大東島に行ってきた
2024年、GWを利用して北大東島と南大東島に行ってきた! なかなか行く機会がない(そもそも沖縄にも行ったことがない)場所なので、備忘録としてつらつらと書き連ねておこうと思います。今回が初の離島旅行の私。何かと不慣れなものの旅行記としてやさしい気持ちでお読みくださいませ!
インガンダルマが食べたい
遡ること1年前の夏。久しぶりに会った友人(以降、同行者と表記)が「市場に流通してなくて、食べるとおしりから油が出る魚があるって知ってる?」「それを食べたい」「沖縄の離島で食べられる」と言ってきた。「そうなんだね~」と聞き流していたものの、どうやら誘われてるっぽい熱の入り方だったので「それなら翌日は1人につきひとつトイレがある環境で、その日に何も予定を入れないなら」と答えておいた。
時はすぎ、2024年1月。「今年のGWはしりから油を流すぞー!」と意気込んでいた同行者。「行ってらっしゃい」と答えていたら、どうも私も頭数に入っている(というかふたりで行く)様子。いやいや、誘うならもっと別な誘い方があるだろうよ。私なら島の良さとかをPRしたのちに、さりげなく魚のこと話すよ?と思ったものの、とりあえずその場はおさめる…が、私は行ったことがない場所は行きたいなというスタンスなので、結局根負けして行くことにした。
ちなみに、同行者は魚を食べて油を流すことが主目的ではなく、インガンダルマを食べたい(できれば油が流れるのは回避したい)とのこと。なお、この記事は同行者にあらかじめ読んでもらい、許可を貰った上で公開しております。
予定を立てる(3月~)
出発地は関空。大東島にいくには
①船
②飛行機
③飛行機+船
の3つ。
①船:大東海運
那覇~南大東~北大東~那覇、もしくは那覇~北大東~南大東~那覇の順で移動するプラン。南大東島も北大東島も船が乗りつけられる場所がなく、乗客は檻的なものにのり、クレーンで運ばれて上陸するしかない。同行者はそれがしたい!船に乗りたい!ということだったので、船移動が第1希望。
毎月20日に翌月の運航スケジュールが発表されるので、それをチェックして予定を立てる…が、そもそもGWは船が出ていない…! ということで船は断念。ちなみに島の人に伺ったところ、南北大東島にどうしても船で渡りたいのであれば、那覇に長期滞在して、乗れる時に乗るのがいいらしい。大学生の夏休みとかならチャレンジできるかも。
②飛行機:JAL
とりあえず那覇まで出て、那覇~北大東~南大東~那覇という移動。結局この方法で行くことになった。北大東ー南大東間は8月で運行が終わってしまうので、乗れてよかったなとも思ったり。
③飛行機+船
那覇~北大東or南大東まで船で移動し、南北大東間を飛行機というプラン。船にも乗れつつ南北大東間の飛行機にも乗れるという欲張りプランではあるものの、GWにはそもそも船が出ていないので断念。
途中、同行者が「今年のGW短くない? 北海道にする?」と言ってきたので、「もう大東島に行く気になってるんですけど!?!?」と喧嘩になったりした。
用意したもの
★印のものは普段の旅行なら持っていかないけど、今回はいるかなと思って入れたもの。
・着替え2日分(長袖シャツ1、半袖1、ワンピース1、パーカー1、下着2、靴下3、寝巻き1)
★タオル(大1、小2)
・歯ブラシ、歯磨き粉
・シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ
★帽子(野球帽みたいなやつ)
・薬(頭痛薬・胃薬)
・水着(ワンピースタイプ)
・ゴーグル
・カメラ、カメラの充電器(SONYのα6000とマクロレンズ)
・コンタクト(ワンデー、予備込み)
・メガネ、メガネケース
・化粧品一式(化粧水・乳液・クリーム・メイク落とし・クッションファンデ・アイブロウペンシル・LUNASOLのアイシャドウ・アイライナー・コンシーラーパレット・リップモンスター・無印のリップエッセンス)
★日焼け止め(アネッサのミルクタイプ、ビオレのスプレータイプ)
★冷感スプレー(シャツにスプレーすると冷たくなるやつ)
