in tropics というコンセプトを仮に掲げてみた。

オーナーが運用しあぐねている部屋や建物を借り上げ、リノベーションして、自分達で運用していく(いわゆるサブリース)。これは一棟や一室とは限らず、できれば様々なタイプの物件でやっていったほうが面白いと思うし、リスク分散にもなるだろう。

その際、何某かの共通する軸を持ってデザインを進めていくべきではないか。この熱帯の国らしさを取り戻しつつも、快適で訪れる人々がチルるのに相応しい空間を作る。

Tropical、という言葉にはすでに、なんだか楽しげでリラックスした響きがある。その熱帯らしさを享受する媒体は、宿泊施設（Hotel in Tropics）、貸部屋（Apartment in tropics）、ホステル(Bed in Tropics)、、、なんでもあり得るような気がする。

そこで、シンプルに、余計なものを取り払った言葉として、in tropics。
結局、考えてもこれ以上絞ることができないし。

ちなみに、こういうのは外に言ってから、初めて客観的にみることができるようになって、”ダサいか否か”がようやくわかる。

だから今は仮にダサくても、まあ、そういうことだ。

明日には密かに変更してるかも。

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まずは小さく始めてみることとする。

自力でのリサーチは行っているものの、本当の需要は運用してみないとわからない。

ひょっとしたら、思ってもみないような立地が大きな需要を生むかも知れないし、中心街でも結局高額な賃料には見合わないような需要しかないかもしれない。

もう私の足りない頭ではいくら考えたところで結論はでない。（というか、多数の消費者の行動なんて、結局予想できない。）

そこで、敷地を３つ選定した。

一つはホーチミン一区(District 1)、ド中心街の一角。観光客だろうと地元民だろうと日本人だろうと、容赦なく殺到する地。

もう一つはホーチミン二区(District 2)、新興住宅地で中心街からは離れているものの、外国人が多く住んでおり、オシャレな店がガンガン立ち並ぶ素敵なエリア。

最後は一区と二区のまさに狭間ある"ビンタン区 (District Binh Thanh)"とした。中心街ほど賃料が高くなく、更に上記両方のエリアへのアクセスもある近年人気の上がってきているエリアだ。

”選定した”とかエラソーなこと言っているが、たまたま見つけた素敵な物件たちが、このナイスな３つの敷地に分散していただけだ、とも言える。

そして、その全てが、まともな条件のリノベーションでない、というところも面白い。

まあ、詳細はまた今度。

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自己資本のほとんどない今、"in tropics"または熱帯らしい空間、みたいなものは中々体現できないかもしれない。

でも自分は忘れっぽいので、最初に掲げたものをこうして残して置くことで、まあ、いつかそれにたどり着ければ、良い。