見出し画像

2017年旅行記その3:吹雪の歓迎

アイスランドのケプラヴィーク国際空港に到着した時、外はすごい吹雪。後でホテルのスタッフに聞いたら、その時期にしてはなかなか珍しい天気だったらしい。レイキャヴィクの市街地から離れた場所にある空港だが、アイスランドの観光は全て事前にツアーを組んでもらったので、まずは市内へのバスに乗って移動。これもちゃんとカウンターがあって、バウチャーを見せれば案内してくれた。流石観光業で潤っている国だけある、と一人感心。

ホテルのチェックインまで時間があったので、荷物を預けて色々見て回ろうと思ったが悪天候に心折られた。プランではここが一番寒い国なので、それを見越して小さく畳める高性能ダウンジャケットを用意していたのだが、それを着込んでも寒い。外ではなく室内を、と思い有名なペニス博物館へ行ってみたのだが、種は違ど男性器がこれでもかと陳列されていると、こっちまで妙に股間がゾワゾワしてしまった。女性の観光客が面白がっていたところを見ると、これって男性独特の感覚なんだろうか。

夜はレイキャヴィク湾で海からオーロラを見るツアーが組まれていたのだが、それも悪天候で中止。夜はホテルでのんびりすることになった。日本を出発してからずっとドミトリーに宿泊してきたので、シングルルームが逆に新鮮。自分一人で部屋を使えることのありがたさを噛みしめつつ、シャワーで体を温めやっと人心地ついた。

アイスランドは物価が高い、という情報は事前に仕入れていたので、外食ではなく地元のスーパーへ。それでもコーラ(500ml)が当時のレートで450円くらいしたのにはびっくり。そして、そのスーパーのキャラクターらしきブタ(?)の何ともいえないタッチにもびっくり。日本人ならもっと可愛くしがちだが、そうしないところがアイスランドのセンスなのだろうか。

異国の地にいる、ということはもちろん、雪国の生まれでもないので、積もった雪を見るのも久しぶり。分厚い雲の灰色と雪の白、そして大地には溶岩が固まった黒い石。こう書くと物悲しいモノトーンの風景に感じられるが、そこまで気分が落ちることはなかった。観光はこれからが本番、だからね。

お世話になったサイト
Guide to Iceland https://guidetoiceland.is/ja/
自分の行きたい場所ややりたいアクティビティを選んでツアーを組んでもらえる上、日本語で問合せ可能。冬季は特に一人で動きにくいと思ったので、事前に日程を組んでもらいました。感謝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?