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【SDGs】高校生の皆さんが夏休みの課題で来社して下さった嬉しいお話

弊社でSDGs推進チームを発足してから4年目になります。
SDGsの活動を中小企業として地道にコツコツ取り組んできた日々のなか、時々とっても嬉しい出会いや出来事があります。

今回は、そんな数々の出来事の中で、なんと弊社のホームページをネットで見つけて夏休みの課題のための取材先として選んで下さった、高校生の皆様の来社のお話を振り返らせていただきます。

企業が高校生のSDGs取材先として選ばれる…!
この興奮と喜び、皆様に伝わりましたら嬉しい限りです。



【取材に至る経緯】

本年の8月中旬頃に、県内の法政大学第二高等学校の1年生F様より

「会社のSDGsについて教えてほしい、夏休みの課題がSDGsのフードロスに関するもので、貴社の取り組みをお聞きしたい。」

とのご連絡を頂きました。

SDGsに取り組んでいる企業をインターネットで調べて弊社に連絡して下さったとのこと!

総務のSDGs推進チームメンバーYさんが熱く振り返ります。
「この時、私は、
○ 当社を選んで頂いた喜び❗️
○ 学校教育の幅が広がっていることに驚き‼️
○ 今回の機会を通じて皆様のお役に立てれば❗️❗️❗️
という気持ちで、即お引き受けいたしました!」



【事前の連絡・やりとり】

Yさんは更に語ります。
「当社の業務運営、SDGsの取り組み、外部との接点など、事前にお聞きしました。

①どういったことを聞きたいのか、
②どういう答えを求めているのか、
③どんなディスカッションを希望しているのか。

こちらの質問に対しても誠意をもって明確にお答えを出す姿勢に感銘を受けました。高校1年生の5人グループで行っている、とおっしゃっていましたが、とてもしっかりしている印象を受けました!!」

この報告を受け、早速、SDGs推進チームの定例会では、対応する本社勤務の推進チームメンバー三人のプロジェクトチームが発足。高校生の皆様に喜んで頂けるよう準備しようと決意も熱く、その他のメンバーの羨望と期待を一身に受けて準備スタート!
推進チームのチームリーダーのJさんが、高校生の皆様の質問をもとに各部署のチームメンバーからの情報をまとめて、パワーポイントを作成することになりました。

パワーポイントを作成したJさんは、
「まず、率直に感じたことは時代の流れでした。
私が高校生の時代(25年程前)は『SDGs』という言葉自体を聞いたことがありませんでした。
当社がSDGs推進に力を入れて数年が経過しておりますが、このような若い芽を育てる為の活動に関われたことを嬉しく思っています。

事前の質問内容や当日の質疑応答に関しましても、鋭いところをついてくる、という印象があり、課題に向けての真剣さが感じられました。
また、推進チーム内で事前の質問内容に関して情報を募った際の返答からは、予想以上に様々な取り組みがなされている、という事実を知ることが出来たのが一番の収穫であったと感じました。

SDGs推進を掲げている会社が数多くある中で、当社を選んで貰えたことは、今までの当社社員全員の活動の賜物である、と手前味噌ではありますが自負をしております。」と喜びを語られていました。


当日のために作成されたパワーポイントの一部です



【ディスカッション当日】

法政大学第二高等学校の皆様、ようこそお越しくださいました!


真夏の太陽をキラキラ浴びて、高校生の皆様がみなとみらいの本社までお越しくださいました。

ディスカッションの流れは、
・ 弊社の業務内容とSDGsに関する取り組み
(業務とSDGsの関連性についてパワーポイントで)
・ フードドライブ取り組み内容
・ 質疑応答

Yさんは当日を振り返ります。
「高校生であった当時の自分を思い出しながら、今回訪問頂いた高校生5名とお会いしましたが、当時の自分が恥ずかしくなるほど、しっかりとした皆様の雰囲気に驚くと同時に感動を覚えました。
そして、これはしっかりご対応しなくてはと緊張しました。
終始真剣な表情で説明を聞いてくださっている姿が印象的でした。参加した5名とも、それぞれ要点を絞った質問は、答える当社側としても勉強になる点が多かったです。」



【高校生の皆様の感想】

後日、法政大学第二高等学校の担当教員の先生を通して、高校生の皆様の丁寧な感想をいただきました。
本当にありがとうございます!
ここに、高校生の皆様の感想や思いを一部ご紹介させていただきます。

