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副業禁止の会社から「副業許可」を得た方法〜プランナーの交渉術〜

こんにちは!やくしまです。
フルリモート会社員をしながら副業フリーランスをしている30代女子です。

わたしは副業禁止の会社で副業申請を認めてもらった経験があります。

正直ダメ元ではありましたが、いい結果を得られたので
これから副業を始めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください!

(タイトルの「交渉術」は言ってみたかっただけです…笑 でも振り返ると要所要所をおさえていたと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね!)




まずは職場での信頼を得る

わたしが副業を考え始めた時。
ちょうど組織改変があり、直属の上司が変わってしまいました。

そこで最初の3ヶ月は新しい上司から信頼してもらえるよう、いったん副業のことは忘れて本業の仕事にフルコミットしました。

そして少しずつ関係構築や信頼感の醸成がされてきたタイミングで、興味のある分野(副業のために学んでいること)を雑談ベースで小出しに混ぜていきました。

たとえば「丁寧なヒアリングですね!」と上司から褒めていただいた時に「じつは最近プライベートで勉強をしているんです!」とか。「最近読んだ面白い本」などの話題になった時に「学びがあった本はこれです!」など。

日常的なコミュニケーションのなかでこまめに情報をだしながら、ここではまだ「副業」という言葉は出さず、関係構築・興味のある分野のシェアをしていきました。



上司に味方になってもらう

そうこうするうちに、ちょっとばかりハードだった案件が落ち着き、上司から「おつかれさまでした」と労いの言葉とともに好感触なFBコメントをもらえたところで

「じつは、いま学んでいることを仕事として挑戦したいと思っていて、、、副業って難しいでしょうか?」と切り出しました。

すると「いい経験になりそうだね!ぜひ挑戦してみてほしい。きっと成長のいい機会になる」とポジティブな反応が!

さらには「会社にどうやって話を通すか、一緒に考えましょう!たぶん許可もらえると思う」と力強い言葉をいただくことができました(この上司はとっても仕事ができる人で、周囲からの信頼も厚く、コミュニケーション能力が高い人だったので、この時点で8割決まった!と思います)

結果論ではありますが、本業にきちっと取り組んでいたこと、上司に対して自分の興味のある分野について日頃からシェアしていたことが功を奏しました。


会社にとって「わたしに副業をさせるメリット」をプレゼンする

上司からすぐに「会社に話を通すためのポイント」を教えてもらい、申請書を書くよう指示を受けました。

そこで私からは「申請書類を書いたらお見せするので、チェックとアドバイスをください。◯曜日でいいですか?」と依頼。

その日のうちに申請書類を書き上げて、すぐにチェックをもらえるように動きました(熱量をみせるのにスピード大事 & 上司と一緒に作る意識も大事)


▼会社に通すためのポイント

・なにをするのか?を共有する
副業の業務内容を簡単に共有しましょう。

・なぜやるのか?会社にどのように還元できるか?を示す

副業でどんな知識やスキルを得られるのか?
それは本業にどのように活かせるのか?活かすつもりなのか?語れるようにする

・会社側の懸念を払拭できる根拠を示す
本業に支障が出ないかを会社側は心配するので
働き方を共有し安心してもらいましょう(時間・頻度・移動の有無などを具体的に記載)

わたしは上記ポイントを簡単な図解を用いてまとめたプレゼン資料をつくり、それを申請書として用意しました。

数週間後、上司から取締役にアポをとっていただき三者面談を実施。

そこで得られた反応は「ぜひやってみるべき!プランナー全員、いや社員全員この分野は学ぶべきだよ」「学ぶだけで実践しないと身につかないからね、お仕事として取り組むのはいいと思う」と全面的な賛成。

むしろ「勉強のための書籍代やスクール費用など、会社から支援できなくてごめんね」と言っていただけたので、副業OKの会社で学びたいことがある人はそういう事前相談を会社にしてみてもいいかもしれません。



【まとめ】説得はしなくていい、応援してもらおう

いかがでしょうか。

振り返って、副業申請/会社への交渉に大切なことは3つ。

まずは本業のパフォーマンスで信頼を得ること。
信頼や関係構築ができていない場合はそこからはじめること。

つぎに相手目線に立ってメッセージを考えること。
「自分はこれがやりたいです!理解してください!」という自分目線ではなく
「あなた(会社)にとっていいことあるよ」
「あなた(会社)に心配や迷惑はかけないよ、あなた(本業)が第一優先だよ」
という相手の立場や視点に立ってコミュニケーションや提案を組み立てること。

さいごに、上司ひいては会社にも【味方になってもらえるよう】心がける。
「説得するぜ!」「論破してやるんだ!」というファイティングポーズは必要なくて
応援してもらえたら話が早いし、いざ決まったときも安心して気持ちよく取り組むことができますね。

わたしは取締役の方からも「くれぐれも体にだけは気をつけて、頑張ってね!」と言っていただけました。


いかがでしょうか?
今回の記事が、何か参考になれば嬉しいです!

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