぶりに帰省したし、お墓に参るために必要な鍵は忘れたけど墓参りはしたし(中でまつられている方々にはお参りカウントされてない気がするが)、子供たちも大満足だったので、へとへとだったがまあなんとか、日常に復帰している。

昔子どもだったころ、大人がとても楽しかったり、大変だったはずのいろんなできごとをすぐ忘れるのが不思議だったけれども、その機能、まちがいなく私にも搭載されて稼働している。大人になったのだなあ。

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