恩師の影響。「心が変われば、人生が変わる」。
はじめましての人ははじめまして、ヤマガと申します。
今回は、私が印象に残っているエピソードを紹介したいと思います。
この言葉は、私が小学4年生だった頃、担任の先生から教わった野村克也さんの名言です。
当時の私は、まだ子供ながらにしてこの言葉が何を意味しているのかきちんと理解していませんでしたが、なぜか心に響き、家に帰ってこの言葉を書いて忘れないようにしたのを覚えています。
この担任の先生は、滅多に叱らない先生ですが、強い言葉を吐いたり、行き過ぎたちょっかいをしたりなど、人の嫌がることをしたりする人には、きちんと指導する、単なる知識や学力だけでなく、人としての在り方を教えてくれる素晴らしい先生でした。また、先生は口癖のように「時は金なり」と言っていました。
この野村克也さんの名言を聞いて「言葉とはものすごい力を持っている」と理解しました。今でも、この言葉は壁に貼り付けています。ちなみにこの言葉は、ヒンドゥー教の教えとして記述されているらしいです。
その後、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩に出会い衝撃を受け、そこから俳句や詩に興味を持ち始めました。
言葉の持つ力に気づけたからこそ、自分の世界が広がりました。そして、先生に出会えたからこそ、今の自分がいると思っています。今後も「自分の心を磨くこと」は忘れずにしていきたいです。
それからしばらく経ち、このような言葉を見つけました。
野村克也さんの名言とマザーテレサの名言は、解釈は人それぞれ違うかもしれませんが、現在に視点をおき、その先の人生(未来)につながることにおいては、共通していると思います。
私たちは、思考するとき、言葉を使います。嬉しい言葉、励ます言葉、悲しい言葉、傷つける言葉、信じ込ませる言葉、繰り返される言葉、言い訳の言葉、その言葉たちを使い、言葉を食べて、日々生活しています。
つまり、「言葉の積み重ね」で私たちは形成されています。
心が変われば行動が変わることもありますが、逆もしかりで「行動することで心が変わる」場合もあります。
例えば、私が中学生の頃、ホームルームの係決めで体育委員だけ誰もやりたがらなかったときがありました。
じゃんけんで決める流れになりましたが、やりたくない人がやらなくても済む、またじゃんけんで負けてなるよりも自分からいってやった方が自分の気持ちの踏ん切りがつくと思い「自分がやります」と立候補しました。
やりたい係ではありませんでしたが、いざやってみると想像していたよりも苦ではなく、体育の授業や運動会の準備はなんやかんやで楽しく、後々振り返ってみるとやってて良かったなと思っています。
その体育委員をやってた甲斐もあり、高校受験の面接ではこれがエピソードとして役に立ったこともあります。
都合よくいかないことも多々ありますが、その時その時、臨機応変に、とにかく何かやることがある時は、まず「やってみる」ことが重要で、シンプルに今できることをやっていきたいです。
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