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高尾山のトンネルのこと

お正月に高尾山に行きました。

2024年のお正月は今までと違うお正月で、
いろんなことが作用して作用して、
全く意図せず高尾山にたどり着いた感じがしています。

これが私としては高尾山がいざなってくれた、迎え入れてくれたように思ったので、そのお話しです。

今回は一大プロジェクトのおせちの予約を10年ぶりにお休みさせてもらい、
結婚以来初めてお正月に夫の実家(埼玉)へ帰省しました。

お正月ですし、嫁の立場ですし、
あちらでどう過ごすのかは夫や義両親の予定に完全に合わせるつもりでおりました。

そうしたら、お義母さんから
「明日か明後日、高尾山に行かない?」と思いがけず誘われたのでした。

え!行きたい!
行きたいです!

実は高尾山は東京に住んでいる時にずっと行ってみたいと憧れていたのに、機会を逃して行ったことがなかったのです。
今や関東に行く時にも用事オンリーで「高尾山に行ってみたい」の優先順位が低くなってしまっているので、
ちょっとその想いすら忘れかけていました。

なので今回の高尾山はかなり突然入り込んできた感。

初高尾山のお参りを終え、愛知に帰ってきてから
高尾山について思い巡らせていた時に思い出したこと。
なぜ高尾山に行ってみたかったのか。

それは、私が東京にいた頃、高尾山にトンネルを通す計画を阻止しようという活動が山場を迎えていた頃で、
お友達で活動に関わっている子もいたりして、お友達も制作に携わった、高尾山の豊かな自然についての小冊子を受け取ったりいろいろ読んだりして、

"山は生きているんだ"という初めての視点を持ったことにあります。

トンネルを通してしまうということは、環境破壊ということだけではなく、山が守っている大きな力を失わせてしまうかもしれないという視点を。

そんな大切な山である高尾山に登って感じてみたいなと思っていたのでした。

そうだったそうだったと、恥ずかしながらそのことを思い出して、
はてあのトンネルはどうなったのかな?とこの度調べてみたら、あのまま粛々と工事は進んで、とっくに完成していた。

しかも!なんと!
うちがいつも埼玉に行く時に通っている圏央道がまさにそのトンネルではないですか!
そういえば、結婚した頃に義実家に行った時ちょうど圏央道が開通して、埼玉に行くのがすごく近くなってる!と驚いたし、義実家でもそのことでとっても盛り上がっていたんだった。

あれはそれだったんだ!

少し前までトンネルのことで胸を痛めていたはずなのに、
長野にしばらくいったり結婚やらなんやらですっかりリセットされてしまい、
あれとこれとが繋がっていなかった!
なんということ!情けない。

となったところで気がついた。

さて今回の埼玉行きは、これまたいろんなことが重なったことと、楽しい思いつきとで、
愛知から寄り道しながらのんびりと、下道を通って埼玉まで行きました。
あ、なので圏央道通らなかったんだ。
しかも謎に八王子あたりで道に迷って、ぐるぐる回らさせられたなぁ。

そして、その義実家からの高尾山のお出かけの時、
高速に乗ったので、そのままならトンネル通るはずだったのだけど、
これまた謎に一つ手前の八王子JCTで先をゆく義両親の車は中央道の方に行ってしまい、さらに次の分岐も間違えて(義父さんいわく、都心へ向かういつもの癖で思わず間違えたと)、
結局高速降りて、甲州街道から高尾山に向かうことになったのでした。
この道がまた、大きな大きな銀杏並木が見事で、さすが旧街道。
古の人たちもこうしてこの道を歩いて高尾詣でしたのだろうなぁと打ち震えながら山に入って行ったのでした。

そして埼玉からの帰りも、横浜に向かう用があったのでまたも下道で。

つまり結局、高尾山のトンネルは今回一度も通っていない!

1日の夕方に地震があり(関東では揺れは私は全く感じなかったのですが)
その数時間後、義両親を乗せた車で八王子で迷っている頃に「高尾山に行かない?」とお誘いがあり、
そしてトンネルを回避して正面から高尾山をお参りしたことになったという流れ。

お正月の高尾山はたくさんの方がお参りに登っていて、
それをお山はおおらかに受け入れてくれているように感じました。
すごいなぁ。
トンネル通っても、やっぱり山は生きている。

「霊気満山」

この日からとても元気で朗らかで、
奇跡のようなことが毎日起きています。

高尾山が今年の私を呼んでくれたように思います。
そしてでも、お山に会う時には、お山はトンネルは通ってほしくなかったのかな。
トンネル掘ること許してはくれたけど、
お山とちゃんと会ってお話しするのなら、ここは違うよ、やめてね。とばかりに、
ちゃんと正面の方にいざなわれた。
そんな気がしています。

おみくじを結んであるミツマタがもう花が咲きそうで、

石楠花ももう咲きそうで、

どういうこと?

ここは何やら違う世界だわ。
と思いました。


何やら富士山から流れる龍脈上に高尾山があるとかなんとか。
龍が呼んでくれたかな。

関東への道すがらもずっと富士山が綺麗でした。


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