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【図解1845~1848】実在企業のビジネスモデル1~4(note,ベースフード,ココナラ、クラウドワークス)

「妄想ビジネスモデル」シリーズでビジネスモデルを図解して思考実験(妄想)する傍ら、引き出しを増やすために実在する企業のビジネスモデルも図解しています。

せっかくなので、こちらもカタログ的にご紹介していこうと思います。「世の中には色々なビジネスモデルがあるんだな~」程度に、軽い気持ちで眺めていただければ幸いです。

第1回の今回は、我らが「note」と、私が朝ごはんに良く食べている「ベースフード」、そしてスキル販売や副業で良く耳にする「ココナラ」「クラウドワークス」の4つです。

ビジネスモデル
当該ビジネスが、誰に(Who)、何を(What)、どうやって(How)、付加価値を提供し、収益を得るのかが盛り込まれたビジネスの仕組み。

NRI ビジネスモデル | 用語解説

なお実在企業の性質上公開されている情報が必ずしも十分ではなく想像で補っている部分があること、またあくまでも参考資料としての位置づけで図解しているため、図解した企業自体をおすすめしているわけではありませんので、その点はご了承ください


「note」のビジネスモデル

主なビジネスモデル:フリーミアムモデル、継続モデル

※フリーミアムモデル
基本機能を無料で提供し、機能拡張を有料にするモデル

※継続モデル:商品やサービスを長期的かつ定期的に使い続けてもらい、一定の売上を確実にあげていくモデル


「ベースフード」のビジネスモデル

主なビジネスモデル:小売モデル×継続モデル

※小売モデル
商品を自社では作らず、仕入れて売るモデル

※継続モデル
商品やサービスを長期的かつ定期的に使い続けてもらい、一定の売上を確実にあげていくモデル


「ココナラ」のビジネスモデル

主なビジネスモデル:マッチングモデル

※マッチングモデル
商品・サービスを提供する側とユーザーとを仲介するビジネスモデル

※フリーミアムモデル
基本機能を無料で提供し、機能拡張を有料にするモデル

※継続モデル
商品やサービスを長期的かつ定期的に使い続けてもらい、一定の売上を確実にあげていくモデル


「クラウドワークス」のビジネスモデル

スペースの都合上マッチング後の納品部分は省略

主なビジネスモデル:マッチングモデル、フリーミアムモデル

※マッチングモデル
商品・サービスを提供する側とユーザーとを仲介するビジネスモデル

※フリーミアムモデル
基本機能を無料で提供し、機能拡張を有料にするモデル

※継続モデル
商品やサービスを長期的かつ定期的に使い続けてもらい、一定の売上を確実にあげていくモデル

「ココナラ」と「クラウドワークス」は副業関係でよく聞きますが、ビジネスモデルの点では以下の違いがあります。

スペースの都合上マッチング後の納品部分は省略

手数料をもらう相手

  • ココナラ:出品者と購入者の両方から

  • クラウドワークス:原則としては受注者か発注者のどちらか一方から(事業により異なる)

サブの事業

  • ココナラ:弁護士向けのココナラ法律相談

  • クラウドワークス:ビジネス向けSaaS(インターネット経由で利用できるソフトウェア)事業

もちろん上記以外にも出品されているサービスや雰囲気、発注者の属性など様々な違いはあるのでしょうが、ビジネスモデルの骨組みだけ見ても意外に違いがあるのが興味深かったです。


編集後記

ということで「実在起業のビジネスモデル」第1回でした。

最近は趣味でビジネスモデルの本を読んだり、実在起業のビジネスモデル図解をちまちまと描いたりしています。

ちなみに図解の情報源としては、EDINET(金融庁の有価証券報告書が見れるサイト)で対象企業の有価証券報告書から「事業系統図」と、各企業の決算説明資料を主に参考にしています。

実在起業のビジネスモデル図解は現在30枚弱ほど描いてきましたが、「上場企業」という同じくくくりでもビジネスモデルは千差万別ですね。

また今回の「ココナラ」と「クラウドワークス」のように、似たイメージの企業でも図解してみると微妙な違いが見えてきたりと色々な発見があって面白いです。

noteの方でも今回のような感じで描いた図解を適宜共有していきたいと思っているので、普段の図解や妄想ビジネスモデルシリーズとあわせて気楽に楽しんでいただければ幸いです。

ただ、現在結構なペースで描いているため個々の図解に関しての説明は今回のような感じでかなりさらっとしたものになる予定です


●関連リンク

・図解の説明→図解パターンの説明と使用例

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