・エコバック(畳める)
・ミニポシェット(お財布とスマホが入るくらいのもの)
★ムヒ(クリームタイプ)
★虫除けスプレー(ミストタイプ)
★ナプキン3枚(夜用 インガンダルマ対策)
途中で買い足したもの
・水に濡らすと冷たくなるタオル(ダイソー100円)
・帽子(同行者の分 ダイソー300円)
・スリッパ(無印良品 990円)
持っていくのを諦めたもの
・ドライヤー▶︎ミディアムだからなんとか耐える
・くし▶︎手ぐしでいく
・まつげ美容液▶︎まつ毛だって数日なら頑張ってくれる
・可愛い服装▶︎今回は実用性と軽さを取った
1日目:関西国際空港〜那覇
何だかんだ楽しみにしていた沖縄旅行!そして離島!関空16時発の便で那覇へ!ジェットスターのタイムセール中に予約。ストライキとかに被らないかな?と少し心配ではあった。ジェットスターの労働環境が良くなりますように・・・・・・。かなり人手不足なようで離陸時刻はだいぶ押したものの、沖縄には予定通り18時20分に到着。降りた瞬間からむわっと湿気。
モノレールで牧志へ。国際通りをぶらぶら歩き、まずはインスタで見て気になっていたFontanaGelatoへ。
シングル500円、ダブル600円だったので、なんかお得っぽい気がするダブルをチョイス。私はスイカとシークワサー&ゴーヤ、同行者は紅芋&マンゴー。紅芋が芋をそのまんま食べているみたいで美味しかったので、こっそりと奪いつつ食べた。こういう時、人が頼んだものの方が美味しく感じるのなんでなんだろうな。島豆腐味が食べたかったのに勇気が足りなかった。
続いて宿へ。今夜のお宿はリトルアジア。
国際通りからすぐそこにある&一泊2000円という破格のゲストハウスで、お風呂とトイレは共同。男女は完全にセパレートじゃない。キッチンも洗濯機も共同で使えそうな感じだったので、沖縄に長いこと滞在するときにはいいかも。とはいえ平気な人と平気じゃない人がかなりはっきり分かれるタイプのホテルではあった。タオル、アメニティの類はないので、持参しておいてよかった。ドライヤーはあるものの、ロングヘアーの人間は永遠に乾かないと思う。
一息ついてから、クッキングパパに載っていたジャッキーステーキハウスへ歩いて行く。そこそこの距離歩いて行って、長蛇の列ができているのを見て断念。さすがにそこまで待てないので、宿〜ジャッキーまでの間に3軒くらいあったステーキハウス88へ。
タッチパネルで注文するスタイルで、入店したときにはテンダーロインは売り切れ。満腹になったので、国際通りののれん横丁に立ち寄ると、かなり出来上がった人の吐瀉物をお掃除しているところに遭遇。みんな飲みすぎないでほしい。のれん横丁はいろんなお店の集合体って感じで、たまたま三味線のライブのC &Rに立ち会えたので「いーやーさっさー」と言うのに参戦してから退店。宿の部屋が全館空調っぽく、キンキンに冷えながら長袖を着て寝る。
2日目:那覇〜北大東島
目が覚めたら膝をダニに噛まれていた。そんなこともある。ムヒがあってよかった。
チェックアウトの10時までまだ時間があるので、事前にインスタグラムでチェックしていた朝ごはんのお店 いつでも朝ごはんへ。
GW初日だからか、8時には待機列が。とりあえず列に並んで順番を待つスタイルではあったけど、お店の外に椅子がたくさんあるので平気。順番が来たら、食券を買ってから席に着く。カウンター席、テーブル席、座敷があり、割とすぐに入店。お茶が4種類飲み放題(さんぴん茶・緑茶・バタフライピー・ハイビスカスティー)。白湯もあり。すぐそばの席に酔い潰れた同世代くらいの男性2人組が机に突っ伏していて、「すごいな、全然注意されてない」とびっくり。でも街なかに酔っぱらいは落ちてなかった。
チェックアウト後はやちむん通りをぶらつき、絶妙に抜けた顔をしている魚の箸置き2個(500円くらい)を購入。同行者はいい感じの石敢當を探していたけど、なかった。
まだまだお腹は膨れたままだけど、とりあえず呉屋てんぷら屋へ。かなり奥まったところにあるので、地元の人がメインなのかな?
