見出し画像

暮らしと間取りの変化・過ごし方の価値観と環境の変化を紐づけるように設計デザインの基になる暮らしの時間と家族の在り方をイメージしながら「環境づくり」の構成が大切。

設計とデザインのチカラで

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※LDKスタイルのオープン化(リビングダイニングキッチン+階段+α空間)



よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。


※LDKスタイルのオープン化(リビング階段+吹抜け)



マイホーム(注文住宅)とは、

住まい手の夢や希望

そして暮らしの具現化であり、

それは法規的・経済的・町並み等、

様々な社会的要因に規制されます。


シンプルモダンな黒い家・モノトーン外観


一方で外観やプランに

住まい手の趣味や嗜好が

どこかに出現しています。


シンプルモダンな黒い家・モノトーン外観

究極的には、

住み手側がマイホーム(注文住宅)とは

自分にとって、

どういうものであるのか?

と考えている住宅観、

ひいては人生観の現れとなります。


住宅における個性の実現とは、

住み手の一人一人が

「ここが私の場所だ」と

心の底から感じられるような

空間をつくり出すことに

尽きると考えます。


今、住まいのあり方は変化しています。


住宅の均一化による個性の見えない家。

大家族の家父長制家族が崩壊し、

あたりまえになった核家族。


結婚を選択しない

男性や女性など、

独身単身者の増加による単家族化。


今後もますます情報社会が進み、

個人化した生活を求めて、

住まいのあり方が

激変していくと思われます。


イマドキの暮らしの価値観。


例えば・・・・・。


20年程前までは

リビング階段のプランが

ほとんどなかったのですが、

今は一般的な家でも

リビング階段を

希望される方が多くなってきています。


また、子どもが勉強する場所も

変わってきています。


昔は、LDKに家族が集まるのは

基本的には食事の時前後。


その時以外はそれぞれの

個室でそれぞれの時間を過ごす、

そんな家族の住まい方がほとんどでした。


勿論「それ」だけではありませんが

全般的な暮らしとして・・・・・。


しかし今は、コロナ禍の影響があっても

家族みんなが同じスペースに集い、

それぞれ好きなことをする、

家族の気配の感じる

LDKプランが多くなっています。

※LDKスタイルのオープン化(リビング階段下ワーク・スタディーコーナー)



例えば、キッチンの近くに

スタディスペースを設けることで、

キッチンで晩御飯の支度をしている横

そこで子どもたちが宿題を・・・・・。


分からないことがあれば、

すぐに家族に聞いたり、

友達とラインやzoom等で話したり

学校であった出来事を話したりと、

家族や友人たちとの

コミュニケーションの取り方も

変化しています・・・・・。


子ども部屋があっても、

家族のいるリビング等で

勉強をする環境の在り方。


子どもが育つ過程・環境の在り方にも

家族のコミュニケーションは重要な時間。


仕事の時間の環境も同じく。

情報や道具の使い方も変わり

わざわざ会社まで行かずに

リモートで家時間でのワークスタイルも

一般的になってきました。


勿論「業種」にもよりますが・・・・・。


※LDKスタイルのオープン化(リビング階段)



家時間を楽しめる、

コミュニケーションをとりつつ

個人の時間も充実

そして勉強が楽しくなるような環境

やさしいリビングやダイニング環境を整えたり、

料理をしながら

子どもに目が届く間取りを考えたり、

家族で一緒にモノづくりができる

そんなテーブルを作ったり、

テレビだけではない家屋の中心と

趣味などを意識した空間

飾った棚を一体にして、

子どもの好奇心を持たせて、

本などを飾り、

読書の習慣を自主的に育てるなど、

ちょっとした工夫で、

子どもの協調性や

社会性も育まれていくと思います。


※LDKスタイルのオープン化(アイランドキッチン)



同時にそんな流れから

ひと昔前のキッチンスタイルは、

壁に向かってキッチンを備えて、

よく背面にハッチ型のカウンター、

もしくは、

両面から使えるような

食器棚を設けるスタイルが主流でした。


最近のキッチンスタイルのほとんどは、

ダイニングやリビングに対して

オープンな対面型です。


オープンな環境で

キッチン空間を「料理・調理」の場所

に限定しない価値観が増えているから。


リビングの一部・・・・・・。


ある程度のフルオープンな環境。

別の選択肢があるとすれば、

コンロからの油飛びを意識して、

コンロ前に

壁やガラススクリーンを

設けるということで、

昔のような

独立型のキッチンを設ける事は

少なくなりました。


また、食器は市販の家具や食器棚に、

というスタイルではなく

キッチンの背面に

引き戸で隠せるようにして、

その中に設置した

可動棚等で片づけるという

ケースも多くなりつつあります。


現在は、昔のように

台所の限定された料理をする時間

という概念は少なく、

家族のだれもがキッチンに立つ環境。


キッチンに入る頻度は

それぞれの家族によってさまざまです。


しかし、

ご主人や子どもたちが

多かれ少なかれ

キッチンに立つ時代になり、

その傾向が望ましいと思うのであれば、

キッチンは従来より

家族全員にとって開かれた場所

オープンキッチンになるべきだと思います。


イマドキの子ども部屋スタイルも。

※LDKにつながる子供部屋



近年、子ども部屋への

価値観も変わってきました。


子ども部屋の扉に鍵を付けるか、

テレビの配線を付けるか?

そんなことを基準に考える時代もありましたが

近年では、

家族にもよりますが

ふたつの子ども部屋を

最初から間仕切って個室にするか、

将来的に間仕切れるようにするか、

扉を付けるかなども話し合います。


子ども部屋で選択されることが

多くなっているのは、

たとえ異性の兄弟姉妹であっても、

最初からふたつの子ども部屋に

間仕切りの為の壁を設けず、

一室で計画するケース・・・・・。


最近は扉がないプランもよくご提案します。

どちらかというと「フルオープン」。


子どもが成長し、

個室が必要となったときには

家族の環境も変わっているので

その際に再考するという考え方です。


家族の生活スタイルの変化を加味して

間仕切りをつくり、

子どもたちのプライバシーも

守れるようにするが、

広さは最小面積に抑えて、

寝るだけの部屋になってほしい

というケースもありますし

逆に子供の自立心を育てるような

家の中で自由な発想が新たに生まれたり。


年齢や外部との触れ合う環境の違いにより

皆での共用空間としてのパブリックスペース、

個室等のプライベート空間で行う

暮らし方の環境変化。


家で過ごす時間の価値観。

どんなスタイルの暮らし方が

自分達にしっくりとくるのか?


環境のつくりかたも

色々と存在します。


居る場所での

意識の違いを感じる事ありませんか?


どんな意識を感じながら

過ごすべきだと思いますか?


良い意味で暮らしに影響があるように、

そして、

そんな場所を

設計で整える仕掛けの提案。


ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。


Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)
https://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?