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「Mix依頼で注意したいこと」歌ってみた。Mix依頼をしたい人が読む記事(2)

ビジネスメールでコミュニケーションする

Mix依頼をするときはあらかじめメールのテンプレートを作っておきます。友達に依頼するなら適当でも良いですが仕事を依頼するのですからビジネスメールが基本です。

打ち合わせには積極的に参加する

MixをMix師に丸投げするとラクですが、思った方向性とは違うMixになる可能性が高まります。Mixには様々な工程があり後になってから直すとなると大変な時間がかかる場合があり納期に影響します。こういった事態を避けるために打ち合わせには積極的に参加することをお勧めします。

リバーブ、ディレイ、ボーカルとオケのバランス

Mixで重要なことはこの3つに集約されます。この3つが出来ていれば最悪なMixは回避できます。細かいところはありますがこの3箇所の打ち合わせは念入りにした方が良いです。
ただディレイの深さは原曲とリバーブの深さにある程度関連するため、私の場合リバーブのヒアリングを行い裏でディレイを調整しています。

ピッチ補正はピッチ修正ではない

ピッチ補正とピッチ修正は別です。ピッチ補正は揺らぎやファルセットがうまくいかなかったピッチを補正します。ピッチ修正は現在のピッチとは全く異なるピッチを作ることです。
前者は歌い手の歌に留まる処理ですが、後者は歌い手の歌ではなくなる処理です。
現在ココナラで最も受注数の多いMix師の価格表でピッチ補正は2万円ほどします。この費用は答えが歌い手の頭の中にあるためヒアリングを行い修正を行うため時間が掛かることがコスト増の要因かと思います。

依頼内容が依頼前と後で違う(依頼で嘘をつく)

そんな人いるのか?と思われるかもしれませんがいます。依頼内容に嘘がある場合、歌い手に対するMix師の印象は最悪になります。もしそのMixが優秀な場合、次に依頼するときに断れる可能性が高まります。当然上がってくる仕事の質も下がります。依頼で嘘をつくのは長期的にみて得策ではありません。

次回はより良いMixを上げてもらうためにどういう指示を出せば良いかを解説していきます。

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ボーカルMixのご依頼を受けております。機材等々わからない初心者の方にもわかりやすいよう案件を進めさせていただいております。

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