神アプデが来たSKATデータベースをざっくり検証する

<はじめに>

2024年4月18日、突如SKATデータベースのアップデートが発表された。54回から61回までの自身の応募作品を閲覧できるとのこと。まじ?神アプデktkr!と思ってさっそく使ってみた。
もう定期購読をストップしてデータベースを使用することができない方も多いと思うので、自らを人柱としてここで使い勝手などを検証していきたい。

<応募総数>

スクショの解像度が終わっているが我慢してほしい。回次が56回からとなっている。これは私が54回と55回を不参加としているからだ。応募総数は56回から61回までの合計で10,279件となっている。自身の集計と少しずれているので細かく見ていく。

<56回>

応募総数2650本。54課題×50本で2700本、1課題はCMのみだったので提出2650本で正しい。ただ何で課題8の霧島酒造からスタートしているのか。ソートが機能していないのはデータベース公開時から何も変わっていないので、将来的にはそこを解決するアップデートをしてほしい。
56回はファイナリスト作品が1本あるが、それがどのコピーかということはデータベース上ではわからない。それどころか何次通過なのかすらわからない。ただ単に応募作品を見ることができるというだけだ。何次通過なのかわかる機能が追加されると大変いいのだが…というわけで、受賞作品だけを取り出す、通過コピーだけを取り出すなどということは現状不可能となっている。

<57回>

応募数3546本。フル応募で3500本のはずだ。ここがおかしいと思って振り返ってみると、57回は課題発表後に不祥事で応募停止した企業があり、私がその企業に46本応募したのでその端数分だということがわかる。つまりは応募停止になるまでに提出したコピーはデータベース上に残っているということだ。
課題番号は1が最初に来ているが、その後見てみると2,4,5,3,6と続くのでやはりグチャグチャになっている。

<58回>

フル応募2300本。特筆すべきところはない。

<59回>

応募数459件。450件だと記憶していたが最終的に9件追加していたらしい。よく見ると「キャスティングを、ギャンブルにしない。」という61回での協賛企業賞のコピーがある。これは59回の同課題で全く同じコピーを提出しておりその際は1次通過すらしなかったが、自信作だったため61回で再度提出してみたら協賛企業賞を受賞したからだ。こういうことが起こるからボツ作品をSNSで晒すのはリスキーというかもったいない。私が応募作品を他人に見せるのを嫌がる理由もそこにある。このスクショを晒すのも本当は抵抗があるのだが今回は検証ということで仕方なく晒している。大したコピーも見当たらないし。

<60回>

1200件だと思っていたが24件追加していたらしい。全く記憶がない。

<61回>

提出100本。改めて少なすぎる。

<全体的な感想>

正直なところ、54回からの提出コピーを見ることができたり正確な応募本数を把握できたりする点では神アプデなのだが、使い勝手の悪さもかなり目立つ。
例えばなのだが、企業のプルダウンの部分を押すと、「イー・スピリット」というのが複数出てきて、どれが59回でどれが60回でどれが61回かわからない。さらにこの3回分のイー・スピリットのコピーを同時に見ることはできない。以前からわかってはいたがその部分は改善されていなかった。
また60と61回は何次通過なのか、受賞作品なのかがわかるが、59回以前はそれがわからない。そしてソートが機能していないので、課題順がバラバラである。
結論としてはもうちょっと頑張っていただきたいが、まさか54回以降が追加されるとは思っていなかったのでその点はありがたい。今後のさらなる大型アップデートに期待したい。

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