弊社を知ったきっかけとアポに至る経緯など

「フードロスの取り組みをしている企業を調べていたとき、noteで薬糧開発さんについて知り、さらにnoteなどで活動を拝見したところ、お聞きしたいことと合っていたため、お話をうかがいたいと思いました。」

ディスカッションの感想

「事前に食品ロスについて学んでいましたが、初めて知ることが沢山あり、スライドの内容の一つ一つが、とても貴重な学びでした。」

「丁寧に説明をしてくださり、とてもわかりやすかったです。学校ではあまり学ばない、企業の具体的なSDGsの活動を知ることができて、ためになりました。」

「自分たちで調べるだけでは分からないことや、自分たちと別の観点の捉え方を知れて、ためになりました。急なことだったのに、すごく細かいことまで説明して下さり、とても参考になりました。」

ディスカッションを通じて得たことや今後の課題

「ディスカッションを通じて、良いと思われていたものもデメリット(負)の部分があると考えられました。そのため客観的に物事の全体を見渡すことが、目標の達成(成功)につながると思いました。」

「自分たちが思っている以上に、私たち個人としてできる取り組みが多いと感じました。まずは、自分たち個人に着目し、できる課題を見つけていきたいと思いました。薬糧開発さんは、フードロス対策に様々な活動をされていますが、そういった活動をもっと広めていきたいと思いました。」

今後SDGsを通じてどう社会に貢献していきたいか

「私はまだ学生という立場であるため、直接的に社会に貢献することは難しいと考えられる。しかしながら、ありがたいことに私は薬糧開発さんのおかげでSDGsについて、他の人よりも多くの知識を得ることができました。なので私は将来この知識を活かせる職につき、より多くの環境問題を解決したいと思います。」

「SDGsの目標は国や企業だけではなく、私たちが解決できる目標も含まれているので、自分には何ができるのかを理解し、行動していきたいと思います。」

「 “フードロスは社会のロス”という言葉が、すごく印象に残っています。同じようにSDGsの取り組みを行うことは、社会に直結することだと思います。今回知ったことを活かし、これからの自分にできる取り組みを考え、実行していきたいと思います。」

「SDGsは世界規模で解決するべきものですが、個人(学生)の立場でできることはやはり限られていると思います。まずは自分にできる範囲でフードバンクなどを通じて地域のために、共助の意識を持ってSDGsに取り組んでいきたいです。」

頂いた感想を全て、ご紹介でないのが残念ですが、高校生の皆様の熱意を感じていただけると思います。
若者は国の宝、地球の宝です!


【ディスカッションを終えて】

推進チームの若手ホープの一人で来社プロジェクトに参加したKさんも、
「今回のプレゼンの中で、私は、昨年実施したフードドライブについて説明をさせていただきました。

フードドライブを終えて、これまで以上に賞味期限について気に留めたり、冷凍保存の有効活用など、実生活で取り組んでいることもおはなしさせていただきました。また、会社のSDGsに対する取り組みについて、他部署での取り組みまでは知らなかったことが多く、私自身とても勉強になりました。

そして何より、高校生の子たちが、数ある企業の中で、私たち薬糧に目をとめてくれたことが嬉しかったです。
熱心にメモを取りながら話を聞いてくれる姿勢に、私自身初心にかえって見習いたいと思いました。また、機会があれば社外に向けて積極的に薬糧のことを発信していけたらと思います。」
と今後の抱負も含めてお話されていました。

弊社を訪問して下さった感想として、

「社員の方の笑顔があふれ、理想的な会社だなと感激しました。自分も就職する時は貴社のような活気あふれる会社に就職したいと思いました。」

「すごく丁寧に対応してくださり、とても嬉しかったです。お仕事の場にお邪魔させていただいたとき、温かく出迎えてくださり、素敵な企業だと感じました。」

など、私たちにとっては最高の賛辞を下さった法政大学第二高等学校の高校生の皆様の来社。
今回、沢山のものを頂いたのは、実は大人である私たちでした。

それは、
未来への希望
若い皆様の視点からの新たな気づき
自分たちがコツコツ取り組んできたことへの誇り
そして、
これからも気を引き締めて継続していこうという責任

今後も、今回のような機会を大切にし、弊社の理念でもある「食を通して社会に貢献」を益々充実させていきたいと思っております!

訪問してくださった皆様、改めまして、心からありがとうございました。



記事作成 薬糧開発 マンガノ


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