いらっしゃいませ🐱
ここは、マーダーミステリー大好きな店主やまねこが営む、
かなり風変わりな珈琲店「YAMANE COFFEE」。
コーヒーだけでなく、なにやら
「店主おすすめのマーダーミステリー作品紹介」があるみたいですよ。
お好みやお悩みに合わせて、ここでしか味わえない特別な一品を提供しています。
どうぞ、ごゆっくり。

今回はその名も

「あなたの初めてのマダミス」は何の作品？
＼　「私はヤノハのフタリ！」「俺も！」「私も！」現象の話　／

GM「名前と好きな作品と、一番最初に遊んだ作品も教えてください」

マーダーミステリーの店舗公演、
あるいは個人が行っている公演に参加すると、
店舗や担当GMさんによっては
プレイ開始前に
GM「それではまず各プレイヤーの自己紹介をしましょう。」
とプレイヤーの自己紹介タイムを設けていたりする。
私はこの時間が非常に大好きで、その理由というのも
「今から2時間以上一緒に遊ぶんだし、
　あなたのこと色々知りたいっす！」
と単純な好奇心によるものだったり。

さて、先日。こんなやりとりがあったんですよ。

GM「あなたのプレイヤー名と
一番最初に遊んだマダミス作品も教えてください」

旦那「俺も！！！！！！！一番最初ヤノハだった！！！！」

Aさん「私も！！一番最初ヤノハ！！！！！」

私「みんなヤノハなの！？奇遇だね！わっはははは！！！」

みんな「すごい！わっははははっはは！！！！！」

「ヤノハのフタリ」の影響力の大きさ

その後全員の自己紹介を経て、
もう一度「ヤノハのフタリ」の話に戻ると
どうやら該当者(この日は5分の3)は
皆「ほぼ同じ経緯」で初プレイしていたことが判明。

• 2019年10月～12月に初プレイ

• プレイするきっかけは、
  顔が広い人狼民のRちゃんに誘われたことによるもの

• プレイ場所は「VR人狼渋谷本店」
  (※現在、該当店舗ではマダミス公演は行っておりません)

実は今回に限らず、何度かマダミスで知り合った方とも
「ヤノハのフタリ」の話で盛り上がり、
大体の方が割と早い段階でプレイしていることも聞いていました。
私も含めた
「ヤノハのフタリ」が初期通過作品である そんな方々の共通点、
それは

＼元・あるいは現 人狼民であること／

そして、その話で盛り上がるくらいの状況ですから、
初期で「ヤノハのフタリ」を通過した方々に関しては

ヤノハのフタリに関する満足度が高いから、
　今もマダミスを楽しんで遊んでいるんじゃないか

という説も、私の中ではより確信に近いものとなった。

「ヤノハのフタリ」とは(ネタバレなし)

※以下、敬称略

プレイ時間：約１８０分
プレイ人数：７名

作：しゃみずい
デザイン：桐部ゆき
監修：久保よしや

「ヤノハのフタリ」はなぜ人狼民に刺さったのか

「人狼民だけど全く刺さらなかった」という層もいることは、十分承知。
そもそも大きく「人狼民」と括ったとしても
人狼ガチ勢なのかライトなのかそこの問題もあり、
そもそも各々の好みを含む感性は異なることから、
本記事では、あくまでも
「ヤノハのフタリが刺さった人狼民」にだけ
スポットを当てていることは分かっていただきたい。
よろしゅう。よろしゅ。しゅ。

ってことでここからは完全に個人的見解ではありますが、
大きく分けて３つ理由を挙げてみます👐

１．人狼民にとって、そもそも手軽に気軽に遊びやすいマダミスが「ヤノハのフタリ」だった

私が「ヤノハのフタリ」をプレイした２０１９年１０月。
店舗で遊べる「マーダーミステリー」作品といえば
両手で数えるくら、、、いや、両足も使うかな()、
とりあえず両手両足で数えるくらいしかなかった。

むしろ遊べるパケマダも「約束の場所へ」しかなかった記憶。
いわば”選べる対象が少ない”期間に、

• 同じ趣味趣向(人狼)を持った知人からオススメされる

• アクセス抜群の場所で開催(都心)

