見出し画像

いまさらカーシェアと開かずの踏切|Memo

カーシェア便利だな...と、いまさらながら思うなど。そしていまさら開かずの踏切も体感することになろうとは。そんなメモです。

カーシェアいまさら使ってみた

普通に暮らす分には、公共交通を使えばことが足りていました。子供が小さかった頃は荷物も多く、抱っこすることもあると、さすがにレンタカーを利用したけど、もう自分で荷物を持ってくれるから鉄道でもOK。レンタカー利も年1〜2回程度になっていました。

マイカーがあればあったで便利だろうな、という思いはありつつ。やはり車でないとアクセスしにくい場所はたくさんある。めったに海山川や大きめの公園に行かない。気になっているショッピングモールにも足が向かない。それはそれで良くないとは思っており。

ここのところ、地方の仕事に関わるようになったり、実家のある町に足繁く通うようにもなり、現地で「車がないと機動力が出ないな」と感じることが多くなっていました。助けを借りて乗せてもらうにも限度があるし、気が向いた時にスッと動くことは難しい。

公共交通では移動に制約が大きい地域での仕事や、現地であちこち移動する必要がある仕事が出てくると、車移動の必要性が出てきます。何度か、現地でレンタカーを利用してまちをぐるっと巡ってみると、やはり車で移動すること便利さを実感せざるを得ません。

とある家族の事情から、朝と夕方に送り迎えするため、車を利用する必要性が出ました。はじめはタクシーを利用していました。流しを拾うのは大変なのでアプリの便利さを実感したりもしましたが、それはそれで呼べばお金がかかるなど、悩ましい面も多く。

レンタカーは、営業時間の関係でニーズに合いません。そこでようやくカーシェアが選択肢として浮かんだ次第。何をいまさら(苦笑 調べてみればあっさり、家から遠くない駐車場から利用できるサービスが見つかりました。知らないでいるのは恐ろしいですね。

さて、利用してみるとカーシェア便利だな...と実感。筋金入りのペーパードライバー。初めての車種のパーキングブレーキの位置が分からず出庫に手間取ったり、車庫入れに何度も切り返して返車時間ギリギリ冷や汗かいたりしたことを除けば、だいたいOK。

普通に暮らす中での、移動の選択肢がひとつ増えました。
あ、でも雪の日はゼッタイ無理です。

開かずの踏切もいまさら体感

前職が再開発コンサルだったこともあり、鉄道を高架にしたり地下化したりするのはよく知っておりましたし、説明資料の中に出てくる「開かずの踏切」という言葉もよく知ってはいました。

朝のラッシュの時間帯。踏切が一度閉まると、上り電車が行ったと思えば下りも来て、その間に次の上りが来て、一向に踏切が開かない。踏切を先頭に車が列をつくり、踏切周りには歩行者や自転車が溜まっていく。

知識としては知っていつつ、身近ではない。全盛期は確かに車の排気ガス問題もあいまってヒドかったかもしれないけど、今思えば、どこか前世紀的なテーマに感じていたところも正直ありました。

カーシェアで家族を送り迎えをする生活が始まると、「開かずの踏切」もいまさらながら体感することとなったのでした。

画像1

ホント、ホントに開かないんですねっ!(新鮮)

知識はありましたから、当然時間に余裕を持って出ているつもりが... 家族は全然で間に合ったものの、自分が朝のオンラインミーティングに間に合わないっ!(焦燥)

毎回同じ時刻というわけではなく、毎回踏切が開かないというわけでもないのがまた、ギャンブル性があると言いますか射幸心をあおられると言いますか(言い過ぎ)

こんな開かずの踏切も、いずれ連続立体交差事業によりなくなるとなると、これはひょっとすると時代的にもレアな体験をしたと言えるのではないか?とか(専門バカ)

いろいろ思ったのでした。

これを書いている時点ではもう家族を送り迎えする必要もなくなり、それは家族としては喜ばしいことなのですが、車で送り迎えをする時間に会話したり、開かずの踏切を待つ間にもワイワイしたりする時間がなくなったのは、ちょっと淋しい気もしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?