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双子座 光 他者

もはや強烈な暑さの愛知を抜け出し、
青森に来ています。

爽やかな風。
雲ひとつない澄んだお空。
そして朝の光。
大きな赤松の木立がざわざわと音を立てている光だまりで、
松の足元に寝そべって、
ここのところぼんやり考え続けていた「双子座」について、「他者」について。
思いを巡らせています。

双子座
5/21〜6/20ころまで。
春の訪れや芽吹きに一つ一つ喜びを感じてきた時が重なり、
いよいよその勢いを追いきれなくなる時期。
そして光のピーク、夏至へとたどり着く。
そんな時。

私の知ってる双子座生まれの人たちの方を思い浮かべると、
「ハイスペック」という言葉が浮かんできます。

能力であったり、環境であったり、
スタートラインでお膳立てが綺麗に整っている。
それは周りから見て、という話でもあるし、
本人の自信というか、何かをするときの心理的なハードルという話でもあるし。また、最高のものを当たり前に選択するという感じもしています。

どうしたってどうにもならない。みたいないじけた話はまるで理解できないというように、シンプルで軽やか。思考が明るいという感じがするのは、あらゆるものを可能にする光に溢れ、さらにまだまだ強くなるというこの夏至前だからと思うとうなづけます。

牡羊座の「自我感覚」牡牛座の「思考感覚(言葉にならない抽象的な感覚)」に次いでの双子座は「言語感覚」です。

生命が生まれ出て、自分自身の感覚を感じた後、もう次は言語感覚。早い!という印象を私は持ったんだけど、どうですか?(言葉を駆使してという高度なことの他に、言霊や響きの伝えるものという意味合いが大きいのだろうなと、この早さから感じます。)

(発達でいくとこの自我感覚、思考感覚、言語感覚は上位感覚で、14歳以上で発達してくる最後のところになります。最初に遠いところから、最後に命そのものに近いところが発達してくるというこのあべこべの流れも興味深いところです。反転。)

話は戻って、多細胞生物の私たちの本質、個が生まれ、感覚認識を持ったらすぐに他者と繋がっていこうとする。細胞と細胞がつながり合っているように。

私たちはそういう存在なんだなぁ。

生きること = 他と交わること

そして交わり、内側が揺れることで発電されている。のかも。


光溢れ伸びゆく双子座のルーラーは水星で、(もう一つは乙女座)

水星は太陽のメッセンジャーと言われています。

太陽のすぐ近くにあって、太陽の放つものを分かりやすく置き換えて届けてくれると。

光の中で、太陽の大きさや際限のない豊かさを知っているからこそ、動けばいいだけ、それらを伝え合って皆に行き届けばいいだけ、と、どんどん軽やかにいくんでしょうねー。

そして、全く違うテーマを生きている人(例えば心理的なハードルを越えることに何十年も費やしていたり、その果てに双子座とは全く違う形での何かを掴み取ってゆく人など)に対して、飛び回っていることが不安になるという告白も双子座さんからは聞きます。

私として思うことは、双子座は光の中にあり、太陽に近いところにいる。冷たい大地からやっとのことで顔を出し、立つことのできる人では到底辿り着けないところにいて、その人たちは顔を出して立つというミッションにずっと取り組んでいるので、飛び回ることが叶わない。

(やっと立つ人はやっと立つ喜びを存分に味わうからそれで良いのです)

飛び回れるひとが飛び回って、広い世界に点在しているいろんな種類の太陽の光の力を届けることができるからこそ、土から出た人が受け取ることができる。

そんなふうに思います。

なので、思う存分、ハイスペックなことを隠さず、高性能の翼をフルに使っていって欲しいなぁと思います。

元気に飛び回り、かけらを見て回ること、そしてそれを自然と伝えてゆくことそのものが、人類のための大きなお仕事という、そんな気がしています。

棘のお庭ではラベンダー、ミント、マジョラムなど、シソ科のハーブ が本当に元気で美しい。(今月の講座もこの3つの香りを取り上げています)

これらは水星に属するハーブ。

神経を休めてくれる香りたち。

全ての人にとって双子座のエネルギーがうわっと高まるこの時に、整えてくれるこれらのハーブがバーンと咲いているということへの感謝を感じてなりません。

そして夏至という光のピークをすぎるとどんなテーマが立ち上がってくるのかというところで「蟹座」が来るというこの流れ!(興奮!)

あぁすごい。

蟹座はまた今度。





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