• 自分と同じように初心者ばかりの状況

と初心者が足を運ぶうえで一番重要である
「安心安全」なフィールドが用意されていたことも大きい。
そして「ヤノハのフタリ」を経験した人狼民が「ヤノハよかったよー！」と
自分の周りの人狼民に薦めたこともあり、
人狼界隈を中心に人気が広まっていったようにも思える。

２．招待隠匿系ゲームを好むプレイヤーには遊びやすい「王道マダミス」

私自身、「起承転結！！！！！」ってハッキリわかる作品が
大好きなんですよね。
起承転結という言葉は、物語の構成要素を指すことが多いですが、
マダミスの場合だと以下のような流れが一般的かな↓

目標は「犯人を特定する」。
何があってもとりあえず「今回の事件の犯人を特定する」。

犯人以外：犯人を特定する　(人狼だと村人陣営)
犯人：犯人だと特定されない　(人狼だと狼陣営)

つまり起承転結のはっきりしている王道マダミスは
「人狼ゲーム」でいう、
「第３陣営が関与しない、あるいは関与が薄い」という感じに近いでしょうか。
（※もちろん例外もあります）

それだけで初心者にとっては
「遊びやすそう！それなら詳しくない自分でも楽しめそう！」
とハードルが下がりますよね☺

「ヤノハのフタリ」の詳細をお伝えすることはできかねますが、
私にとって本作品は「王道マダミス」の印象。
しかもめちゃくちゃ面白い。
人狼民が好む理由が分かる気がしました。
私もこの作品に出会えてよかった。
そのおかげでここまでハマってしまいました。

３．「一生に一度しかプレイできない」×「ヤノハのフタリ」

最初にマダミスの存在を知ったとき、皆さんビックリしませんでしたか？

その「人生で一度しか遊べないゲーム」感。
私も超ビックリしました。
すげーって。やっべーーーー。おもしれーーーって。
(驚いた途端、さらに語彙力なくなるタイプ)

そんなときにこのパッケージイラストですよ！

• 差出人不明のメールに呼び出される！？

• 廃墟と化した総合病院が集合場所！？

• そして響く叫び声！

• そこには元院長が死、、、死んでるだろ！？

• みんな呼び出されたはずなのに、誰が殺したんだ！裏切者いるのか！？

と、あらすじからも、
”想像しやすく”そして”分かりやすい”世界観と状況。
「人生で一度しか遊べないゲームなら面白そうな作品を遊びたい！」
と考えていた自分にとっては
素直に「遊びたい！」と思える作品だったことも大きいですね。
人狼はそもそも繰り返し遊べるゲームですから、その対比も良かったのかも。
「人狼っぽいって聞くけど、人狼とは違って１度しか遊べないんだ！
やってみたい！」と。

そして現在も大人気な作品であること、
そしてついについにマダミスアプリ「ウズ」にも登場したこと、
「ヤノハのフタリ」をまだまだ遊び続けていける状況で嬉しい限りです。
だって、遊べる限り、布教しつづけることが出来るますもんね😋！

「ヤノハのフタリ」はどこで遊べるか

※2023年10月17日現在
※店舗によっては貸切公演のみで開催している場合もあり

以下、Yahoo！JAPAN、マダミス.JP、ツイッターで検索して
ヒットした店舗とアプリのみ掲載

【店舗】

ツイプラでも検索しましたが、他店舗様はヒットせず。
ただ、7月16日から「ウズ」でもプレイ出来るようになりましたので、
店舗がお近くにある方はぜひ店舗へ、
そして店舗がお近くにない方でも「ウズ」で楽しめますので、
ぜひぜひ遊んでみてくださいね♪

• 人狼民など正体隠匿系ゲームが好きな方

• 王道マダミスで遊びたい方

• 人気作で遊びたい方

おすすめです🏥✨

ここはYAMANE COFFEE。
またいつの日か、あなたのためだけにお店を開けるかもしれません。

また、”あなた”をお待ちしております。

―――CLOSE―――

やまねこ🐱
http://twitter.com/yamacat223