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この世から絶ち:聖書をめぐる旅 9/29

9/29(水)
今朝の札幌は気持ちのよい風が流れています。
サムエル記下10章では、イスラエルとアンモン人の闘いの火だねが何だったかが書かれています。
詩編10章には、ダビデの叫び、本音の祈りがあります。

サムエル記下10章

3アンモン人の高官たちは主君ハヌンに言った。「ダビデがお父上に敬意を表して弔問の使節を送って来たとお考えになってはなりません。この町を探りうかがい、倒そうとして、家臣を送り込んだにちがいありません。」 4それでハヌンはダビデの家臣を捕らえ、ひげを半分そり落とし、衣服も半分、腰から下を切り落として追い返した。

→疑心暗鬼とは、ありもしないことで相手を疑うことですが、今回のアンモン人がダビデに向けた疑いもそのとおりです。アンモン人の王が死に弔問に訪れたダビデの家臣を、偵察者として扱い、ひげを半分そり落とし、衣服も半分切り落とすという暴挙でした。結果としてイスラエルとアンモン人の間に戦いが起こります。

詩編17章

主よ、立ち上がってください。
御顔を向けて彼らに迫り、屈服させてください。
あなたの剣をもって逆らう者を撃ち
わたしの魂を助け出してください。
14主よ、御手をもって彼らを絶ち、この世から絶ち
命ある者の中から彼らの分を絶ってください。

→主よ守ってくださいという祈りは多いですが、ここではダビデが相手を打ち破ってくださいと祈っています。この世から絶ってください・・・ですからすごい攻撃です。ダビデの叫びのようにも思います。きれいな言葉で祈れなくても、うめきのような、叫びのような祈りでも、神様は受け止めてくださる方です。ダビデの人間らしい姿から、私たちも取り繕うことなく、本音で神様に関われることを感謝します。

今日も皆さんの人生に主の守りがありますように!

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