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アメリカで戦うニートの就活記メモ。 Paet1

ニートとか言いながら辞めたのも、前職を辞めたのもそんなに前ではないので、そこだけ断っておきます。ニート期間多分2-3週間でした。

アメリカ在住の就活記や、転職記のレベルが高すぎるので、キャリアが少ないとかニートとか、キャリアチェンジしたい!そんな感じの僕と同じレベル感の人の参考になるように書きたいです。

結論から申すと、キャリアチェンジさせ、IT系のフルリモートの会社に決めました。

年収とかはあまり晒したくないですが、大体日本円に変換すると、1100 man yenほど+ボーナスって感じになりますね。誰かの希望になればと思います。

ちなみに今回内定貰った会社はどれも一切のリファレンスなしで突破していきました。

コネなし、学歴なし(日本の大学)、金なしでアメリカ就活をいい感じに立ち回りたい方向けの記事となっています。

コネあり、学歴あり、金ありの方はもっといい立ち回りがあるはずなので、ブラウザバックを推奨します。

未経験領域、苦行を強いられたアメリカでの転職活動

しかし自分自身アメリカではIT系の会社で働いたことがなく、キャリアチェンジの仕方すら全くわかりませんでした。
おおよそ140件ほど、アプライしボコボコにされ、面接まで繋がったのもたった6件ほどでした…

結論、そこから内定を勝ち取れたのも2件だけでしたが、まぁ納得いく内容でしたので、交渉しオファーレターにサインしました。

じゃあ、どういう行動を取っていったのか?少しでも参考になればという感じで書いておきます。

日本でのバックグラウンド
詳しくは書きませんが、Web関係だとWeb関係でインターン、フリーランスでWeb Development系の案件をちょくちょく請け負ってたり、ライターとかしてました。自分でアフィリサイト作ったりしてました。

1. ChatGPTに魂を売る覚悟

まずレジュメを見てもらう、ネイティブスピーカーをレジュメで倒して、面接に繋げたいならChatGPTに魂を売る覚悟を持ちましょう。

これがなかったら僕は完全に面接にすら今も辿り着けていないことでしょう。

  ChatGPTに読み込ませるプロンプトをほぼ覚えてないのですが、最初に簡単に使いたい実績や職歴などを書いて「英語レジュメの職歴欄に使える文にして」とかそんな感じで所々の文章を書き出していきました。

2. 応募するポジションを細かく絞る

Web系とふんわりしていたのですが、結局自分はWebの何がやりたいのか?UI Designなのか?Web Developmentでもどのフレームワーク系なのか?デジタルマーケティング系?SEO系?デジタル広告系?などなど色々あるので、色んなジョブリスティングを見て、どんなのがやりたいのか細かく見ていきましょう。

下手に細かすぎる必要はないですが、フレームワークとかどういう言語とか仕事で使ってるのか?面接でほぼ聞かれるので勉強したり、自分でそのフレームワークでポートフォリオを作ったりすると過程を話せて面接も勝ち抜きやすくなると思います。

3. ポジションを決めたらポジションに沿うようにレジュメを書く

ポジションに沿うスキルや関連している職歴を持ってきましょう。
自分の場合は関連してる職がほぼない状態だったので、自分でプロジェクトを作ったりして、職歴とは別にプロジェクト欄を作りアピールしました。
職歴欄の方ではそのポジションに求められるソフトスキルをなるべく埋め込むようにしました。
プロジェクトで必要なハードスキルをカバーすることで両方レジュメでカバーできます。

