見出し画像

ゼロから始めるスイングトレード:初心者にオススメ!MACDの使い方完全ガイド

株を買った瞬間に下がりだした😭
ドル円を買ったのに爆下げしてる😭

かつての私です

どうして自分はいつも逆をしてしまうのだろう?

そのお悩み、卒業しませんか?

この記事を読むと、MACDの使い方がわかりスイングトレードの成功確率が上がります。

毎朝株とFXのデイトレをしている薬師川です。
このブログでは、投資手法の解説をしています。
スイングトレードのご質問をいただきましたので、その回答記事です。

理屈は同じ

株も為替も、経済を背景に価格が動いています。その動きを見るのがチャート。同じ理屈で動いてます。

だから、株とFXは似たようなもの。
方向感が出て分かりやすいところだけ、狙っていきましょう。

詳しい手法の解説はメンバーシップで読めるようになっています。ぜひご加入ください。

① スイングトレードの魅力と基本

スイングトレードという言葉を聞いたことがありますか?これは、株やドルを今日買って明日とか明後日とか来週とかに売ることで、利益を得ようとする投資の方法です。

なんだか難しそう…と思うかもしれませんが、安心してください。長期投資も短期投資も変わりません。

スイング VS つみたてNISA
3日で5000円の利益になるのと、
40年かけて5000円の利益になるのと、
どちらが良いですか?

上がるか下がるか長期になればなるほど不確実性は上がる

スイングトレードの魅力は、短期間で結果が出る点にあります。一般的に、長期投資では、数ヶ月や数年をかけてじっくりと利益を待つ必要があります。

しかし、スイングトレードでは、早ければ1日でその結果がわかります。これは、忙しいあなたにも、日々の少しの空き時間を使って、賢く資産を増やすチャンスを与えてくれます。

しかし、スイングトレードにはリスクもあります。価格の変動により損をすることもあります。だからこそ、トレードを始める前に、しっかりと学び、準備をすることが大切です。

ここでは、「MACD」というツールを使って、スイングトレードで成功する方法について学んでいきます。

MACDは、株や為替がこれから上がるのか、下がるのかを予測するのに役立つツールです。難しそうに思えるかもしれませんが、心配はいりません。計算もしなくていいし、見れば分かる使いやすいツールです。

② 投資の基礎知識

投資の世界にはさまざまな方法があります。
株式投資はもちろんですが、資格を取る、いつもより質の良い食事をとる、良い素材の服を買うなども投資です。

投資とは自分のお金に責任を持つこと

何に、どれぐらいのお金を使って、どうなるかまで把握して、お金を使うのが投資です。

宝くじは、結果を自分で選べません。当たるくじを買うことはできません。
だから投資ではない。

株は、上がるものが上がります。自分で銘柄を選び、いくらで買うか決め、いくらで売るか決められます。

為替は、強い通貨が上がります。どの通貨ペアを買うか決められます。いくらで売買するかも決められます。

オルカンは、何をいくらで買ったのか不明です。
今日注文を入れても、売買が成立するのは数日後です。しかも、何を買ったのかは分かりません。赤字の会社だって買ってます。社長がパワハラだろうがセクハラだろうが、知ったことではありません。買ってしまいます。投資信託は全て同じです。

それならば、自分で自分のお金に責任を持ちませんか?株で利益を得た、為替で利益を得た。その利益を能登半島地震の復興募金に入れる、その方が有意義ですよね。

テクニカル分析とは?

株を買うドルを買う、いつ買えばいいのか。その答えを探す方法の一つが「テクニカル分析」です。

テクニカル分析とは、株価の過去の動きをグラフにして分析し、これからの値動きを予測する方法です。

まるで、天気予報を見て傘を持っていくか決めるようなものですね。過去のデータから、未来を予測するわけです。
(天気予報と同じで外れることも有る)

テクニカル分析にはさまざまなツールがありますが、私がオススメするのは「MACD」というツールです。

シンプルで使いやすく、投資の成功確率が上がるMACDをぜひ使ってみてください。

③ MACDって何?

さっそくMACDがどんなものか、そしてなぜ重要なのかを紹介します。

MACDとは、チャートの下段に表示されているこのグラフのことです。どうでしょうか、株価の動きを捉えていると思いませんか?

MACDの基本概念

MACD(Moving Average Convergence Divergence)とは、直訳すると「移動平均収束拡散法」という名前の指標です。

株価や為替の動きを分析するのにとても役立つシンプルなツールです。

MACDは、短期間の株価の動きと長期間の株価の動きを比べることで、株価がこれから上がるのか、下がるのかを予測するのに使われます。

なぜMACDが重要なのか?

