Kyuki # 英語教師

皆さんこんにちは。Kyukiです😌 公立中学校で英語教師をしています。日々の気づき、学…

Kyuki # 英語教師

皆さんこんにちは。Kyukiです😌 公立中学校で英語教師をしています。日々の気づき、学びを備忘録としてnoteにまとめていきます!

マガジン

  • 自由進度学習と英語授業

    英語授業に自由進度学習を取り入れた実践をnoteにまとめています。

最近の記事

英語授業 良い発問とは?【深い読みを促す】 

 公立中学校で英語を教えています😌  良い発問って何でしょう。どんな発問を投げかければ、生徒に深い読みを促すことができるでしょうか。具体例とともに実践を紹介します。 発問の種類 すでにご存知だと思いますが、発問には3つの種類があります。  教科書に載ってある発問はほとんどが①事実発問で、単元の最後あたりになけなしの③評価発問(単元を貫く話題に関する発問)があるというのが常のようです。  しかしながら、実際に読者に深い読みを促すのは②推論発問であることが多く、多くの先行研究

    • 英語科 教材研究の作法

       公立中学校で英語を教えています😌  皆さんは「教材研究」と聞いてどんなイメージを持ちますか?というより、教材研究するって、具体的に何をしていますか?今回は教材研究の作法・手順について実際の僕の教材研究とともに紹介します。 教材研究の作法【理論】 英語科の教材研究は以下のような3つの段階があると考えています。今回は1段階目をメインで説明します。 1.出逢う まずは「教材と出逢う」段階です。一人の純粋な読者として、教科書本文と向き合います。この際の注意点は以下の4つです

      • 文法指導のアイデア【瞬間英作】

         公立中学校で英語を教えています😌  今回は、文法を指導するときに使える活動と使用するワークシートを紹介します。その名も『瞬間英作』です。新出文法・語法を徹底的に口頭練習して、頭に叩き込む活動です。 『瞬間英作』とは①概要 ②手順 ③メリット 実践例(want 人 to do ~の場合)①導入・口頭練習  ⚠️今回の例は決して丁寧な導入じゃないです。使用場面・状況から入って、意味・形・用法に自然に気づかせる!なんてことはしていません。ゴリ押しです。ただ、いっつも時間

        • 自由進度学習と英語授業❺(自由進度学習編)

          公立中学校で英語を教えています😌  自由進度学習を取り入れた英語授業パート❺ということで、今回はいよいよ自由進度学習について具体的に紹介します。前回までの記事をお読みになられていない方は、こちらからどうぞ。 はじめに僕は授業を3つのパーツに分けています。 10分程度の単語学習、15分〜20分程度の一斉授業を終え、最後に自由進度学習です。 自由進度学習とは 僕が考える自由進度学習とは以下ののような学習のことです。 授業の最後、20分〜25分をすべて自由進度学習に充て、

        英語授業 良い発問とは?【深い読みを促す】 

        マガジン

        • 自由進度学習と英語授業
          5本

        記事

          自由進度学習と英語授業❹(一斉授業)

           公立中学校で英語を教えています😌  自由進度学習を取り入れた英語授業パート❹ということで、今回は一斉学習についてさらに具体的に紹介します。前回の記事をお読みになられていない方は、こちらからどうぞ。 一斉授業のパターン 僕は授業を3つのパーツに分けています。  10分程度の単語学習を終え、次に一斉授業が始まります。一斉授業は主に2つのパターンあります。15〜20分程度かけます。 ①本文学習 ②文法・語法学習 ①本文学習  本文の内容理解、音読、本文から派生した言語活

          自由進度学習と英語授業❹(一斉授業)

          授業の当たり前を疑う②めあて

           公立中学校で英語を教えています😌  授業で当たり前のようにしてきたこと。それって本当に必要ですか?それって本当にそうすべきですか?一度立ち止まって考えてみませんか?授業の当たり前を疑うシリーズ第2回目です。 授業の「めあて」って… 初任者研修から始まり、現在まで校内外の研修でしきりに重要視されているのがこの「めあて」です。  ありがたいことに、僕はこれまで多くの方々に授業を参観していただいてき、助言をいただいてきました。客観的な助言や意見から多くの気づき・学びを得て、教師

          授業の当たり前を疑う②めあて

          授業の当たり前を疑う❶ 挨拶

           公立中学校で英語を教えています😌  授業で当たり前のようにしてきたこと。それって本当に必要ですか?それって本当にそうすべきですか?一度立ち止まって考えてみませんか?授業の当たり前を疑うシリーズ第1回目です。 はじめに 「授業では◯◯をすべきだ。◯◯のない授業はダメな授業だ。」  教員になってから今日まで校内外研修やセミナーなどでよく耳にしてきました。実際、僕も初任者時代の研修で、「ああしなさい。こうしなさい。そうするな。」としつこく言われてうんざりした記憶が。  もち

          授業の当たり前を疑う❶ 挨拶

          自由進度学習と英語授業❸(単語学習 後編)

           公立中学校で英語を教えています😌  自由進度学習を取り入れた英語授業パート❸ということで、今回は単語学習についてさらに具体的に紹介します。前回の記事をお読みになられていない方は、こちらからどうぞ。 単語学習の流れ、教師の指示 単語学習の具体的な流れ、どのような指示を出すか説明します。なお、単語学習には10分程度時間を使います。 単語学習指導の流れ ①単語の発音を全体(またはペア)で練習(1分)  新しい単元に入ってすぐは、全体でゆっくり発音の確認。1時、2時、3時、4

          自由進度学習と英語授業❸(単語学習 後編)

          自由進度学習と英語授業❷(単語学習 前編)

           公立中学校で英語を教えています。  自由進度学習を取り入れた英語授業パート❷ということで、今回は単語学習について具体的に紹介します。前回の記事をお読みになられていない方は、こちらからどうぞ。 4段階別の単語学習 生徒が単語学習をするときの目標を4段階に分けています。①②は理解の段階、③④は発信・表現の段階です。 ① 英語を見て、発音できる👍(発音) ② 英語を見て&聞いて、意味がわかる👍(英⇨日) ③ 日本語を見て&聞いて、英語がわかる👍(日⇨英) ④ 日本語を見て、英

          自由進度学習と英語授業❷(単語学習 前編)

          自由進度学習と英語授業❶

          公立中学校で英語を教えています。 今回は、自由進度学習を取り入れた英語授業の流れを紹介させてください😌 授業の型・流れ僕は、授業50分間をざっくり3つに分けています。 ① 単語学習 ② 一斉授業 ③ 自由進度学習 1. 単語学習(10分)  授業の初めは「単語」です。単語の発音、英語から日本語そしてその逆への変換、筆記練習をします。ICTとペアワークをふんだんに使って行います。  単語学習を授業の初めに位置付けている人は多いんじゃないかなと思いますが、その内容や教師のこ

          自由進度学習と英語授業❶