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3連休中の大雨、山人-yamado-は被害なく大丈夫でした🙆🏻‍♂️

多くのお客様から、山人-yamado-の被害状況についてご心配のお声をいただいております。

昨日まで2日間、客室デッキと貸切風呂「一寸」から見える小鬼ヶ瀬川の水位が増し、危険水位に到達するかどうかを注視する時間帯もありましたが、今朝には水位がすっかり元通りになり、川底が見えるほど透き通っていました。

客観的に外部の情報だけ見ると、西和賀町全体に「高齢者避難」の災害警報が出ていたので、町外でニュースに接した方がご心配なさるのも無理ありません。

実際、南北に長い町内で、和賀川とその支流沿いに集落が点在している北部地域(旧・沢内村)の一部では浸水被害がありました。

たまたま通りがかった、今にも氾濫しそうな和賀川

ぼくもその北部側に住んでいますが、湯川温泉・山人-yamado-は町の南部(旧・湯田町)に位置しており、その中でも、最南端の温泉地です。

和賀川の本流と支流は、地図上で俯瞰するととてもわかりやすい「幹と枝」の関係になっていて、すべての支流がもれなく和賀川に合流しますので、雨が降れば、各支流から集まった水でたちまち和賀川本流の水量が膨らみます。

そして沢内エリアから湯田エリアに流れ込んだあと、町の中心部である川尻地区で、方角を東に変え、巨大な人造ダム「湯田ダム」の制御のもと、より大きな水系である北上川に合流していきます。

この湯田ダムによる治水によって生まれたのが、錦秋湖です。

図には載っていませんが、和賀川本流には多くの支流が流れこみます

湯川温泉を流れる小鬼ヶ瀬川は錦秋湖に直接流れ込んでいるため(厳密には錦秋湖も和賀川ですが)、和賀川の氾濫による水害とはほとんど無縁なのですが、小鬼ヶ瀬川が錦秋湖に流れ込むルート上で土砂崩れ等による水の堰き止めが起きれば、そのときはそれなりにピンチになり得ます。

地元の人いわく、30年ほど前には、土砂崩れによる川の氾濫が一度だけあったそうですが、それ以降そういった災害は起きていないようです。

ぼくも、山人-yamado-で勤めてから10年この川を眺めていますが、小さい川なのにとてもクリアランスがよく、代謝もとてもいい、そんな印象です😄

いずれにしても大きな被害なく平常運転しておりますので、みなさま、安心してお越しいただければと思います。

小ぶりながらクリアランスに優れた小鬼ヶ瀬川

ご予約は下記、山人-yamado-公式サイトから!

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