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しるしを求める:聖書をめぐる旅

12/7(火) 
歴代誌上8章では、ベニヤミンのもうひとつの家系が記されています。詩編86篇は、しるしについて考えてみました。

歴代誌上8章 

33ネルにはキシュが生まれ、キシュにはサウルが生まれ、サウルにはヨナタン、マルキ・シュア、アビナダブ、エシュバアルが生まれた。


ベニヤミンの子孫は7章でも紹介されていますが、そこにつながるもう一つの家系が8章で紹介されています。
この中には、イスラエルの最初の王であるサウル王がおり、ダビデの親友のヨナタンがいます。
自分が王位に就く事よりも、ダビデが王位に就くことを望んだヨナタンの友情は忘れがたいです。
サウル王とヨナタンが戦死したギルボア山は、ナザレの近くにある山です。
今日、地図ソフトを使うと、ギルボア山からの景色を家に居ながらにして見ることができます。
現代のギルボア山には、風力発電の巨大な風車が複数立ち並んでいました。
時代を感じさせます。

詩編86編

2わたしの魂をお守りください
わたしはあなたの慈しみに生きる者。
あなたの僕をお救いください
あなたはわたしの神
わたしはあなたに依り頼む者。
17良いしるしをわたしに現してください。
それを見て
わたしを憎む者は恥に落とされるでしょう。
主よ、あなたは必ずわたしを助け
力づけてくださいます。

→しるしを求めるというと、
律法学者とファリサイ派の人々から、イエス様がしるしを求められるシーンを思い出します。
「ヨナのしるし以外には与えられない」とイエス様はお答えになります。
ヨナのしるしとは何でしょう?
「ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる」(マタイ12:40)
イエスキリストが十字架につけられ、死んで葬られてから3日後に復活なさることをここでは言っています。
偉人としてのイエスキリストは、よく目にしますが、
十字架につけられて、死んでから復活するイエスキリストの話は
巷には少ないように思います。
そして、これこそ終わりの時代に示されているしるしです。
死んだ人が復活する恵みがあるのが、福音です。
これは、スーパーナチュラル(超自然的)な世界です。

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