見出し画像

やりたいことがないんじゃなくて〇〇がない。


noteを始めたはいいけど、何から伝えようか。


部屋の天井になぜかついている醤油の跡みたいなシミを数えながら、思いを巡らせた結果、まずはベタから攻めることにしました。(結局ベタが好き)


というわけで、仕事の相談でトップレベルに多い内容を今日は書きます。


「やりたいことがありません」


この言葉を耳にしない日はあっただろうか。

昨日の晩ご飯もろくに思い出せない頭をフル稼働させてみたが、さっぱり思い出ません。


親世代の方でも悩んでいる方はいらっしゃると思うのですが、やはり多かったのは学生さんや若手社会人の方でした。小学生低学年くらいまではみんな持ってた「やりたいこと」や「夢」を私たちは一体どこに置き去りにしてしまうのだろうか。


この手の相談に対する結論からお伝えします。

「相談にきている時間がもったいないよ」です。


我ながら相談員にあるまじき回答だと思います。

でもこれはいたって真剣に言っております。


なぜそう言っておるのか、理由は2つあります。

(2つ目の理由なら相談は無駄じゃないかもです)


理由①「経験の数が少ないだけだから」


「やりたいことがない」の原因はほとんどこれだと思っていて、要はやりたいことにまだ出会っていないんです。もう少し言えば、「心が震える瞬間」に出会っていない。

やりたいことっていうのは、心の動きから生じます。そしてそれは、経験からしか生じません。

例えば好きなスポーツは何か聞かれて、サッカーだと答えるためには、サッカーをやったという経験が必要ですよね。

何よりサッカーで「楽しい!」とか「悔しい!」とか感じたような、心が動いた、その経験が。

つまり、相談室に来る時間があるなら、そういう経験ができるように行動しようという提案をしたいんです。

部屋の中でウンウン唸ってても、やりたいことなんか出てこない。それなら外に出て何か一つでも経験してみる。その数を増やすだけです。


理由②エモいで片付けがちだから


よく分からん表現になりましたが、端的にいえば「心が動いた瞬間をスルーしすぎている」ということです。

例えば、好きなアーティストのライブに行って「すごい」「エモい」と感じた。そこでは確かに心は動いてる。でも、それだけでおしまい。

ではなくて、ここで大切なのは「何がすごいと感じたのか」「何がエモいのか」という問いと向き合うことなんです。面倒だけども。


自分の心が動くのは、一体どんな瞬間なのか。


それを真剣に考えることを提案したいです。多くの場合、その人の心が動く瞬間には何かしらの共通点があって、そこに「やりたいこと」のヒントは隠れてますから。

「えもいわれぬ気持ちはエモいじゃない」なんて、どこかのPUNPEEが歌ってましたが、まさに言い得て妙だと思います。https://youtu.be/WqP2vnILsZk

今日から「エモい」は禁句でいきましょう。


さて、少し長くなりましたがこんな感じです。

このテーマについては他にも色んな角度から書けそうなので、また折を見て書こうと思います。

みなさまがどのように考えているかも聞いてみたいですね。やれたかも委員会ならぬ、やりたい委員会なんてつくってみてもいいかもしれないな。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです。


(追記)あ、理由②のところを自分一人で考えるのは難しいって人は周りの人に相談するのがいいと思います。ぼくもTwitterのDMでそういう相談受けてるのでよかったら飛ばしてみてください!

なんか文字化けしてるけど、またね!笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?