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ぼんやりニート日記 2023/7/1~4 「Twitterなんてやめて」

2023/7/1(土)
体調が悪くて何もする気が起きない。こういう日は昔やらかした失敗や嫌な記憶をふと思い出して鬱になりがちである。今日みたいなアンニュイな日は下手にジタバタもがいても心の傷が広がってしまうだけだ。だから鬱が消えるまで何もせず安静に過ごすのがベストである。ぼーっとYouTubeでも見ながら休むことにしよう。
YouTubeを見ていたら「水槽」と呼ばれるアーティストの『はやく夜へ』という曲を見つける。あまりに良い曲だったので何度も聞いてしまう。

繊細で壊れそうなメロディに惹き付けられる。「一人でいこう 二人じゃ傷も癒えない」「はやく夜へ逃げるんだ」という歌詞が好きだ。家族や友人や恋人との交わりでは癒えない心の傷が人間にはある。むしろ、そんな他者の存在が自身の傷を深くするばかりだ。そんな時、傷を癒せる場所があるとするなら、それはきっと一人で過ごす夜だろう。僕も夜に逃げてばかりの人間だからこの歌詞の意味がなんとなくわかる。心が弱っているこんな日には僕も、はやく夜が来てほしいなと思う。


2023/7/2(日)
印刷会社に制作を依頼していたキーホルダーとポスターが届く。



どちらも夏コミに頒布する予定のグッズだ。初めてのグッズ制作でうまく仕上がっているか不安だったが、良い出来栄えだったので安心した。ちなみに依頼した印刷会社の名前は「ねこのしっぽ」さん。依頼した際の対応がとても丁寧で好感が持てる会社だった。次回グッズ制作する際も使わせてもらおうかな。

ネズミが捕まる。通算4匹目。いくら捕まえてもキリがない。いい加減ネズミとのバトルにも疲れてきたな。ぼちぼち今のシェアハウスを卒業して、次の引っ越し先を真剣に探すべきかもしれない。東京に来てから今までずっとシェアハウス暮らしだったけど、次は一人暮らしをしてみるのもいいかなと最近思う。とはいえ無職のままだと部屋も借りられないから、まずは仕事を探さなきゃ駄目だが。果たして僕にできる仕事が見つかるのだろうか。僕にもできるお仕事、募集中です。

夜。江古田にある「moja」というイベントバーに行き、友人の誕生日を祝う会に参加。集まった無職たちと一緒に「twitterなんてやめて労働しましょう!」「無職はオワコン!」「働くぞ!」とお互いを鼓舞し合ったりした。

あと「誰か新しいシェアハウスを作ってくれないかな」という話になって、その場で出資者を募ったが集まらず。「無職を住まわせるシェアハウスなんてリスクがありすぎるよ!」と言われてしまう。全くその通りでグーの音もでない。


2023/7/3(月)
世間ではイーロン・マスクによるtwitter閲覧制限でにぎわっているが、僕のTLでは今のところ制限はかかっていないようだ。どうやらリストからTwitterを見ると制限がかからないようで、普段からリスト内のツイートしか閲覧してない僕には全く影響がなかったらしい。それにしても今まで頼ってきたTwitterという名のインフラが存外に脆く、何時終わってもおかしくないものだと今回の一件でわかってしまったな。僕みたいにTwitterを生活の基盤として使っている人間にしてみればかなりショックな出来事だ。Twitterが終わってしまったらどうやって人と繋がればいいかわからないよ。
東京に着てから五年間、ずっとTwitter頼りで生きてきた。Twitterで友達を作り、Twitterで住む家を探し、Twitterから得る情報で食いぶちを繋いできた。今その生活を見直さなきゃいけない時が来ているのかもしれない。とりあえずTwitterが止まった際の保険としてInstagramやmixiなどのSNSアカウントを作ってみる。だけどどれも何かしっくり来なくてハマれそうにない。そうして結局またTwitterをやってしまう。Twitter依存克服の道は険しい。


2023/7/4(火)
今日は天気が良い。涼しい風が吹いており外出日和だったので散歩する。八広駅から本所吾妻橋駅までの間をテクテクとのんびり歩く。途中見つけたスーパーでカフェオレとアイスクリームなどのおやつを買い、公園のベンチで食べた。公園で元気よく遊んでいる親子たちをぼんやり眺める。平和だ。

『Fate/strange Fake』というアニメを見る。

「Fate」シリーズの新作。ハイクオリティでストーリーも面白かった。近頃の深夜アニメは劇場版みたいな完成度で見ごたえがあるな。しかし年々競うようにアニメのクオリティが上がっていってるけど、アニメ業界の労働環境は大丈夫なのだろうか。アニメ制作業界は薄給かつ激務だとよく聞く。クオリティの高いアニメが増えるのは嬉しいけど、それがクリエイターの犠牲によって成り立っているのなら僕はそれを奨励したくはないなと思う。どうにかしてアニメ業界に携わるクリエイターを直接支援できるシステムとかできないものだろうか。YouTubeのスパチャみたいにアニメクリエイターへお金を支払えるコンテンツがあったらいいんだけどな。


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