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SNSにアンチが来たら喜ぼう、と決めた話


ドラマ試写会で若い世代の方々と話す

 3月の最初の土曜日、『島崎利一監督・ドラマ試写会』というイベントに参加しました。
 島崎利一さんは、人気鉄道系Youtuber・西園寺さんの編集を手掛けている動画制作者です。
 昨年弱冠18歳にして、Youtubeドラマ『はつ旅シャッター』で監督としてデビューしました。
 今回の作品でも、映像作家・茂野隆之さんのプロデュースの下、ドラマ監督を勤めました。

ハンドルネームを名札に記載


 イベントでは、作品の鑑賞はもちろん、幅広い年齢層の参加者の方々と話す時間も楽しめました。
 特に、10代の子ども達の話を聞くと知らないことが多く、新鮮でした。

アンチがいるのは成功の証拠

 試写会参加者の中に、小学生の男の子とお母さんがいらっしゃいました。
 男の子はYouTubeチャンネルを持っています。
 小学生とは思えない、質の高い動画を投稿しています。
 撮影だけでなく、編集もご自身でやっているとのことです。

 感心していると、彼は近況を話しました。
 「この前アンチコメントが来ました。『YouTubeやめろ』とか『こんなのパクリだ』とか」
 私は愕然としました。
 (うわ、小学生の子にそんなこと言う人がいるんだ。大人げない……)

 私も他の人も閉口していると、プロデューサーの茂野さんが声をかけます。
 「何や、アンチコメントが来たんか。それでこそ、YouTuberや。批判が来るのは、多くの人が観てくれて価値がある証拠や。そんなコメントにも、『いいね』を押せばええ」
 「むしろ俺にはアンチコメントなんてないから、まだまだってことや。うらやましいわ~」
 心強いアドバイスに、男の子は笑みを浮かべてうなづきました。

アンチコメントを心配するのはやめよう

 批判を受けるのは人気の証拠。
 当たり前のようでいて、意外と忘れられがちな理論です。

 自分を省みると、Xでもnoteでも、批判的な反応への不安を持っていました。
 Xを始めた3年前は、投稿の度に「批判的なコメントが来たらどうしよう」と心配したものでした。続けていく中で減っていきましたが、その不安は消えませんでした。

 しかし、今回のやり取りを聞いて、考え方を変えようと決めました。
 今後は毀誉のいずれかに関わらず、反応があったら喜ぶつもりです。

まとめ

 アンチの反応は、ネットで何かを表現する上では避けられません。
 怖がったり萎縮したりせず、「私の表現を見てくれたんだ」と肯定的に考えることは、とても大事ですね。
 YouTuberの子も、心無い言葉にとらわれず、自分だけの表現を磨いて欲しいと願います。

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