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美容はエンタメ!?ENTREが、D2Cヘルスケアブランドを送り出す理由

 スタートアップスタジオStudioENTREは、BONDYというD2Cブランドを設立し、クラウドファンディングを開始しました。
 今回、モデルでもあり9歳の娘を持つ母親でもある結子さんをCEOに新法人BONDYを設立しました。Campfireでヘルスケアのプロダクトを中心にクラウドファンディングを開始しましたので、是非、ご覧いただいて、興味を持っていただけたらご支援をお願いします。


 BONDYのコンセプトは代表、結子のシングルマザーとしての経験がベースになっていて、必然性を感じています。美容分野のエキスパート柳延人さんとのチームは素晴らしい商品を産み出してくれることと期待しています。BONDYのフィロソフィーやプロダクトの詳細については、上記のCampfireのページと公式サイトをご覧ください。


 本投稿では、StudioENTRE代表として、BONDYに取り組む意義をまとめたいと思います。

ビューティテックはエンタメです!

 エンターテックを掲げるENTREは、エンタメの定義は非常に広く考えています。人々を楽しませる、喜ばせるのがエンターテインメントですから、美容は僕らにとっては完全にエンタメの範疇です。ENTRE設立前から、Beaty-Techの分野には取り組みたいと考え、StartUpHub Tokyoでイベントをオーガナイズしたり、勉強会を行ったりして、知見とネットワークを蓄積してきました。
 美容自体は、属人性が高く、マネタイズポイントは作りやすい分野です。そのためなのか、ITの活用に関しては遅れている印象を持っています。テクノロジーの活用で事業のあり方を再定義するBeaty-Techでの新たな収益の可能性が期待できる領域です。
 最新の技術を取り込んで人を楽しませるビジネス=エンターテックの視点から、美容には積極的に取り組んでいきたいと考えています。

アジアで競争力がある日式美容

 僕が個人的にBeaty-Techに惹かれるのは、アジアで競争力があることを肌感を持って知っているからです。10年前になりますが、音楽プロデューサーとして、タイのバンコクでシンガーオーディションを行って、当時16歳の美少女をボーカリストのユニット(Sweet Vacation)を日本でデビューさせました。東京につれてきた時に、彼女が最初にやったのは、渋谷109と原宿竹下通りで化粧品を買うことでした。同級生の希望をリストにして持っていて、タイでは手に入りにくい色の口紅などを喜んで買い求めていました。外国人から観た日本の魅力は日本食も大きいですが、若年層から「引き」で言うと、美容のパワーも大きいと思っています。音楽プロデューサーとしては少し悔しい気分もありつつ、彼女の嬉しそうな顔を見つめていた記憶があります。
 BONDYは、ブランドとしてのフィロソフィーと、マーケティング戦略的に、「出産のお祝い」という日本の市場から始めることになりましたが、然るべきタイミングでアジア市場は積極的に取り組みたいと思っています。

D2Cモデルはアーティストマネージメントと同軸

 D2C(Direct to Comsumer)というコンセプトの業態は近年の大きなトレンドです。ユーザーと長期的な関係(エンゲージメント)を築いて、LTV(一生の間に支払ってもらう価値)を上げていくという考え方は、実はアーティストマネージメントでは、何十年も前から取り組んでいる考え方です。僕の出自は音楽事務所社長なので、D2Cの概念をしっかり敷衍して、具体に落とし込むところについても、お役に立てることはある気がしています。
 バズを起こしてPV稼いで、話題にして一気に売り抜けるみたいなやり方と対局の、長期的に信頼できるファンを増やしていくことがBONDYが目指している姿勢です。
 最近、スタートアップの中でも、ちょっと国内向けtoBのビジネスに重きが置かれすぎている用に感じているので、そういう意味でも、しっかりtoC、もちろんアジア市場展開、というBONDYを成功させることはStudio ENTREにとっても重要だと思っています。二人のファウンダーをしっかりサポートして必ず成功に導きたいと思っています。

世界中のママを幸せにする

 素晴らしいブランドコンセプトだと思います。小さい子供を持つ母親が近くにいる人も、いない人も、BONDYにご注目、ご支援いただけるとありがたいです。長い目で宜しくお願いいたしますm(_ _)m


モチベーションあがります(^_-)