引き返し、インスタでチェックしていた福助の玉子焼きへ。ここは観光客が多く、店前は混雑。食券を買って5分ほどまち、スパムおにぎり(おにぎらず?380円くらい)をゲット。これから数日は離島での生活なので、食料はとりあえず確保せねば。
国際通りの市場で市場のおばちゃんとおしゃべり。GW中は漁がないから、GW初日の方が色んな新鮮な魚が揃ってるらしい。
午前中は那覇をぶらぶらし、午後の便(13時15分発ー14時15分着)で北大東へ。空港で沖縄そばのカップ麺2個とゼブラパンを購入。
割と時間がない中、搭乗用のQRコード2人分の出し方がわからずピンチ。結局JALのカウンターにお世話になり、そこから急いで搭乗手続きへ。バスに乗って飛行機乗り場に行く。席は8割くらい埋まってたかな? 北大東島までは1時間のフライトだったけど、バヤリーズのシークワサー味がサービスで出てきて感動。さすがJAL。
北大東島に到着し、本日のお宿ハマユウ荘へ。北大東島の宿泊施設は2軒あり、もう一つは二六荘。どちらも予約方法は電話のみ。二六荘はご飯がついてないので、今回はハマユウ荘1泊2食つき9200円のプラン。クレジット決済可。
かなりしっかりした建物で、シャワーとトイレは各部屋にあるタイプ。夕食(18時〜20時20分)までまだ時間があったので、徒歩で島を散策。部屋をとるときに合わせて予約していればレンタカーやレンタサイクルも使える&空きさえあれば当日予約しても使えるみたい。
とりあえず今日は歩いて色々回ることに。
せっかくだから実家にハガキとか出したいな~と思いたつも、GW中ということもあって切手も葉書も北大東島では手に入らず。次離島に来る時は持参しようと思った。
夕陽が沈むのを見届けてから宿へ。陽が沈むと灯台の灯りがくっきり見えて綺麗。
夕食はうっかり写真を撮り忘れちゃったけど、メニューはご飯・味噌汁・とんかつ的なもの・豚肉やきのこを醤油味っぽく味付けた小鉢・刺身(マグロ・サワラ)・ミニパンケーキ。食べながら「これなんだろうね〜」と言っていた円形の小麦色のデザートっぽい焼き菓子を頬張ると、中からメープルシロップが出てきたのは面白かった。ラスボスじゃん。絶対に満腹にするぜ!という心意気を感じた。
せっかくだから大浴場に入るか〜と思っていたら、5月から10月まで使用できないそうでUターン。お部屋の水回りがかなり綺麗だったので良かった。トイレットペーパーも水に濡れないように謎の透明ケースに入ってたし。「このケースにトイレットペーパーがピッタリハマるって気づいた人、気分よかっただろうな〜」と思ったりした。CDの保管ケースだった。ちなみにシャワーはお湯と水を自分で調整して出すタイプだったので、実家の風呂を思い出した。
真夜中に展望台的なエリアへ。流れ星っぽいものがかなり見える。星ガチ勢の方はかなり楽しいだろうし、「星ってどうやって設定して撮るんだっけ?『君は放課後インソムニア』を真面目に履修しておけばよかった」と思う私でも綺麗に撮れた(どうしても手ブレしてしまうから床に直置きしてシャッターを切った)。
3日目:北大東島〜南大東島
今日は虫に刺されていなかった。部屋にアースノーマットを装備してくださってるし、スプレータイプの虫対策も置いてあって感謝。朝ごはんはこんな感じ。
離島でご飯、絶対残したくない。自分のためじゃない物流をお借りしてる感じがめちゃくちゃするし、絶対残したくない。とはいえ、予想外の味とか食感だった場合どう対処するかは難しいなと思ったりした。
レンタサイクルを予約してたみたい(マジで記憶にないけどありがとうね、過去の私)なので、電動自転車にのって島に繰り出す。びっくりするほどバッタおる。体感スズメサイズのバッタがスズメレベルの群れをなして飛んでくので、バッタ絶対無理!と言う人は克服してから来るか、耐えるだけの精神力を身につけてから来るのがいいと思う。バッタを捕まえまくる幼少期を過ごしていた私でもちょっと怯んだ。道中、同行者が捕まえたバッタがフライアウェイしたのちに私に着陸したときはどうしようかと思った。特にどうもしなかった。私だから何も起きなかったけど、同行者は少しは反省して欲しい。
