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「作品」か?「商品」か?

ハンドメイドをしているとよく使うこの二つの言葉
「商品」と「作品」

あなたが作った物はどちらですか?

一般的に「商品」は売る事を目的に作られたもので、買い手の嗜好やニーズに応え、量と価格を考慮して作られる。
「作品」は製作者の思想や主張、メッセージが込められて質を重視して作られる。

物づくりとしてはどちらの性質も含まれるが、より比率が高いほうはどちらかによって呼び方が決まる。

わかりやすい大雑把な例えだけど
ギャラリーを訪れ、名のある画家の描いた絵画にたとえプライスが付いていたとしても「商品」と呼ぶ人はいない。
あるいは、手作り弁当のお店に並んでいるお弁当を「作品」と呼ぶ人もいない。

では、あなたのハンドメイドの品はどちらでしょうか?

「商品」は買い手を意識して作られる物
「作品」は作り手の意志を反映して作られる物
と言えるでしょう。

実は「絵画」も「お弁当」も共通している事は「売る・売れる」必要があるという事
画家も手作り弁当のお店も売れなければ困ってしまう。

あなたの「ハンドメイド」が本当にピュアな趣味であれば売らなくてもいい。
依頼を受けたものを原材料だけで作ってあげたり、欲しい方にプレゼントしたりして喜んでもらえたら満足するでしょう。

もしあなたの答えが「商品」または「作品」であればしっかり「売れる」を意識しないと次第にネガティブな気持が湧いてきてしまいます。

私も「売れる」をあまり意識していなくて「売れたらいいなぁ」という感じでした。
「売れる」という事がお客様への信頼だと気付いてから意識が変わりましたよ(*^^*)

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