2021年 ドラフト1位指名選手の現状

割引あり

2021年のプロ野球ドラフト1位で指名された12人の選手の成績と現状について紹介します。


・山下 輝(ヤクルト入団):山下は2022年シーズンでは比較的活躍し、将来性のある若手選手として期待されていました。2022年、9月22日の対中日ドラゴンズ戦でプロ初登板・初先発。安定感に欠け、4回2/3を失点2、被安打9、与四球3、奪三振0という内容で降板した。3回裏のプロ初打席では二塁内野安打を放ったが、チームはその1安打のみで敗れ、新人投手のプロ初安打による1安打のみでの敗戦は日本プロ野球史上初という珍事となった。9月30日の対広島東洋カープ戦でプロ初勝利。レギュラーシーズンでは上記2試合のみの登板であったが、同年の日本シリーズ第5戦で先発登板を果たした。2年目も怪我に見舞われたが期待されている。

・森木大智(阪神入団):投球力や将来性が期待される若手投手。2022年は二軍で春季キャンプをスタートし、3月31日には二軍公式戦で初登板を果たした[15]。5月25日の対広島東洋カープ二軍戦(阪神鳴尾浜球場)では、ウエスタンリーグ初勝利を達成した。6月27日にはフレッシュオールスターゲームへの選出が発表。7月24日の試合当日には全ウエスタンの先発として登板し、1回を2奪三振・無失点に抑えた。8月1日には「野球伝来150年 プロアマ記念試合」のU23NPB選抜に選出。翌日の試合当日は3番手として登板、1回を1奪三振・無失点に抑えた。 8月28日に一軍昇格し、同日の中日ドラゴンズ戦(バンテリンドーム名古屋)に初登板初先発登板する。6回3失点で敗戦投手となるも5回まで1安打という好投を見せた。初勝利を挙げるなど順調に成長していたが、2年目は1軍での登板がない。

・翁田大勢(巨人入団):新人王に輝き、WBCにも参加したが

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