北大東島は立ち止まってみたいものがたくさんあったので、車より自転車で回るのがいいな。あと、この花何?とかさっき走り去った小動物はなんなの?となるので、Googleの画像検索が便利。もしくはハマユウ荘の売店で売っている、北大東の動植物を網羅した図鑑を携帯するといい。
海で潮干狩りしている島民の方に「何がとれるんですか〜?」と伺ったら、その場で貝を取って海水ですすぎ、食べさせてくれた(同行者が美味しくいただきました)のが嬉しかった。旨みの塊!って感じの味で、磯臭さとかは全然ないらしい。途中、マリンシューズを履いた同行者がざぶざぶ海に入って行ったので、自分は入るかどうか考えてたら問答無用で波が足元まで来てビシャビシャになった。乾け。
生まれて初めて電動自転車に乗ったけど、なんだこれ! めちゃくちゃらくらく進むじゃん! ほぼ漕がずに北大東島を回れたからみんな乗るといいと思う。むしろ下り坂でスピードが出過ぎて怖いレベル。
12時には宿に戻り、お昼ご飯。大東寿司10貫(1200円)とソーキじゃが麺(850円)を食べた。ソーキじゃが麺にはじゃがいもが練り込まれてるらしいけど、じゃがいもの味はよくわからなかった。美味しかった。
14時15分の便で南大東へ。昨日那覇から一緒に北大東へ渡ってきた人がほとんど同じ便に乗ってる。
「日本最短の航空路線」の名物路線ではあるものの、需要が少ないそうで8月には運休してしまうそう。島の人は困らないんだろうか? 直線距離13km。ぐるっと旋回して南大東に到着。
南大東空港は気持ち大きめ? 降りるとすぐに売店があり、ラム酒ケーキ2個とポストカード、切手を購入。他にも南大東産のとうもろこしやサトウキビが売ってた。
空港に宿の方が迎えに来てくださってたので、車で本日の宿へ。南大東島は色々と宿泊施設がある中で、今回は月桃ムーンピーチ別館に宿泊。Twitter(@g_moonpeach )とInstagram(https://www.instagram.com/gettou.moonpeach?igsh=Y29vOWowMm80cWdm)もある。
本館と別館があり、本館は飲食店が沢山あるあたりからは5kmくらい離れてるとのこと。別館は周りに飲食店が沢山ある(が、GWに開いているとは言ってない)。
開いている予定になっていても、その日の気分で閉めちゃうお店もあるそうなので、ドキドキが味わえる(?)
トイレ(3つ 洋式)、シャワー(2台)は共同。ドライヤー、レンジ、洗濯機(無料 洗剤・柔軟剤あり)、乾燥機(有料)とちょっとした調理スペースと物干し場もあり。部屋にはアメニティ(歯ブラシ、髭剃り、くし等)、タオル(大2枚 毎日交換)。めちゃくちゃ快適。部屋に冷蔵庫もあるし。今回はレンタカー(宿泊費+4400円)を24時間借りるプラン。
ようやくお部屋へ…と、ここで問題発生…! 北大東で海に濡れたあと放置していた足が臭い! 2年くらい履き潰した靴+5年くらい使ってきた高めの中敷+靴下+くつ+水分×時間が織り成すハーモニーが辛い。私の足がこんなくさくさポテンシャルを秘めていたなんて考えたくはない。速攻で洗ってはみたものの、とにかく外に出る時は靴を履かなきゃいけないので、洗えど洗えどくさい。同行者にかいで!と言ったけど「人としてしてはいけないことがある」と断られた。酷い。とりあえずハマユウ荘でもらったアメニティであるところのボディータオルで都度都度拭いていたら人としての尊厳は保たれたのでよかった。
とりあえずお部屋で一息。買ってきたラム酒パウンドを食べようとすると、部屋がラム酒の香りでいっぱいに!
