仕事辞めたい人に伝えたい「やめどき」の話
こんにちは、じぇーです。
今日は月曜日ということで、ブルーになっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
僕は月曜日は少しブルーですが、仕事に取り組み始めると元気になるタイプです。
さて、今日は仕事を辞めたいと思っている方々に伝えたい「やめどき」の見極め方について書きます。
私は現役のキャリアカウンセラーで、これまで3年間で延べ300件以上の相談対応を行ってきました。
その中で今の仕事を辞めて転職を考えている方の相談もたくさん経験してきましたが、中には「今は辞めない方がいい」というケースもたくさんありました。
そんな実体験を踏まえた内容です。
タイミングはいつ?
いきなり結論から書きます。
やめてもいいのは「次やりたいことが明確に決まっており、なぜ今の仕事ではダメなのか」を話せる人です。
それ以外の人は、一度立ち止まるべきです。間違っても、次が決まっていない状態で辞めるのはお勧めできません。
なぜ、そのように言えるのか。理由は2つあります。
まずは、ブランク期間はないに越したことはないからです。病気など、何かしら特別な事情を除き、空白の期間は企業側に不信感を与える材料となります。
もう一つは、次も決まっておらず、今の仕事ではダメな理由がまとまっていないなら、次でもまた同じように辞めたいと思う可能性が高いからです。
自分が何がしたくて、なぜ辞めたいと考えているのかが分からなければ、その転職はバクチも同然です。
少しでも納得感のある転職をしたいなら、上記の整理は必須です。
やめるべきでない人がやるべきこと
では、まだやめるべきではない方がすべきことは何か。
大きく分けて3つあります。
・今の仕事を精一杯やって実績をつくる
・次を見つけるための準備をする
・自己分析をする
順番に解説します。
①今の仕事を精一杯やって実績をつくる
転職活動の際、必ず問われるのは「実績」です。
要は「あなたは何ができる人なのか」を確認されています。
なので、自分はこれができますと言えるようなエピソードを準備しておく必要があります。そのエピソードを作るためにも、今の仕事には全力で打ち込んでおいた方がいいです。
また、全力でやってみると見えてくることもあると思います。
これまで気付けなかった仕事のやりがいや楽しさ、解決すべき課題や自分にできること。そういった新しい発見もあるかもしれません。
本気で向き合う中で実績は作られていきますし、できることも増えてきます。そんな経験が次に何をすることにしても、足掛かりになってくれます。
②次を見つけるための準備をする
要は「情報収集をする」ということです。
もう少し言うと、自分にとって何が楽しいのか、どんなことをやりたいのか、自分の興味関心を見つけるための活動をすることです。
これにはいろんな方法があります。
例えば求人を探すこともそうですし、趣味に全力で取り組むことやボランティア活動も情報収集になります。
様々なものを見たり、経験したりする中で、自分の感情が動く瞬間を探しましょう。そそして何故感情が動いたのかを振り返りましょう。
そんなことを繰り返す中で、自分が次は何をやってみたいのか、どんなことへの興味関心があるのかが見えてくるようになります。
似たような話は前回のブログでも書いていますのでよかったら参考にしてください。(https://sinro023.com/howto-want-todo/)
また、読書をするのもおすすめですね。
キャリアカウンセラーである私のおすすめ本も一冊だけ貼っておきます。
③自己分析をする
これは上記2つとも少し関わっている内容なのですが、これまでの経験を踏まえた上で、自分の持っている経験やスキル、興味関心は何なのかを整理しましょう。
・どのような仕事で、どんな実績を上げたのか
・工夫して取り組んだのはどんなことなのか
・自分はどんな強みを持っているのか
・どんな時にやりがいを感じ、どのような時にモチベーションが下がるのか
上記のような問いかけをしながら、自分に対する理解を深めていく時間を作りましょう。
ここはなかなか一人では難しいところかもしれませんが、転職や就職活動をするなら必須の部分です。
自己分析に関しては、それだけで長くなってしまうのでまた別の記事にもまとめますね。
まとめ
仕事のやめどきと、何をするべきかについて書きました。
やめどきは「次何をするのか」「何故今の仕事をやめたいのか」が明確になった時。
何をすべきかは「今の仕事を全力でやって実績をつくる(できることを増やす)」「情報を集める」「自己分析をする」でしたね。
最後になりますが、上記に当てはまらなくてもやめるべき時もあります。
それは「心身の健康が著しく害されている時」です。
心と体が壊れてしまうような環境で我慢されている方は、可能な限り早く距離を置くようにしましょう。
心身の健康あっての仕事です。仕事のために心身を犠牲にはしないでください。
もちろん、我慢をしなくてはいけない理由があったり、どんな環境でも我慢すべき時はあるのかもしれません。
ですが、何よりも大切なのは健康と命です。
不必要なストレスは避けて、あなたが生き生き働ける環境を選べることが大切です。
今日の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?