前回のドラフト2位ルーキー、プロテインゴリラもしくは中山きんにくんこと中山翔太外野手紹介の記事から3ヶ月。
彼は2軍での順調な下積みを終えて6/9遂に1軍デビューした。
結果は……レフト前へのタイムリーヒット。
キャリアの始まりを華々しく飾った彼はその後も停滞するチームとは正反対に我々ヤクルトファンを喜ばし続けてくれている。
交流戦西武ドームでのプロ初HR、神宮球場でのマルチヒット、猛打賞、更には秋田でホームランを打った次の日には力強過ぎる打球で相手の内野手のグラブをはじく内野安打2本と高すぎて落下点を見失わせることで得たポテンヒットで猛打賞。
打率も3割を超えホームランは2本。
首脳陣とファンの期待にしっかりと応えてくれた。

パワフルなのに繊細な打撃に加えて下手くそだけど懸命な守備、ドタドタしつつも速い走塁、常に全力プレー。
彼はファンサービスにも全力だ。
練習後に一番遅く引き上げてきては我々ファンのサインの要求にも快く笑顔で応じてくれる。
僕もユニフォームだけで4枚もサインを頂戴した。
彼のユニフォームを大量に購入して自らの分に加えて友人へのプレゼントにもしていると伝えた時の満面の笑みでの御礼の言葉に応援の甲斐を感じた。変わった人だなとも思っただろうけど。
履正社から法政大学という我がヤクルトの黄金ルートを辿り、明治神宮球場90周年奉納試合での猛打賞をプロへの足掛かりとした彼は不思議なくらいに求められた場面で打つ。
法政大学での4年間も神宮でプレーしているし、非常に相性がいい。
いや、神宮に祀られている神様(明治天皇)に彼は愛されているのだ。
だから彼はこれからも神宮で打ち続けて我々に沢山傘を振らせてくれることだろう。
中山きんにくんのような筋骨隆々な身体とゴン中山のような勝負強さで。
僕が1.2万払って買ったユニフォームも9月頃にはもうスワローズショップに棚が出来てみんな9000円で買っているだろう。
彼が活躍すればするほど高い金払って何枚もユニフォームを買った僕はアホになる。
けどアホになった分の価値はたしかにある、彼が人気選手になった頃、皆が求めても手に入らない、

背中に輝く中山のサインにはね。

追記
この記事を書いた1時間後に第3号ソロを広島で放ちました！おめでとう！すわほー

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