私はお酒に強いから何ともないけど、よわよわな同行者はこの後車を運転する予定があるので食べず。未成年、車を運転する予定がある人は食べちゃダメです。宿に洗濯機があったので、一旦衣類を洗濯して干した。
この焼肉屋さんはテレビでもやってた▶︎https://www.mbs.jp/otodokemono/informatio
島のご飯屋さんは5時頃から開いていて、7時くらいからは混むそう。予約しないでいくなら、早めに行くのが◎ 同行者がずっと食べたかったというインガンダルマは近くの居酒屋かお寿司屋さん(大東寿司のネタ半分がインガンダルマで来るらしい)で食べられるかも!ということで、早速居酒屋さんへ。(※どこで食べた、って明記していいか分からないのでお店の名前は書かないことにしました)
割とのんびりしたお店で、注文したものが届くまで45分待ち。インガンダルマもナワキリもあるとのことで、注文。常連さんはメニューに無いものも頼んでたので、もっと色々あるんだと思う。
インガンダルマもナワキリも凍ってたので、しばらく待ってから食す。インガンダルマは脂の塊! ナワキリは酢味噌の味! って感じ。もしこのふたつが冷蔵庫にあったとしたら、私は唐揚げにして食べようと思うよ。とりあえず同行者がインガンダルマにありつけてよかった。
隣のテーブルの方がご好意で残波をくださったのでいただく。泡盛って人生初なんだけど、みんなロックで飲むもの? 味わいはさっぱりした感じ。500㎖くらいいただいて、少し翌日に残っちゃった。わたしの力不足です。
あとから聞いた話なんだけど、島の方は旅行客をカラオケに誘ってくださることが多いそう。私達も「ここにはなんも無いけど、美味しいお酒があるよ~」「島の人間は歌で繋がるから、あそこのスナックに良かったら来てね~」とお誘い頂いたものの、夜は星空を見に行くために車を借りていたので伺えず。我こそは!という人はカラオケで練習してから行くといいかもしれない。
お腹も脹れたので、車で海辺を目指す…が! 道に!おびただしい量の!カエルが登場!!
同行者は(もちろん私もだけど)殺生を本当に嫌うので、カエルを迂回しながら進む。進めど進めどいるので、ついに同行者は車をおりてカエルのもとへ…何をするのかと思ったら、首根っこを捕まえて「ほれほれ」と見せてきた。反省してください。幼少期にアマガエルをペットにしていた私でもちょっと怯むくらいの大きさのカエルだった。コブシ1個分はあった。そして雲が多かったので星空は見えなかった。
4日目:南大東島2日目
朝ごはんはゼブラパン。
同行者が観測気球の打ち上げを見たいと言うので、気象台へ。私たちは車に乗って行ったけれども、宿から同時にスタートした徒歩の人の方が先に着いてたので、みなさんは徒歩で行ったらいいと思う。10人くらいギャラリーがいた。
定刻8時半になっても何も起こらず、今日は何も起こらない日なのかな…?と思っていたら15分遅れくらいで打ち上げ。
この日は9時から地底湖探検(9500円)を申し込んでいたので、急いで集合場所へ。
ヘルメット、ヘッドライト、手に持つライト、ツナギ、軍手、長靴はサイズが合うものを全部貸してもらえる。事前に「靴下は履いてきてくださいね~」と言われていたので、靴下は忘れずに履いて行った。メンバーは私たちを含めて5人。つなぎに着替えてから申請書などを記入。男性には「つなぎの下には下着だけにしてね~汗だくになるから」と声がけがあったけど、女性はどこまで脱げば…? と少し迷った。が、聞くのもちょっとはばかられたので、「汗だくになってもいいか~」ということで、ブラトップ+下着+ツナギに。実際のところ、特に汗びっしょりになるとかは無かったので困ることは無かった。地底湖に潜ると軍手がどんどん汚れていって顔を触るどころじゃないので、髪が長い人は前髪をピンでとめて、後ろ髪を縛った方が良さそう。地底湖に潜る前にガイドの方が島の気候や地形について説明してくださって面白かった。スマホも何も持っては行けないけど、ガイドさんがたくさん写真を撮って送ってくださるのがありがたい。
3時間ほどで探検は終了。料金は後払いで、現金・カード・PayPay可。PayPay可なの助かる~
お昼は気になっていた「いちごいちえ」へ。店内がかなり広い。
写真には写ってないけど、大東寿司とそばのセットにはコーヒーゼリーもついてた。めちゃくちゃ美味しい…!!! 南大東島の食事ずっとここでとりたい…!! けどこの日の夜は営業してなかった。
車で星野洞へ。
この日は入場料無料でラッキー!
