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イシュー特定のアプローチとは? 極端な事例を考える

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㈱山岸製作所の公式note お読みいただきありがとうございます。
群馬県で金属加工業を行っているメーカーです。

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経営理念は ものづくりとひとづくりにこだわり社会に貢献する! 

そこで、理念のもと社内で実施している教育訓練の情報を発信していき1つでも皆さんに有益な情報を届けたいと思い始めたnoteになります。

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今回は研修は 思考技術 ということで。

主にマネジャーさんに向けて教育している内容です。

記事は全文ではなく抜粋となります。

参考図書は イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」 です。

では、内容をみてください。

何か一つでも学びや気づきのきっかけになれれば嬉しいです。

イシュー特定のアプローチ 極端な事例を考える

今回はイシュー特定のアプローチの 極端な事例を考える とは?

という部分でした。

5つあるアプローチはこちらになります。今回はこの2番目の部分です。

アプローチ① 変数を削る
アプローチ② 視覚化する 
アプローチ③ 最終形からたどる 
アプローチ④ 「So what?」を繰り返す 
アプローチ⑤ 極端な事例を考える ☜

イシューかどうかの分析をしていく中で、いろいろな調査をしていくと思います。

そして、この調査の中ででてきた これではないか? という要素が多数でてくると思います。

でも、要素が多すぎて今度は分析しにくい。

それぞれの要素のかかわりが見えにく。

こんなことがあると思います。

そんなときに活躍するのが 極端な事例を考える です。

今検討しようとしている要素を大幅にふった事例として考えることで、その要素のインパクトが分かるということ。

これも、聞いているとわかった気になりますが、議論をすると意外と難しかった内容です。

では、次にその行った議論の内容を書いていきます。

議論編:極端な事例を考えてみよう

議題は上の通り、身近な例に落とし込むといういつものやり方です。

では、品質の担当者の内容からです。

不良品の対策をしている中での分析になります。

前工程精度が極端に悪い製品だとどうなるのか? 非常に劣化した切削液だとどうなるのか? 等で変数を極端にふった例を考察や実験をすることで、導き出したい結論が見える可能性がある。

これは実際にそういったサンプルを作ってみて結論を出すのも一つの手だという話になりました。

前工程精度を極端に良い製品と極端に悪い製品をつくる。

そして、その2つの製品の結果を差を見る。

そこで結果に差が出なければ、議題としている不良項目のイシューにはなりえないという判定をくだして次の要素を探る。

このような流れが良いのではとなりました。

この方法は確かに時間はかかりますが、着実に課題に対して前進することができそうです。

次は切削の現場担当者です。

彼は 切削工程のチョコ停(機械の停止時間)の削減 がテーマとなります。

現場との原因調査で、どうも切子(鉄が削られるときにでる切りクズ)が原因ではないかとの話になった。

そこで、今回の 極端な事例を考える となると。

サイクルタイムが伸びてもいいから、切子が絡まないプログラムを作ってみる。という方法で検討するのはどうか?

極端な事例を考えない とどうしても、現実的なサイクルタイムの中でプログラム(削り方の順番や動き)を決めていました。

そうすると、切子が現在のチョコ停の原因のイシューであるかは見えてこなかった。

その結論をつけるにはいいのではないか?

確かに その通り だと思いました。

着実に前進して、確実に課題の解決をする。

確実に課題の解決 とは、課題を解決する要因(イシュー)を理解していること。

なんとなくよくなったということではなく。

要因(イシュー)を理解していれば、なぜ悪くなったかも理解することができます。

よくなりゃそれでいい。 ということではなく原理も理解することが大切だということが理解できました。



今回の記事は以上になります。

それでは皆さん良い明日を!

~~~~株式会社 山岸製作所とは~~~~

山岸製作所は群馬県高崎市の金属加工メーカーです。

生産拠点は2か所となり
本社:〒370-0081 群馬県高崎市浜川町590−23 山岸製作所本社工場
八幡工場:〒370-0883 群馬県高崎市剣崎町21−1

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