トレードにタイミングはとても重要です。良いタイミングで買えれば利益を得られますが、悪いタイミングで買うと損をすることもあります。

MACDはまさに、その「タイミング」を見極めるツールなんです。

トレンドの識別
MACDを使えば、株価が上昇傾向にあるのか、それとも下降傾向にあるのかを見分けることができます。これが分かるだけで、投資の判断がぐっと楽になります。

シグナルの提供
MACDは買うか売るかの「シグナル」を提供してくれます。これにより、特に初心者の方でも、より自信を持って投資の決断を下すことができます。

もう一度チャートとMACDを比較してみてください。下段のMACDを見てから、上段のチャートを見てみてください。

MACDは、「今」を理解するのに役立つだけでなく、未来の動きについてもヒントを与えてくれるため、多くの投資家に愛用されています。

「多くの人に使われている」ということは、それだけ信憑性が高いということ

難しい数式を知らなくても、MACDの基本的な読み方をマスターすれば、あなたもスイングトレードで成功する一歩を踏み出せるでしょう。

MACDの具体的な使い方も説明しますが、今日だけはMACDについて深く知ってください。

④ MACDの構成要素

MACDの基本概念とその重要性についてお話しましたね。

今度はもう少し深く掘り下げて、MACDがどのように構成されているのか、そしてそれぞれのパーツがどういう役割を持っているのかを見ていきましょう。

心配しないでください。テストには出ません。トレードにも無関係です。2度と見なくて大丈夫です。今日だけ、今だけ、読んでください。

MACDラインの意味と重要性


MACDを理解するために最初に知るべきは「MACDライン」です。
下の写真の緑色のラインです。

SBI証券のアプリ

⚠️チャートの色は、証券会社やアプリによって違います。また、オリジナルの色に変更もできます。「色」が重要なのではなく、「MACDライン」がどれなのかを見てください。

MACDラインは、短期間の平均価格と長期間の平均価格の差を表します。簡単に言うと、最近の価格の動きが、もう少し長い期間で見た動きと比べてどうなのかを見るための線です。

この線が上がっている時は、価格が上昇傾向にあることを示しています。逆に下がっている時は、下降傾向にあることを示しています。

では、あなたが「買う」のであれば、MACDラインはどうなっていればいいですか?

そうです!MACDラインが右肩上がりの時に買えば、価格は上昇傾向にあるので、利益になる可能性が高いです。

シグナルラインって何?


次に「シグナルライン」です。これは、MACDラインの平均を取ったもので、MACDラインをなめらかにした線です。

シグナルラインは、MACDラインよりも動きがゆっくりで、これを使ってMACDラインの動きを判断します。

MACDラインがシグナルラインを上から下へと切っていく時は、売りのサインと見ることができます。デッドクロスと呼ばれます。


逆に、下から上へと切っていく時は、買いのサインと解釈できます。ゴールデンクロスですね。

ヒストグラムの見方


最後に「ヒストグラム」です。これは、MACDラインとシグナルラインの差を表す棒グラフで、この二つの線の間の距離を視覚的に示しています。

ヒストグラムが正の値を示している時は、MACDラインがシグナルラインよりも上にあり、株価が上昇する可能性が高いことを示しています。

逆に、ヒストグラムが負の値を示している時は、MACDラインがシグナルラインよりも下にあり、株価が下降する可能性が高いことを示しています。

MACDの構成要素を理解することは、チャートを読むための基礎となります。最初は複雑に感じるかもしれませんが、実際のチャートをみながら、ゆっくり確認してみてください。ずっと理解が深まるはずです。

次の章では、これらの構成要素を使って、実際にMACDをどのようにトレードに使うのか、具体的な方法についてお話しします。あなたもこれで、デイトレードの世界で一歩進む準備ができましたね。一緒に次のステップへ進んでいきましょう。

⑤ MACDを使った具体的なトレード手法


さて、これまでMACDの基本とその構成要素について紹介しました。いよいよ、その知識を活用して、実際にMACDをどのように読み解き、デイトレードで使うのかについて見ていきましょう。

MACD手法の基本

MACDを読み解く基本中の基本は、MACDラインとシグナルラインの関係を見ることです。この二つの線がクロスする点は、市場での重要な動きがあるサインとして解釈できます。

買いシグナル(ゴールデンクロス)

MACDライン(より速い線)がシグナルライン(より遅い線)を下から上にクロスした時、これは価格が上昇する可能性があるという強いサインです。このタイミングで買いを検討するのが一般的です。

売りシグナル(デッドクロス)

逆にMACDラインがシグナルラインを上から下にクロスした時、価格が下降する可能性があるというサインです。この時点で売り、またはショートポジション(価格の下落から利益を得るためのポジション)を考えると良いでしょう。

MACDを使う時のヒント

ゴールデンクロス、デッドクロスは、すぐに使えて再現性の高いものです。必ずマスターしてください。

大事なのは、ヒストグラムです。棒グラフの部分です。この棒グラフの長さにも注目です。

とは言うものの、トレンドが始まったとき、ヒストグラムはゼロ近辺にあります。棒が長くなるかどうかなんて、分かりません。

そこで大事な考え方を紹介します。

ここから先は

440字 / 7画像

beginners

¥369 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?