港に寄ってからバリバリ岩へ。ここはお昼時にいくのがいいらしい。
続いて大池にある展望台
海軍棒プールは波が高くて入れそうもなく…写真も撮り忘れちゃったな。風向きや波の向き次第で入れるプールは変わるそうで、風下の方のプールなら入れる可能性があるらしい。
もうひとつのプールへ。
塩屋プールは子供向けらしいけど、深いところは結構深い。足を切る恐れがあるので、靴かマリンシューズ必須。地元の小中学生は長袖長ズボン型の水着+マリンシューズ+浮き輪で泳いでいたので、きっとそれが一番安全な格好なんだろうな。私はワンピースタイプの水着でギリギリセーフくらいだったけど、普通のビキニだと周りから浮くしうっかりどこか切っちゃいそうで危険。どこが危ないかは地元の人が1番ご存知だろうから、地元の子供たちが注意されていることをさりげなく聞いておいた。魚が結構いた。
泳ぎ疲れたので宿に戻る。ちなみにプールのそばに着替えられそうなところは無いので、行きは服の中に水着を着込んできた。帰りはみんなどうしてるんだ?
この日の夜ご飯は買ってきたものを宿で。
乾きかけていた靴が海水浴で再度ずぶ濡れになっちゃったので、要所要所で同行者のマリンシューズを奪いつつ過ごす。疲れ果てて寝てしまったが、同行者がもう一度気象台に行きたいというので起きた(えらい)
5日目:南大東島~那覇
今日で離島は終わり。同行者がどうしても見たい塔があるそうなので、頑張って早起き。とにかく南大東島に悔いを残さないように。
南大東島に来るにあたって、南大東島を舞台にした映画『旅立ちの島唄~十五の春~』をアマプラで見てきた。主人公が中学3年生になるところから島を出るまでを描いた作品で、大学進学を機に実家を離れたことがある人はかなりの確率で泣いちゃうと思う。ツッコミどころはそれなりに多いけど、ヒロインの三吉彩花さんのイノセントかつ圧倒的な存在感が圧巻。
5日目の朝にわざわざ早起きしたのは何故かと言うと、その映画に出てきた煙突を見に行くため。
北大東~南大東島に滞在中、雨のお天気になることは無かった。観光客としてはありがたい事だけど、島の方の暮らしは雨水にかかっているそう。台風が近くを通過していって、雨だけめちゃくちゃ降るのが1番いいらしい。
南大東島ともそろそろお別れ。宿の方に空港まで送っていただいた。
帰省中のご家族をお見送りに来てる方々がおり、なんか色々思い出して泣きそうになったりした。
南大東9時25分発ー那覇10時35分着(RAC862便)に搭乗。
那覇到着後、ランチにジャッキーステーキハウスにリベンジ。11時過ぎに到着して、30分くらい待った。
ミディアムでもかなりレアな感じ。もちもちした肉だった。
ここから更に那覇にもう一泊して海辺をドライブ。写真をドバっと載せておきます。
また絶対行きたい沖縄料理のお店↓ 何食べても美味しい
そしてソーキそばの店↓
この後、帰りの飛行機が飛ばなくて急遽延泊というハプニングに見舞われるも、何だかんだどうにかなった。
かかったお金
《交通費》いずれも1人分
関西国際空港ー那覇(往復・ジェットスター):¥21,930
那覇ー北大東(JAL)¥17,070
北大東ー南大東(JAL)¥5,500
南大東ー那覇(JAL)¥17,070
※JALでの移動はいずれも株主優待券利用
《宿泊費》いずれも1人分
リトルアジア@那覇 ¥2,000/1泊
ハマユウ荘@北大東 ¥9,200/1泊
月桃ムーンピーチ@南大東 ¥6,000/2泊
《その他》
レンタサイクル@北大東 ¥2,000
地底湖探検@南大東 ¥9,500
南北大東島に関わる出費はこのくらい。
改善点:あったら良かったもの
