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第44話 思い出の沖縄をもう一度 『明星沖縄そば』

沖縄。いつ聞いても素晴らしい響きだ。初めて沖縄を訪れたのは18歳の時。当時通っていた学校の実習で一人はじめての飛行機に乗って、初めての地を訪れるという経験をした思い出深い地である。

その時にすごした寮が首里城のすぐそばで、勉強はともかく、夜の首里城の周りをのんびりと散歩した思い出がよみがえる。

約1か月の一回目の沖縄滞在の時にはゴーヤのうまさを覚えた。

二回目の沖縄旅行は嫁さんとの旅行の時だった。台風で帰りの飛行機が飛べず、空港内で時間つぶしに入った店のソーキそば(沖縄そば)がめちゃくちゃうまかったのが印象に残っている。

独特の風味を持ったスープに不規則な太さの麺、それに骨付きのソーキ(スペアリブ)の乗った沖縄そば。それを食べた時に本当に感動した。

ちなみに3回目の沖縄旅行では豆腐ようにはまった。

wikipediaより転載 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%86%E8%85%90%E3%82%88%E3%81%86

そして旅行あるあるだと思うが、お土産に買ってきた現地のうまいものを、家に帰って食べてみると「あれ?こんなものだったかな」と思ってしまう。あれだけうまく感じた豆腐ようがそれだった。

今日は沖縄そばを食べたいと思う。

沖縄そばの思い出を再現してくれるのだろうか。それとも「あれ?」と思ってしまうのだろうか。

ローソンでは沖縄フェアが行われている。ローソンの沖縄出店25周年なのだそうだ。

選んだのは『明星 沖縄そば』だ。
「首里城復興応援~売り上げの一部を寄付します」とのこと、ぜひ協力したい。


明星 沖縄そばタテ型
つるっとした食感で存在感のある麺、かつお昆布だしと豚だしの旨みきいた地元の味覚にあわせたあっさりスープの沖縄そばです。パッケージは沖縄らしく、紅型とシーサーをあしらいました。

明星HPより

さてそれでは開封する。タテ型カップめんなので小袋はなしだ。

かやくはなかなか盛沢山。豚肉、たまご、かまぼこ、ねぎ、紅ショウガだ。ふたを開けると麺が隠れるくらいたっぷりと入っている。

さっそくお湯を注ぎ3分を待つ。

まぎれもなく沖縄そばの香りだ。懐かしい。

いつもの通りスープからすすってみる。カップに書いてあるのは「かつお昆布、豚だし」だそうだ。薄茶色のスープを一口すすると沖縄の思い出がよみがえってくるようだ。だしのおいしさ、それに紅しょうがの香りがいい。

麺はどん兵衛風の平麺だ。なかなか存在感があり食べ応えがある。僕が食べたお店の麺は太さがまちまちで、いかにも手打ちの感じだった。その存在感とはやはり比べようもないが、しっかりとボリューム感があるのはうれしい。そして、かやくも程よく絡まり、スープもしっかりとホールドしてくれる。

そういえばカップ麺のレギュラーメニューで、沖縄そばはあっただろうか。ご当地ラーメンの有力選手だと思うが、あまり店頭で見かけない。リアル再現とかしてくれたらすごくうれしいのにな。

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