Job Scanを使ってキーワード検索などをすると、使いたいキーワードも浮かぶことでしょう。

しかし、僕はうまくJobScanを使いこなせなかったというか、JobScanを使わない方が返信率が高かったので途中から完璧に使わないようにしました。

4. ひたすら応募する

応募する中でも、志望度がかなり高い会社はカバーレターを絶対に書きましょう。
もちろん、カバーレターを書かなくても、面接招待来た会社もあります。

これもChatGPTに頼んで、補正してもらいましょう。

カバーレターについて

自分が完全に書いたものとは少し違いますが、ベースは似ているのでテンプレシェアします。

Dear Hiring Manager,
I am thrilled to apply for the position of Website Developer at [応募会社名]. With over [経歴年数] years of experience as a Web Developer, I have developed a passion for digital marketing and website development. I am confident that my skills and expertise make me an ideal candidate for this position.
In my current role, I have demonstrated the ability to develop innovative user interface experiences, create visually stunning and engaging designs that captivate audiences, and effectively communicate brand messages. I possess advanced skills in [あなたのソフトスキル]. Additionally, I have experience creating designs that meet accessibility standards, ensuring that all users can enjoy and engage with the product.
I am dedicated to achieving customer satisfaction and have contributed to the growth of partner companies. Through highly effective web development strategies, I successfully grew [1番達成した実績] . As an outcomes-oriented and collaborative Website Developer, I approach my work with an "owner" mentality. I am committed to helping [応募会社名] build trust and become a sought-after company in the market.
I am excited about the opportunity to join [応募会社名] and contribute to its mission of delivering engaging experiences and innovative user interfaces that elevate the brand. I believe that my skills and experience can make a valuable contribution to the success of the company. Please find attached my resume and portfolio, which showcase the quality of my work and my dedication to my craft. I am available at your convenience to discuss how my skills and experience can contribute to the success of [応募会社名].
Thank you for considering my application.
Sincerely,
[あなたの名前]


僕が実際に出したカバーレターはこんな感じに近いです。
あくまでWeb Developer職用のベースのカバーレターになりますので、参考程度に。
またWeb Developer職に転職した訳ではないのでそこの領域の質問は答えかねます。
こんな感じのをベースに自分の実績なり、ソフトスキル、ハードスキルいじりたいところあれば、ChatGPTなどにかけていじってやってください。

5. 転職応募リストを作っておこう


アメリカ就活リストの例

これは自分に合うスタイルならなんでもいいと思います。スプレッドシート、Notion、なんてサービスもあります。

時々忘れた頃に連絡をくれる会社があって、応募した会社のことを思い出せないなんてケースもあるので、応募したポジションのディスクリプションと一緒にまとめておくことをおすすめします。

6.  面接対策について

あとは実際に連絡が来たら、面接の戦う準備をしましょう。というかしておきましょう。

自分自身レジュメがなかなか通らなすぎて、途中にヤケクソになっていたので、面接対策とかしてなかったです。

本番の面接で2回も、練習なしで挑んでしまいましたw

面接の流れ

面接の流れは大体こんな感じです。

電話スクリーン(15分程度)→Hiring Managerとオンライン面接→シニアマネージャークラスと課題面接→ディレクタークラスと面接→C suiteクラスとの面接(会社による)

(全てがそうじゃないですが、なんとなくのイメージ)

僕が今回受けてきた企業と言っても面接できたのは6社だけでオファーまで漕ぎ着けたのは2社だけですが、こんな感じでした。

中には、課題面接、課題などもあるところもあるのでそこは覚悟しておきましょう。

全ての会社の面接を通して、よく聞かれる質問中心のリストになります。
(※ 言い回しは実際と異なる質問もあります。)


・Tell me about yourself.(自己紹介お願いしますは必ず言われます)
・What is your strength?
・What is your weakness?
・What do you see yourself doing in 5 years?
・What is your biggest accomplishment in your career?
・What is the biggest mistake that you have done at work?
・What do you like about our product?
・What would you change about our product?
・What is your measurable accomplishment at your previous company? How did you achieve that?
・Why do you want to work at our company?
・Why did you leave previous company?
・What gives you energy at work?
・What takes away energy at work?
・How would you rate your experience with our product?


この様な一般的な質問に加え、Tell me a situation when you xx などの過去の行動を振り返る"Behavior Questions”も多かった印象です。

あとは自分の中でケーススタディを作っておくことをお勧めします。
ケーススタディは自分の作った作品の特定の事象、状況、問題、または主題に焦点を当てて詳細に調査し、分析する方法やアプローチです。

これをやることによって自分自身に自信がつくのと、過程を述べられるのでSTARメソッド形式でも楽々に答えやすいです。

まとめ:行動あるのみ

Run Run Run!!!


ぶっちゃけ、アメリカ就活自体、日本人気質の完璧主義は捨てた方がいいです。
もちろん、質も大事ですが、質を高くするためにそこに時間をかけても、アメリカに住むネイティブ達を相手にしても、それらの候補者を上回ることが難しいためです。

それなら、行動して、面接に慣れて、レジュメのブラッシュアップ速度に慣れて、ガンガン問題点を改善していった方が個人的には早いなって思いました。

もちろん、ある程度の準備は大切ですが、時間も大事なので、アプライしながら、自分のレジュメと面接のクオリティを上げていくに限ります。

では、このへんで!
また、実際のアメリカの面接対策とかについていつか書き残しておきたいです。

サポートしてくれると美味しいジュースが飲めます。 美味しいジュースを飲んで、ライティング術をもっと共有していきたいと思います。