・思っているよりさらに多めの現金▶︎島は基本的に現金決済なので、現金がないと本当に困る。こんなにいるかな?くらい持ってきても困らない。お金なんてなんぼあってもいい。
・日焼け対策▶︎首の後ろまですっぽり覆うような帽子やガチめなサングラスがあると良かった。私は日光に弱いタイプだからなおさら必要。
・広角レンズ▶︎マクロレンズを使って接写するのも楽しかったけども、星空とか海とかは広角レンズで撮れたら良かった。好みはあると思うけど、望遠レンズはいらない。
・食べなれたもの▶︎食事にありつけるかどうかがかなり懸念事項になるので、もしもの場合に備えてインスタントのスープとかあると安心かもしれない。
・ヘアピン、ヘアゴム▶︎地底湖探検の時、前髪が邪魔だった。髪が長い人は一応持っとくといい
・使い捨ての皿、紙コップ、はし▶︎紙コップはかさばるから要検討ではあるけど、紙皿はどこかに忍ばせておくと便利そう。
・頭痛薬▶︎気圧の変化のせいなのか毎日頭が痛くなったので、最後の方は薬が足りなかった。もっとたっぷり持ってくるべし。合わせて、日常生活の中でたまにでもお世話になる薬があるならある程度持ってきた方が安心だと思う。
・軽めのサンダル▶︎トイレやシャワーが共同の場合、靴を脱いだり履いたりするのが面倒。つっかける系のサンダルがあれば便利だった。ホテルによくある、使い捨てのスリッパでも◎
・マリンシューズ▶︎ヒラキのマリンシューズを買う予定だった。何だかんだサイズがなかったり、面倒くさがっているうちにネットで買うのが間に合わなくなっちゃった。同行者が履いていたマリンシューズが速乾&軽量で使いやすかったので、次に海に入りそうな離島に行く時は持っていくか履いていくかしたい。ただ、底がペラペラなので、トゲトゲしたものを踏むと破れそうではある。
・ビタミン系のグミ▶︎旅行中はどうしても栄養素がかけがちだし、こんな感じのグミがあったら幸福度が上がりそう。
・大きめのゴミ袋▶︎荷物を下に置いたり、海上がった後に車に乗る際の水よけにしたりするのにあったら便利そう
・延長コード▶︎2人以上で旅行するなら持参した方がいいかも。コンセントの取り合いになる。
・スマホショルダー▶︎持参したショルダーバッグが小さすぎて、スマホを入れるとパツパツになってしまった。スマホショルダー+ショルダーバッグ+カメラのショルダーの三重ショルダーになろうとも、両手をフリーにしたい。ガッツリ海に入るのであれば、防水のスマホカバーがマスト
改善点:なくて良かったもの
・化粧品▶︎眉毛うすうす人間にとってアイブロウは必需品として、ファンデーションやコンシーラーパレット、アイライナーは要らなかった。
ナプキン▶︎同行者も私も一応装着したけど何も起きなかった。とはいえ、オムツなりナプキンなり、インガンダルマ対策はしておいた方がいい
あってよかったもの
・帽子▶︎どう考えたって当たり前に要る。ないと無理、那覇でも無理。
・アネッサの日焼け止め▶︎うっすらは焼けたけど、あんまり焼けなかった&肌負担を感じなかった。
・Kindle▶︎iphoneにダウンロードしておいた漫画たち。機内モードでも読めるので便利。好きな漫画を貼っときます。
・Spotify▶︎これは那覇のドライブで活躍。「夏 ドライブ」みたいなプレイリストでサザンとかTUBEとかゆずとかORANGERANGEとかを聴いた。
おわりに
初めての離島、なんやかんやとっても楽しかった! 今後も同行者(というより寧ろ私の方がおまけでくっついて行ってる同行者サイドではある)の行きたい離島に同行することがあるだろうから、もっと楽しめるように工夫したい。とりあえず免許をとり、筋肉をつけねば!
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