舞踏家の大野慶人さんが亡くなられました。81歳でした。

大野慶人さんに哀悼を込め、舞踏家の雪　雄子さんが公演を捧げます。

※２０２０年3月に予定されていましたが、照明・音響の曽我傑さんの急病につき、延期となっています。

雪　雄子さんは大野慶人さんの父、舞踏家・大野一雄先生とも交流が深く、大野先生の百歳の誕生日でも舞踏を踊っています。
舞踏家は、観ている人の魂を宇宙へと連れて行くのだと私は思います。

内的な宇宙に彼女が触れているからその舞台は、ほんの少しの震えも、揺らぎも、空気の振動も。何か特別な意味を持って、意味を超えて。体験させられるのです。

こんな踊りを踊れる人を、見てほしい。出会ってほしい。言語を超えたところでの、存在そのものに動かされる感情を味わってほしい。

そう願っています。

山田スイッチ