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情報の信憑性を調べましょう

 インターネット上には、出所不明な情報があふれています。
 病気の治療法のような重大な結果をもたらす情報であっても、SNSなどに断片的な情報がコピペされています。
 一部だけを読む行為は、他人の話を聞くとき都合がいい言葉だけを拾い上げて理解ことです。
 顔を向き合わせて実際に話を聞き書類を読めば「話を聞いているのか」と怒られます。
 でもネット上のコピペされた情報では、誰も咎めず鵜呑みにする可能性があります。
 情報を断片化すると、簡単に別の意味の文脈を作りだせます。
 悪意がなくてもです。
 例えば病気の新しい治療法が発表されると、概要がSNSに上がります。
 プレスの全文を上げたら顰蹙ひんしゅくですから、治療法と効果だけだったとします。
 すると、リスクについて知らずに期待を膨らませる患者や親族が出てきて、さらにコピペするかも知れません。
 だれも悪意を持っていませんが、リスクを伝えずに治療を受けようとして取り返しがつかない事態を招くかも知れないのです。
 法律の条文の一部を出典なしでコピペする記事もよく見ます。
 法律解釈は条文だけでは不十分ですし、一部だけ抜き出すと間違いの元です。


「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。